ソフトウェアベースで“ライブ感”を損なわず 放送品質の映像伝送に対応 海外のスポーツ大会で実績多数の チェコ・Comprimato社製品を取り扱い開始
株式会社フォトロン(本社:東京都千代田区、代表取締役社長:瀧水 隆)はこのたび、Comprimato Systems s.r.o.(本社:チェコ共和国 ブルノ、CEO:Jiri Matela、以下 Comprimato社)製品の取り扱いを開始します。
Comprimato社ロゴ
Live Transcoder
Twenty-One Encoder
■取り扱いの経緯
当社では、映像・音声・補助データなどの各エッセンスをネットワーク上で分離・同期して伝送が可能な標準規格「SMPTE ST2110」や、「NDI」「SRT」などのIP伝送技術を活用した各種ソリューションの取り扱い強化を進めています。これは近年、ネットワークを活用した番組制作が浸透しつつある中で、アプリケーションごとに採用されるフォーマット・コーデックが異なるケースが多く、それらの相互変換に対応可能なソリューションへのニーズが高まっているためです。
そこで、確かな技術力を有し、北米をはじめとした海外市場や顧客や国際的なスポーツ大会において数多くの実績を持つComprimato社と販売代理店契約を締結しました。同社は、中継映像の品質を維持したまま、放送に限らず、配信など多様な用途に応じた信号変換処理をソフトウェアベースで実現するテクノロジーを持った開発ベンダーです。
■提供できる価値と製品特長
Comprimato社製品は、クラウド運用を想定したサブスクリプション型とオンプレ運用を想定した買い切り型に対応していて、お客様のニーズや運用規模に応じた柔軟な提案が可能です。
さらに、映像伝送規格「SMPTE ST2110」への変換にも対応、例えば、中継現場からインターネット経由で制作拠点へ伝送されてきた「SRT」などのストリーム映像を、プロフェッショナルな制作現場で求められる高品質な映像に変換することができます。
また、多数の国際的な大規模スポーツ大会や日常のコンテンツ制作における豊富な運用実績が証明する通り、フォーマット変換処理による伝送遅延も極めて小さく、“ライブ感”を損なわないのが特徴です。
当社は、クラウドプロダクションやハイブリッドプロダクションの普及が進むなか、Comprimato社のソリューションを通じて、効率的かつ高品質な番組制作環境の構築を支援してまいります。
Comprimato社製品Webページ: https://www.photron.co.jp/service/videosolution/products/comprimato/
【株式会社フォトロンについて】
本社 :〒101-0051
東京都千代田区神田神保町1-105 神保町三井ビルディング21階
代表者 :代表取締役社長 瀧水 隆
創業 :1968年7月10日
資本金 :1億円
事業内容:民生用および産業用電子応用システム
(ハイスピードカメラ・画像処理システム、CAD関連ソフトウェア、
放送用映像機器、その他)の開発、製造、販売、輸出入
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