RAG型生成AIサービス【OfficeBot】が 画像認識に対応
資料中の図やグラフなどのオブジェクトを参照した自動応答が可能に
テクミラホールディングスの子会社であるネオス株式会社(本社:東京都千代田区、代表取締役 社長執行役員:池田 昌史、以下 ネオス)はこの度、AIチャットボットサービス【OfficeBot】において、生成AIによる画像認識を活用した「オブジェクト読取機能」を実装しました。従来のテキスト情報に加えて、図やグラフ、写真、イラストなどの抽象的なオブジェクトも認識して言語化することが可能となり、より多様な利用シーンに対応いたします。本機能は12月上旬より順次提供を開始してまいります。
図表やグラフも正確に解析!さらに高度なチャットボット活用を実現
【OfficeBot】では、生成AIを用いたRAG※技術を取り入れることにより、PDFやOfficeファイルなどのさまざまな形式の資料から情報を読み取り、ユーザーの質問に正確かつ網羅的に回答する高性能なチャットボットとして多くの組織に導入されてきました。一方で、従来の技術では図・グラフ・イラスト・写真といったテキスト以外のオブジェクトを正しく読み取ることが難しく、RAGの品質やユーザビリティの面で大きな課題となっていました。
今回のアップデートでは、画像認識に対応したマルチモーダル型の生成AIを駆使することにより、資料に含まれるオブジェクトが示す内容や意味を正しく理解/言語化し、ユーザーに情報として提示する機能を開発いたしました。これにより、画像やグラフなどが多用されたパンフレット、マニュアル、企画書、レポートなどの資料も、チャットボットにより有効活用することが可能となります。
また、チャットボットにおける画像認識は複雑な処理を必要とするため大きな計算コストを要しますが、アップデート後も利用価格は据え置きとすることで、より多くのお客様が【OfficeBot】の利便性を体験し、DXの機会創出に繋げていきたいと考えております。
今後も【OfficeBot】では最新技術を取り入れたサービスを展開し、生成AI活用による業務効率化やナレッジ共有などの課題解決を支援してまいります。
※RAG (Retrieval Augmented Generation): 生成AIに外部ソースなど独自の情報源を付与することで回答精度を向上させる仕組み
【OfficeBot】について
【OfficeBot】は2016年の提供開始以来、自然言語処理技術を活用したAIアシスタントサービスとして業界・業種問わず、企業や自治体を中心に幅広く導入されています。ChatGPTをはじめとする生成AIの利用拡大に伴い、日本国内でいち早くRAGに対応し、最先端AIサービスを統合、豊富な導入実績とベストプラクティスを活用した検索アルゴリズムと対話プロンプト技術による高品質なRAGをリーズナブルに提供しています。
現在は最新言語モデル「GPT-4o」に対応のほか、多言語への対応や、AI OCR機能の実装など、様々なユースケースにも対応できる実践的な機能を拡充しております。組織における生成AI活用をはじめとしたDX、問合せ業務効率化やナレッジ共有による属人化の解消などの課題解決を支援します。
【OfficeBot】サービスサイトはこちら : https://officebot.jp/ |
AIソリューション【AIdea Suite】のご紹介
ネオスでは、チャットボット事業を通じて培ってきたAIの知見や技術を活かし、各社専用のセキュアなAIチャット環境をスピーディーに構築・提供することが可能なフレームワーク【Aidea Suite】を提供しています。組織内における安心・安全なGPT利用に加え、固有の業務やサービスニーズにフィットさせたAIソリューションへのカスタマイズにも対応しています。企画検討段階からご要望に応じた活用提案を行うことでビジネスにおけるGPTモデルの活用を幅広く支援するとともに、最新言語モデル「GPT-4o」対応により最先端のAI導入を手軽に実現いたします。
【AIdea Suite】サービスサイトはこちら : |
<テクミラホールディングスについて>
【商 号】テクミラホールディングス株式会社
【本 社】東京都千代田区神田須田町1-23-1 住友不動産神田ビル2号館
【上場市場】東京証券取引所 スタンダード市場 (証券コード:3627)
【代表者】池田 昌史
【U R L】https://www.tecmira.com
【グループ事業内容】
◆ライフデザイン事業
知育・教育、健康、FinTech、キャラクター等におけるデジタルテクノロジーを活用したサービスとソリューションを提供
◆AI&クラウド事業
AIチャットボットやクラウドアドレス帳サービスなどのSaaSやAWS等を活用したTechソリューションを提供
◆IoT&デバイス事業
通信デバイスの開発・製造や関連したプラットフォーム・アプリの開発を通じて、モノとインターネットを融合した価値を提供
<ネオスについて>
【商 号】ネオス株式会社
【本 社】東京都千代田区神田須田町1-23-1 住友不動産神田ビル2号館
【U R L】https://www.neoscorp.jp
【代表者】池田 昌史
【事業内容】情報通信サービスおよびソフトウェア、コンテンツ開発
※記載されている社名、製品名、ブランド名、サービス名は、すべて各社の商標または登録商標です。
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