マクニカ、PSC開発者である宮坂特任教授が最高技術顧問を務める 「ペロブスカイト太陽電池社会実装推進協議会」に創設メンバーとして参画

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2025年6月24日 10:00
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株式会社マクニカ(本社:神奈川県横浜市、代表取締役社長:原 一将、以下マクニカ)は、次世代の太陽電池として注目されているペロブスカイト太陽電池(以下PSC)の社会実装加速を目的に発足、PSC開発者である宮坂特任教授が最高技術顧問を務める「ペロブスカイト太陽電池社会実装推進協議会」に創設メンバーとして参画したことを本日発表いたします。

近年、気候変動対策やカーボンニュートラルの推進といった世界規模の課題により、再生可能エネルギーの導入拡大が急務となっています。そのようななか、「高効率」、「低コスト」、「軽量」などの特長をもつPSCは、新たなエネルギーインフラの構築に貢献できる可能性を秘めており、大きな期待が寄せられています。

しかしながら、PSCの社会実装には「技術開発の推進」、「施工・保守手法の確立」、「法制度への適応」、「回収・リサイクル構造の整備」など、多くの課題があります。これらを解決し、PSCの早期実用化を実現するためには、産官学の連携をより一層強化し、社会全体での取り組みを推進することが必要不可欠です。

このような背景のもと、PSCを世界に先駆けて開発した桐蔭横浜大学 特任教授 宮坂 力氏による発案、マクニカをはじめとした役員企業が中心となり、2025年3月28日に「ペロブスカイト太陽電池社会実装推進協議会」を設立しました。
マクニカは、本協議会に加盟している多様な市場・業界に関わる企業とともに、協議会内での情報共有や意見交換を通じ、様々な市場にPSCを社会実装し普及するため、実証プロジェクトの実施検討や、普及啓発に向けた活動を行ってまいります。

【協議会の概要】
■目的
持続可能なエネルギー社会の実現を目指し、革新的な発電技術であるPSCの研究開発、製造、実証を通して PSCの普及促進を行うことを目的とします。

■活動内容
・PSC技術開発の促進に向けた検討
・PSCの施工&保守手法の検討
・PSC実証プロジェクトの実施検討
・製品開発の促進に向けた検討
・PSCの社会実装を通した新しいエネルギー市場の開拓検討
・PSCの回収・リサイクルなどの適正処理体制の構築に関する検討
・PSCに関する知識や情報の共有
・PSCの普及啓発活動

■役員企業
ペクセル・テクノロジーズ株式会社
株式会社マクニカ
株式会社麗光
スマートシティ企画株式会社

※詳細はこちらをご覧ください:https://perovskite-solarcouncil.jp/

ペロブスカイト太陽電池社会実装推進協議会 第一回全体会合の集合写真
ペロブスカイト太陽電池社会実装推進協議会 第一回全体会合の集合写真

※本文中に記載の社名及び製品名は、株式会社マクニカ及び各社の商標または登録商標です。
※ニュースリリースに掲載されている情報(製品価格、仕様等を含む)は、発表日現在の情報です。その後予告なしに変更されることがありますので、あらかじめご了承ください。

株式会社マクニカについて

マクニカは、半導体、サイバーセキュリティをコアとして、最新のテクノロジーをトータルに取り扱う、サービス・ソリューションカンパニーです。世界28か国/地域90拠点で事業を展開、50年以上の歴史の中で培った技術力とグローバルネットワークを活かし、AIやIoT、自動運転など最先端技術の発掘・提案・実装を手掛けています。
マクニカについて:www.macnica.co.jp

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