雪印メグミルク バター製造開始100周年記念式典を開催

2025年7月25日(金)札幌にて

その他
2025年8月1日 11:00
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 雪印メグミルク株式会社(本社:東京都新宿区、代表取締役社長:佐藤 雅俊)は、2025年7月25日、バターを初めて製造した製酪所のある札幌市厚別区上野幌(雪印種苗株式会社敷地内)にて、バター製造開始100周年記念式典を開催いたしました。

 1925年(大正14年)5月17日、雪印メグミルクの前身の一つである「有限責任 北海道製酪販売組合」が、農民による農民のための組織として設立されました。
 同年7月25日、のちに雪印乳業の初代社長となる佐藤貢が、上野幌の製酪所で手回しのチャーン(バター製造機)を使い、たったひとりでバターづくりを始めました。

創業の頃使用していた手回しの木製バターチャーン
創業の頃使用していた手回しの木製バターチャーン
商品パッケージ 1926年当時(上)と2025年(下)
商品パッケージ 1926年当時(上)と2025年(下)

 このたび、北海道酪農および当社創業にゆかりの深い方々をお招きし、当社がバターを初めて製造した日から100年となる節目を記念して式典を執り行いました。また、7月25日を「雪印北海道バターの日」とし、一般社団法人日本記念日協会に申請・登録したことも披露しました。
 製酪所の建物は、1981年に「雪印バター誕生の記念館」(経済産業省 近代化産業遺産)として再現・保存されており、創業100周年にあたり補修工事を施し、式典にご参加いただいた皆様に見学いただきました。
 式典では、代表取締役社長の佐藤より、長年のご支援・ご愛顧への感謝の意と、今後の100年も社会の「食」を支え続ける使命を胸に、「食の持続性の実現」という大きな社会課題に真摯に取り組む決意を、改めてお伝えしました。

 これからも雪印メグミルクグループは、私たちの「存在意義・志」である「健土健民」の精神のもと、お客様の健康寿命延伸による「幸せな時間づくり」と、「乳を超えた食文化づくり」に努めてまいります。

来賓および当社役員による記念撮影
来賓および当社役員による記念撮影
「雪印北海道バターの日」登録証と佐藤社長
「雪印北海道バターの日」登録証と佐藤社長

「雪印北海道バターの日」について

雪印メグミルクの前身の一つである「有限責任 北海道製酪販売組合」が、7月25日に初めてバターを製造したことにちなみ、この日を「雪印北海道バターの日」として、一般社団法人 日本記念日協会へ申請し、記念日として登録されました。
「雪印北海道バター」ブランドサイト https://www.meg-snow.com/hokkaido-butter/

「雪印バター誕生の記念館」

1925年(大正14年)5月25日に設立された「有限責任 北海道製酪販売組合」は十分な資金がないなか、初代組合長理事・宇都宮仙太郎の娘婿である出納陽一の製酪所を仮工場として、バターの製造を開始しました。
この仮工場は真新しく、沢の傾斜地を利用した半地下構造となっており、沢の湧水を引いた井戸が原料クリームの貯蔵に好適な環境をもたらしていました。
雪印種苗株式会社本社の敷地内にある仮工場の建物は、1981年に「雪印バター誕生の記念館」として再現され、2008年には経済産業省の近代化産業遺産に登録されました。

お客様からのお問い合わせ先

雪印メグミルク株式会社 お客様センター 0120-301-369(年中無休 9:00~17:00)

【 雪印メグミルク ウェブサイト:https://www.meg-snow.com

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創業の頃使用していた手回しの木製バターチャーン
商品パッケージ 1926年当時(上)と2025年(下)
来賓および当社役員による記念撮影
「雪印北海道バターの日」登録証と佐藤社長