昭和を彩る近代産業遺産 「明延鉱山(あけのべこうざん)」 歴史と繁栄を学ぶ講座を開催 7月7日(月)阪急たびコト塾(大阪)

イベント
2025年6月20日 14:45
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株式会社阪急交通社(大阪市北区梅田 代表取締役 酒井淳)は、昭和の時代に日本一の錫鉱山として賑わった兵庫県養父市「明延鉱山」の歴史と繁栄を学ぶ講座を7月7日(月)に阪急グランドビル30階で開催します。


阪急たびコト塾では、地域の貴重な文化や歴史、旅にまつわる学びの講座を数多く開催していますが、今回の講座は、日本遺産のストーリー「播但貫く、銀の馬車道 鉱山の道」で構成文化財として認定されている明延鉱山に焦点を当て、地域の区長を務めガイドとしても活躍されている小林史朗氏を講師に招請しました。


今回のテーマである明延鉱山は、809年に開坑され、奈良の東大寺の大仏鋳造に銅を献上したという伝承が残る歴史ある鉱山です。昭和40年代には「日本一の錫の鉱山」として繁栄しましたが、1987年(昭和62年)に閉山され、その後2017年(平成29年)に、鉱山遺跡では初めて日本遺産の構成文化財に認定されました。


明延鉱山には、現在もむき出しになった岩肌や削岩機などが残されていますが、地域の共同浴場の外観や、空き家となった商店、社宅などからも当時の暮らしを窺い知ることができます。講座では、豊臣・徳川など時代の権力者がどのように鉱山を支配したかという歴史的背景のほか、かつて全国の95パーセントの錫を生産した鉱山町としての明延の繁栄についても学びます。


9月6日(土)には、第二回目の講座「明延鉱山と一円電車」を予定しており、採掘機器や坑道が今も残る「明延鉱山探検坑道」や1円で人を運んだ当時の交通手段について詳しく説明します。

さらに、秋には実際に明延鉱山を訪ねるツアーの実施を予定しており、専門ガイドの説明を聞きながら、鉱山跡や古き良き時代の町並みを感じていただきます。阪急たびコト塾では、昭和を彩る近代産業遺産に触れる貴重な機会を提供することで、皆様に明延鉱山の魅力を知っていただくとともに、地域の活性化にもお役に立ちたいと考えております。


阪急交通社はこれからも旅を通じて、人生を豊かにする学びや体験を提供してまいります。


◆講師

養父市明延区 区長 明延鉱山ガイド

小林史朗氏

明延鉱山は、歴史探訪の入り口です。

今の暮らしを支える金属はどこで生まれ誰が届けてくれたのでしょう。鉱物学的に地球の起源への入り口であり、日本史、世界史への金属(金銀銅、錫)の関わりを探る入口でもあります。明延鉱山は、政治・文化・科学など様々な歴史の一歩が踏み出されたところです。山奥の廃鉱山が確かに栄え、近代の一ページを刻んだ証が、今もゆっくり走り続ける一円電車です。

皆さまとお会いできることを楽しみにしています。


◆講座(セミナー第一回目)概要

・開催日時:2025年7月7日(月)11時~12時30分

・場所:

阪急交通社 グランドビルトラベルセンター

(阪急グランドビル30F/大阪市北区角田町8-7)

・登壇者:小林史朗講師

・募集人数:80名

・参加費:無料


◆お申込みはこちら

【来場講座】

日本の近代化を支えた「明延鉱山と一円電車」 日本一の錫鉱山「明延鉱山」の歴史と繁栄

https://www.hankyu-travel.com/tour/detail_d_setsu.php?p_course_no=2471664

【オンライン講座】

日本の近代化を支えた「明延鉱山と一円電車」 日本一の錫鉱山「明延鉱山」の歴史と繁栄

https://www.hankyu-travel.com/tour/detail_d_setsu.php?p_course_no=2474570&p_baitai=10948&xmid=10948&utm_source=email&utm_medium=email&utm_content=non_rtg&utm_campaign=zenkoku_10948



株式会社阪急交通社 https://www.hankyu-travel.com/


リリース https://www.hankyu-hanshin.co.jp/release/docs/13b897e7137fe1ad80a4a4b02d58ab4a5b7ecf04.pdf


発行元:阪急阪神ホールディングス

    大阪市北区芝田1-16-1

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