第1回広報・IR部門向けAI活用勉強会を開催  ~調査結果発表から実践デモ、 情報交換会まで充実したプログラムを実施~

イベント
2025年7月8日 11:00
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株式会社日経BPコンサルティング(東京都港区、代表取締役社長:寺山 正一)は、7月11日(金)に「第1回広報・IR部門向けAI活用勉強会」を開催いたします。本勉強会では、当社が実施した「広報・IR部門向け生成AI活用状況調査」の結果発表とともに、企業コミュニケーションにおける生成AI活用の具体的手法をご紹介いたします。調査では、68.6%の企業が定型業務から戦略・創造業務へのリソースシフトを予測するなど、AI活用による業務変革の実態が明らかになりました。



■開催背景

生成AI技術の急速な普及により、企業の広報・IR部門においてもAI活用への関心が高まっています。当社の「AI企業コミュニケーション タスクフォース」では、2025年1月より広報・IR部門における生成AI活用状況の調査・分析と実証実験を実施してまいりました。

今回の勉強会は、調査にご協力いただいた企業の皆様への結果報告と、これまでの検証で得られた実践的なノウハウを共有することを目的として開催いたします。



■勉強会概要

日時 :2025年7月11日(金)16:00~18:30(15:30受付開始)

会場 :SPOT表参道青山骨董通り入口GRANDE

    (東京都港区北青山3-12-7 カプリース青山3階)

対象 :企業の広報・IR部門ご担当者様

参加費:無料



■プログラム内容

16:00-16:05 開会挨拶

16:05-16:40 基調講演

       「AIと経済学から見る企業コミュニケーションの未来」

       講師:慶應義塾大学 商学部 教授 山本 勲氏

16:40-16:50 調査結果ハイライト報告

       広報・IR部門における生成AI活用状況調査の結果を発表

16:50-17:05 生成AI活用検証:プレスリリース作成実演

       実際のプレスリリース作成プロセスを通じた

       AI活用手法をデモンストレーション

17:05-17:25 最新AIツール動向・活用検証紹介

       半年間の検証から見えてきたAI技術動向と業務への応用可能性

17:25-17:30 クロージング・ネットワーキングのご案内

17:30-18:30 情報交換会(任意参加)



■基調講演者プロフィール

山本 勲(やまもと いさむ)氏

慶應義塾大学 商学部 教授、経済学博士(Ph.D.)

専門は労働経済学、応用ミクロ経済学、計量経済学。AIやデジタル技術が労働市場や社会に与える影響、働き方・ウェルビーイングに関する実証研究を多数手がける。著書に『人工知能と経済』など。慶應義塾大学パネルデータ設計・解析センター長も務め、政策提言や社会的課題の解決にも積極的に取り組んでいる。



■調査結果から見えた現状と課題

今回の調査(2025年3月14日~4月29日実施、有効回答数102人)では、広報・IR部門における生成AI活用の実態が浮き彫りになりました。


活用状況:

ChatGPTが利用率67.0%でトップを占める一方、個人単位での活用が47.1%と最も多く、組織的な導入はまだ限定的です。主要な活用用途は「記事の収集・要約・分析」(40.9%)と「プレスリリースの自動生成・多言語化」(38.6%)となっています。


今後の展望:

注目すべきは、68.6%の企業が「定型業務から戦略・創造業務へのリソースシフト」を予測していることです。また、今後の活用意向が高い領域として「広報効果測定・分析レポートの作成」(40.2%)、「SNSコンテンツの自動生成・最適化」(32.4%)が挙げられています。


課題と懸念:

一方で、「著作権侵害への懸念」「機密情報の取り扱い」「経営層の理解」「ステークホルダーとの関係性への影響」などが主要な課題として明らかになりました。



■2025-2026年の業界展望

調査結果を踏まえた今後の展望として、以下の変化が予測されます:


技術進化:

マルチモーダルAIの本格普及により、決算説明会映像からの投資家反応分析や企業イベントの自動議事録作成などが可能に。


組織変化:

AI活用度による企業間格差が拡大し、「AIコミュニケーション・ストラテジスト」「IR・データアナリスト」といった新職種の需要が増加すると見られます。


業務変革:

単なる「業務効率化」から「質・パフォーマンスの向上」へと進化し、情報開示の質・量・頻度においてリアルタイム化が標準化されると予想されます。



■勉強会参加で得られる5つの価値

1. 最新研究からの知見:

AI研究の第一人者・山本教授から学ぶ企業コミュニケーション変革の方向性


2. 独占調査データの入手:

68.6%の企業が予測する「定型業務から戦略・創造業務へのリソースシフト」など、同業他社のAI活用状況が分かる調査結果


3. 実践的スキル習得:

複数のAIモデルを活用した検証に基づく、プレスリリース作成の効率化手法を実演で習得


4. 技術動向の理解:

半年間の調査・検証から見えてきたAI技術動向


5. ネットワーキング機会:

同じ課題を持つ他社担当者との貴重な情報交換機会



【AI企業コミュニケーション タスクフォースについて】

生成AI技術の戦略的活用を推進する組織横断プロジェクト。広報・IR部門における生成AI活用の調査・分析と、実証実験を通じたビジネス活用の検証を行い、企業コミュニケーションの高度化と新規事業機会の創出を目指している。2025年1月より調査・実証の2チーム体制で活動を展開。



【参加について】

本勉強会は、「広報・IR部門向け生成AI活用状況調査」にご協力いただいた企業様を対象とした招待制のクローズド勉強会として開催いたします。



【継続的な学習機会の提供】

当社では、AI活用の継続的な発展を支援するため、定期的な勉強会開催を予定しています。第2回勉強会は2025年11月7日(金)16:00-18:30に開催予定で、「AIエージェント時代の企業コミュニケーション戦略」をテーマに、より実践的な内容にステップアップいたします。


第2回では、AIエージェント活用による業務革新の実践報告、先進企業事例の発表、専門家によるパネルディスカッションを実施し、第1回の「AI活用入門」から「AIエージェント実装」への発展を図ります。第1回参加企業の進捗共有も行い、継続的な学習と改善を促進してまいります。



【調査概要】

調査名 : 広報・IR部門向け生成AI活用状況調査

調査期間: 2025年3月14日~4月29日

調査対象: 企業・団体の広報・IR業務従事者 2,278人(有効回答数102人)

調査目的: 企業・団体の広報・IR部門における生成AIの活用実態と課題の把握

調査手法: オンラインアンケート方式による定量調査

URL   : https://consult.nikkeibp.co.jp/ccl/atcl/20250417_1/



■会社概要

会社名    : 株式会社 日経ビーピーコンサルティング

設立年月日  : 2002年3月1日

本社所在地  : 〒105-8308 東京都港区虎ノ門4-3-12

札幌分室所在地: 〒060-0042

         北海道札幌市中央区大通西10-4-133 南大通ビル新館8F

代表者    : 寺山 正一

資本金    : 9,000万円

株主     : 日経BP100%出資

従業員数   : 132名(2025年4月現在)

URL      : https://consult.nikkeibp.co.jp/

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