AIで革新するタイヤ点検:スマートフォン撮影で完結する 非接触型車両管理ソリューションを株式会社AGENCIAが提供開始
― DOT番号・タイヤサイズ情報を自動解析し、整備精度と業務効率を両立 ―
株式会社AGENCIA(本社:愛知県名古屋市東区、代表取締役CEO:ジャン ピエール、以下「AGENCIA」)は、スマートフォンでタイヤを撮影するだけで点検作業が完結する非接触型AIタイヤ診断APIサービスの正式提供を2025年7月24日に開始いたしました。
本サービスは、AIと360度画像解析技術を融合したSaaS型業務支援プラットフォームの一環として開発されており、DOT番号(製造年週)、タイヤメーカー名、サイズ情報などの自動認識に加え、摩耗・溝・劣化状態の数値化診断までをワンストップで実現します。
OCR(文字認識)と画像解析エンジンの高度な組み合わせにより、従来の目視点検や手入力に比べて作業の省力化・精度向上・時間短縮を同時に実現可能です。
また、API形式での提供により、各社の業務システムや車両管理ツールと柔軟かつシームレスな連携が可能。AGENCIAは本ソリューションを通じて、自動車業界全体の整備業務のデジタル化(DX)と生産性向上を力強く支援してまいります。
スマホ1つでタイヤ情報を丸々取得
■タイヤ点検の課題をAIで解決
タイヤ点検は、車両の安全性を担保するうえで極めて重要な工程である一方、専門知識の必要性や作業の属人化、時間的負担といった課題を抱えてきました。
AGENCIAの本サービスでは、スマートフォンで撮影したタイヤ画像をクラウドへ送信するだけで、以下の情報を即時解析します。
●タイヤメーカー名・モデル名の自動認識
●DOT番号(製造年週)の非接触OCR解析
●タイヤサイズ(例:205/65R16)の抽出
●溝深さ・摩耗・劣化状態のAIによる数値診断(※1)
すべての処理は現場設備を必要とせず、スマートフォン1台で完結します。
(※1)開発中の部分があります。
■精度とスピードを両立する技術的ブレイクスルー
本サービスは以下の独自技術によって、従来困難だった精度と処理速度の両立を実現しています。
●AI OCR文字認識
→ DOT番号やモデルコードを非接触かつ高精度に読み取り、即座にデータ化
●業務システムとのAPI連携
→ 在庫管理・保守履歴・交換提案システムなどと連携し、業務全体を自動化・最適化
■主な機能と導入効果
<主な機能>
●DOT番号等の非接触自動認識機能
●摩耗・溝・劣化状態のAI自動診断
●APIによる業務システムとの柔軟な連携
<導入によるメリット>
●点検作業の大幅な省力化と時間短縮
●人為的ミスの削減による信頼性の向上
●顧客満足度(CS)とリピート率の向上
●自動交換提案による売上・クロスセル機会の創出
誰でも、どこでも、簡単に
■想定される導入業種
本サービスは、以下のような事業者におけるタイヤ点検業務のDX化と省力化に最適です。
●自動車ディーラーおよび整備工場
●中古車販売業者
●タイヤ専門店・チェーン
●フリート車両を保有する法人(物流、タクシー、リース、カーシェア事業者 など)
■今後の展望
AGENCIAでは、DOT番号やサイズ情報の自動認識にとどまらず、摩耗・溝の深さ・劣化状態の定量化と記録管理の標準化をさらに進化させ、サービスの機能拡張を継続してまいります。
将来的にはホイールやボディ、ランプなど他部位の状態もAIで総合的に判断できるようにし、360度非接触による次世代車両管理プラットフォームとしての完成を目指しています。
■会社概要
会社名 :株式会社AGENCIA(アジェンシア)
所在地 :愛知県名古屋市東区
代表者 :代表取締役CEO ジャン ピエール
事業内容:AIと360度画像解析を融合させたSaaS型業務支援サービスの開発・提供
■主なサービスラインナップ
●【中古車向け】360°Car(R) https://www.360.car/
●【不動産向け】360°Homes(R) https://www.360.homes/ja/
●【バイク流通向け】360°Bike(R) https://www.360.bike/
■株主構成
●TOPPANホールディングス株式会社
●合同会社HR Tech Fund(株式会社リクルートホールディングス100%出資)