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「淀屋橋ステーションワン」オープンに合わせ 淀屋橋駅コンコースの大規模リニューアルを実施しました

〇東海道新幹線再生アルミを関西地区で初めて天井材に使用 〇地下接続広場による歩行環境の改善、ビルエレベーターによる利便性向上を実現

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2025年5月30日 14:00
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京阪電気鉄道株式会社(本社:大阪府枚方市、社長:平川良浩 以下、「京阪電車」)は、淀屋橋駅コンコースを大規模リニューアルし、隣接地で開発が進む「淀屋橋ステーションワン」との地下接続部分を6月1日より利用開始いたします。
今回のリニューアルでは、コンコース階の美装化を実施し、天井材の一部にはJR東海グループの東海道新幹線の車両から再生されたアルミを使用しています。また、「淀屋橋ステーションワン」の開業に伴いビルの地下部分が接続することから、お客さまの動線を見直し、駅利用時の歩行環境を改善いたしました。6月23日には、予定されている「淀屋橋ステーションワン」商業ゾーンの一部開業により地下接続広場でビルと直結することに伴い、ビル内のエレベーターや階段を使用した「京阪13号出入口」が利用開始され、さらに利便性が高まります。

ラッチ内コンコース
ラッチ内コンコース

1.淀屋橋駅コンコース美装化

淀屋橋駅東地区都市再生事業に合わせ、淀屋橋駅コンコースの美装化を行いました。歴史の継承、未来に繋げるといった想いを込めて「クラシックとスタイリッシュの相反する性質の同居」をコンセプトにデザインを一新しています。また、東海道新幹線再生アルミを関西地区で初めて建材として導入し、天井の一部に使用しました。東海道新幹線再生アルミは、製造時のCO2排出量を通常のアルミ製造時と比較して97%削減でき、環境負荷低減の効果を生み出しています。東海道新幹線は京阪電車淀屋橋駅が開業した翌年の1964年に開通しており、共に長い鉄道の歴史を歩んできました。新幹線車両としてその役割を終えた後、都市部の地下駅天井材へと生まれ変わった建材の使用により、デザインコンセプトを体現するほか、当社グループが推し進めるBIOSTYLEの実現を目指しています。

地下接続広場とラッチ外コンコース
地下接続広場とラッチ外コンコース
南側ラッチ外コンコース
南側ラッチ外コンコース
東海道新幹線   ※写真=JR東海提供
東海道新幹線 ※写真=JR東海提供
ラッチ内コンコース天井部分
ラッチ内コンコース天井部分

2.歩行環境の改善

これまでの淀屋橋駅におけるOsaka Metroとの乗り換え動線で一部が混雑する課題を解消するため、今回のリニューアル工事を機に動線変更を行いました。また、6月1日(日)より「淀屋橋ステーションワン」地下接続広場のオープンに伴い、さらなる歩行環境の改善を実現します。

(リニューアル工事前)
(リニューアル工事前)
(24/8/11時点)
(24/8/11時点)
(25/6/1時点)
(25/6/1時点)

3.京阪13号出入口オープン

「淀屋橋ステーションワン」商業ゾーン第1弾オープンに合わせ、6月23日(月)より「京阪13号出入口」を使用開始します。「京阪13号出入口」はビル内の階段やエレベーターを利用し地下接続広場と地上を結ぶ出入口で、始発から終電まで利用可能です。
これによりバリアフリー動線としても歩行環境の改善が実現します。

(地下1階)
(地下1階)
(1階)
(1階)

すべての画像

ラッチ内コンコース
地下接続広場とラッチ外コンコース
南側ラッチ外コンコース
東海道新幹線   ※写真=JR東海提供
ラッチ内コンコース天井部分
(リニューアル工事前)
(24/8/11時点)
(25/6/1時点)
(地下1階)
(1階)