山脇立嗣による脚本 2022年第29回OMS戯曲賞 大賞作品が「舞台手話通訳付き」にて開催決定
チーム・クレセント主催、『わたしのこえがきこえますか』が2025年9月4日(木)~9月8日(月)にシアターグリーン BASE THEATER(東京都豊島区南池袋2-20-4)にて上演されます。 チケットはカンフェティ(運営:ロングランプランニング株式会社、東京都新宿区、代表取締役:榑松 大剛)にて2025年7月15日10時より発売開始です。


公式ホームページ
https://www.teamcrescent.com
1948年~1996年まで続いた「旧優生保護法」では、精神障害や知的障害などを理由に本人の同意がなくても強制的に不妊手術を行うことを認めていました。 当時は親の障害や疾患がそのまま子どもに遺伝すると考えられていたこともあり、その目的は、「不良な子孫の出生を防止すること」と定められていました。
奇しくも、昨年7月、政府はこの旧優生保護法をめぐる裁判の原告らと面会し謝罪をしました。そして 今も審理が続いている全ての裁判で、賠償を求める権利がなくなる「除斥期間」適用の主張を撤回し、和解による速やかな解決を目指す方針を表明しました。
「わたしのこえがきこえますか」は、まだ手話が「手真似」だと揶揄された時代のとある家族の愛の物語です。たくさんの人に観て頂くことでろう者の歴史に触れて頂く機会を作りたいと思っています。さらに、11月、東京で開催される「デフリンピック」に向けて、共生社会実現のための一助となれば幸いです。
あらすじ
緊急事態宣言に向けて動きだした2020年3月、
老夫婦は世の中の騒動を横目に亡き娘の13回忌の準備で慌ただしい。
ふと、母親の記憶が1966年のある日に遡る。
それは、耳の聞こえない我が娘和美が身ごもったと聞かされた日である。
和美の気持ちを両親に伝えたのは同じ手話研究会に通う看護婦の清原だった。
父親の強い反対を押し切り、和美は必死に「産みたい」と訴えるがー
まだ手話が「手真似」と揶揄された時代の感動的な家族の絆のおはなし。
公演概要
チーム・クレセント第7回公演 第37回池袋演劇祭参加作品
『わたしのこえがきこえますか』
公演期間:2025年9月4日(木)~9月8日(月)
会場:シアターグリーン BASE THEATER(東京都豊島区南池袋2-20-4)
出演者
【Aチーム】



【Bチーム】




スタッフ
脚本:山脇立嗣
演出:千田恵子(劇団青年座)
照明・音響:松田充博
楽曲提供:余田崇徳
舞台監督:高橋康孝
美術:高橋佑太朗
小道具:杜江良
手話監修:佐山信二
舞台手話通訳:荻谷恵
情報保障マネージメント:(株)CSLI
方言指導:谷藤太(劇団enji)
宣伝美術:おかめ家ゆうこ
映像収録・配信:齋藤耕路((株)ユニコーン)
舞台写真:小杉朋子
制作協力:J-Stage Navi 平田愛奈
制作:片山美穂
企画・製作:チーム・クレセント
プロデューサー:片山美穂
公演スケジュール
9月4日(木)19:30(A)
9月5日(金)12:30(B)、16:00(A)、19:30(B)
9月6日(土)12:30(A)、16:00(B)、19:30(A)
9月7日(日)12:30(B)★、16:00(A)★、19:30(B)
9月8日(月)12:30(A)●、16:00(B)●
★舞台手話通訳あり
●ライブ配信あり
※開場は各開演の30分前
※上演時間1時間45分 休憩なし(予定)
チケット料金
一般:5,000円
高校生以下:3,500円
A&Bセット券 一般:9,000円/高校生以下:6,000円
障害者割引:各券種500円引き(要予約、障害者手帳またはミライロID提示のこと)
※字幕によるタブレット貸出あり(1ステージ2台限定・要予約)
※希望者には台本付与あり(8/21までに要予約)
※車椅子での入場可(要予約)
※未就学児童入場不可
■協力:アイティ企画/劇団あしたの会/劇団青年座/劇団民藝/Pカンパニー
■後援:豊島区
■助成:
公益財団法人東京都歴史文化財団 アーツカウンシル東京【東京ライブ・ステージ応援助成】


■主催:一般社団法人チーム・クレセント

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