ブレインパッド、「電力業界向けソリューション」を発表

蓄電池管理や発電所保全・保安をデータ活用/AIエージェントで解決、最適運用で利益最大化へ

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2025年7月30日 14:00
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 株式会社ブレインパッド(本社:東京都港区、代表取締役社長 CEO:関口 朋宏、以下:ブレインパッド)は、電力業界が直面している課題を解決する「電力業界向けソリューション」を発表します。

 本ソリューションは、同業界の課題に対応する形にて「1.蓄電池データ活用」「2.発電所運転日誌データ活用」「3.電力業界向けデータドリブン経営支援」の3つのテーマで展開します。なお、これらの課題は、当社が2025年2月~4月にかけて20社以上の電力業界の企業にヒアリングをした結果、多くの企業に共通して見出された課題群のうち、当社の経験・技術を活かして、電力企業の経営に貢献できるテーマを選定しています。

 今後もブレインパッドは、これまでの電力業界への支援をさらに拡大させ、当社がパーパスとして掲げる「データ活用の促進を通じて持続可能な未来をつくる」の実現に向けて貢献していきます。


電力業界向けソリューションURL:https://www.brainpad.co.jp/services/professionals/electricity_solution.html



■ 1.蓄電池データ活用

 蓄電池利用時に直面する課題を、3つのアプローチで解決します。


・課題:蓄電池に対する異常検知遅れ、寿命予測および最適運用の難しさ



・アプローチ:蓄電池の状態可視化、劣化予測、運用最適化



■ 2.発電所運転日誌データ活用

 発電所の保守業務における数々の課題を、AIエージェントの活用で解決します。


・課題:設備の老朽化、ベテラン依存、トラブル対応の煩雑さ



・解決:過去の日誌・点検記録を学習し、AIエージェントがトラブル時の原因推定および対応手順を提案



■ 3.電力業界向けデータドリブン経営支援

 データ起点で経営の意思決定を行い、売上および利益を効率的に生み出す組織への変革を、人材、基盤、オペレーション等から多角的に支援します。


・課題:業務・分析、組織・人材、データ基盤・システム



・解決:目指す姿の策定からPoC実行まで、課題に応じてカスタマイズして支援



■ 電力業界向けソリューションは、「スマートエネルギーWeek(秋)2025」に出展します



 当日は蓄電池データ活用および発電所運転日誌データ活用を中心に紹介します。「データの力でバッテリーを最大効率で使い倒す」「発電所の運転・保守点検業務 部下はAIエージェント」がテーマのミニセミナーも予定しています。


【展示会名】スマートエネルギーWeek  (秋)  2025

【開催期間】2025年9月17日(水)~2025年9月19日(金)

【開催会場】幕張メッセ(千葉県千葉市美浜区中瀬2-1)

【来場登録】来場は無料です。こちら(https://www.wsew.jp/autumn/ja-jp/register.html?code=1437749450255906-Z40)より登録ください。


■ ブレインパッド エンタープライズユニット ソリューションリード (エネルギー領域責任者) 内池もえ コメント

 ブレインパッドは、これまで国内の大手電力会社様を中心に、人材育成やデータ活用の内製化を含む組織変革支援、生成AIを用いたVoC分析(*1)など多様な支援を行ってまいりました。また、電力需給運用の最適化につながる取り組みや蓄電池の劣化予測など、CO2削減のコアとなる取り組みに尽力しております。

 しかしながら、データ・技術を企業と社会の持続的な利益に変換するためのDXデザインの遅れがボトルネックとなり、日本の電力業界におけるDXと2050年のカーボンニュートラルに向けた取り組みが十分に進捗していない現実に直面いたしました。そこで、データ活用によるエネルギー政策の実現を先導する社会的使命感を原動力に、今年の2月から4月にかけて集中的に20社以上の電力事業者へヒアリングを行い、以下の主たる業界課題を明らかにしました。


● DXやデータ活用の必要性は理解されていても、「最初のテーマ設定」が難しく、マネジメント層と現場の間で、データの活用に対する温度差や認識ギャップがある

● 複数サイトの蓄電システムデータが統合的に活用されておらず、収益への貢献が限定的    

● 発電所の運転データも、まだ十分に業務効率化に活かしきれていない

    

 これらの現状をふまえ、ブレインパッドは電力業界の「経営」「現場」「社会的利益」のドライバーとなる3つのソリューションを提供いたします。本ソリューション群は電力を中心にエネルギー産業、ひいては産業全体をデータ活用で下支えすることを企図しております。

 生成AIの急速な進化を背景に、日本国内でも電力需要が右肩上がりで増していくことが予想されます。第7次エネルギー基本計画における想定を大きく上回る電力需要が生じるシナリオも十分に現実的だと危惧しております。ブレインパッドは日本のエネルギー政策をデータ活用で支援し、来たるAI共創時代における持続可能な社会の実現に貢献してまいります。


(*1)  VoC分析とは、顧客の声(Voice  of Customer)を収集・分析し、商品やサービスの改善、マーケティング戦略の最適化などに活用する手法です。

 

 

■ ご参考情報

● 「電力業界向けソリューション」について

https://www.brainpad.co.jp/services/professionals/electricity_solution.html


● 株式会社ブレインパッドについて https://www.brainpad.co.jp/

本社所在地:東京都港区六本木三丁目1番1号 六本木ティーキューブ

上場市場:東京証券取引所 プライム市場(証券コード 3655)

設立:2004年3月

代表者:代表取締役社長 CEO 関口 朋宏

資本金:597百万円(2024年6月30日現在)

従業員数:545名(連結、2024年6月30日現在)

事業内容:データ活用を通じて企業の経営改善を支援するプロフェッショナルサービス、プロダクトサービス

 

*本ニュースリリースに記載されている会社名・商品名は、それぞれ各社の商標または登録商標です。

*本ニュースリリースに掲載されている情報は、発表日現在の情報です。


以上  

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