~乾燥肌対策、病院でのヒット成分は尿素じゃない?~ 病院処方...

~乾燥肌対策、病院でのヒット成分は尿素じゃない?~  病院処方薬の比率は「尿素 1:ヘパリン類似物質 9」という結果に! 市販薬と処方薬で異なる乾燥肌対策のスタンダード

「低刺激・浸透」or「表面で作用」、症状に合わせての使い分け治療が有効

冬肌なやみ相談室「冬MUHI」スペシャルサイト( http://www.ikedamohando.co.jp/fuyumuhi/ )を開設した、株式会社池田模範堂(本社:富山県中新川郡上市町、代表取締役社長:池田 嘉津弘、以下 池田模範堂)では、繰り返す乾燥肌への根本的なケアが求められるいま、市販薬と処方薬の違いを踏まえ、効果的な乾燥肌ケアのトレンドを分析いたしました。

ターンオーバーの異常
ターンオーバーの異常

【秋冬の天敵「乾燥肌」、気になるところは「足」や「手」】
トレンド総研の調査(※1)によると、「肌の乾燥」を気にする日本人女性は9割に上り、保湿ケアを行っているにも関わらず、毎年秋冬になると乾燥に悩まされているのが現状のようです。また、乾燥を感じる体の部位として4割以上が「足」や「手」を挙げているとする調査結果もあり(※2)、顔に比べ皮脂の分泌が少ないボディの乾燥を気にかける方も増えてきています。

◆一年中 乾燥肌の危機にさらされる日本
特に2013年の記録的酷暑が記憶に新しい「日本の夏」は、一日中冷房の風を浴び続けることになり、また空気が乾燥する季節「秋冬」も暖房を利用しています。さらにストレスや睡眠不足、生活習慣の変化など日本では一年を通じ肌の乾燥危機にさらされています。
この「乾燥」に対し、クリームやローションを塗ることで一時的に肌へ潤いを保たせるだけでは、乾燥肌を根本的に治すことができず、繰り返してしまう人は少なくありません。

それは、肌の乾燥とは単に肌の水分が失なわれているというだけではなく「肌表面の細胞がスカスカになる」ことであるためです。このような状態に陥ると、肌水分の保持や刺激物質の侵入を防ぐ肌バリアが壊れてしまっている、“乾燥肌の悪循環”を引き起こしてしまいます。


【乾燥肌の悪循環を止めることが、根本対策に】
◆乾燥肌の悪循環とは?
皮膚は表皮と真皮、皮下組織の三層構造になっています。表皮の一番下にある基底層で新しい細胞がつくられ、有棘層・顆粒層・角層へと順番に上がってきて、最後に垢となって剥がれ落ちます。これを「ターンオーバー」と言います。
乾燥によって肌バリアが壊れると、外界からの慢性的な刺激を受け、バリア機能を修復するため新しい細胞をつくるよう基底層にシグナルが送られます。それにより基底層での細胞の増殖スピードが通常よりも速くなり、細胞が不完全なままつくられてしまいます。
ターンオーバーの異常 イメージ図: http://www.atpress.ne.jp/releases/40548/1_1.png

このように異常なスピードでつくられた細胞は十分に成熟することができないまま未熟な角層を形成し、バリア機能を発揮できません。さらに細胞を速くつくるシグナルが基底層へと送られ続けるため、いつまでたっても十分に成熟した細胞がつくられず、乾燥状態が続く悪循環に陥ります。
皮膚科学の専門家は、この悪循環を断ち切るには「角層の奥にもしっかり効く治療を行い、正常な機能を持つ細胞を育てることで肌バリア機能を取り戻すことが必要です」と提唱しています。
では、そのためにはどのような治療を行えばよいのでしょうか。「手軽に手に入る市販薬と、医療機関で処方される薬」の成分比較に乾燥肌の改善ヒントが隠されています。


【市販薬と処方薬で異なる、乾燥肌対策の“スタンダード”】
皮膚の乾燥に対して処方される成分は、主に「尿素」「ワセリン」「ヘパリン類似物質」の3つです。それぞれ肌に対する効果が異なるため、特性を理解せずに使用すると、きちんと治らず乾燥肌を繰り返すことがあります。

◆市販薬のスタンダード「尿素」
消費者が自分で選ぶ乾燥肌用の市販薬では、尿素を主成分とする商品が数多く存在しており、その効果は「保湿作用・乾燥した古い角層を溶かして取り除くピーリング効果」であると言われています。
角層が厚くなった部分に使うのは効果的ですが、角層を壊すことでターンオーバーを促進してしまうため、“乾燥肌の悪循環”に陥っている肌には不向きな場合もあります。

◆処方薬のスタンダード「ヘパリン類似物質」
皮膚科で圧倒的に処方されている塗り薬に含まれる成分は、「ヘパリン類似物質」です。尿素の処方推計実患者数は約250万人であるのに対し、ヘパリン類似物質の処方推計実患者数は約1,000万人。また、2012年の乾皮症・皮脂欠乏症湿疹における処方調査では、「ヘパリン類似物質」を処方される患者の比率は9割を超えています。
尿素とヘパリン類似物質の疾患別処方比率: http://www.atpress.ne.jp/releases/40548/2_2.png

尿素やワセリンが肌の表面で作用するのに対し、「ヘパリン類似物質」は肌の奥まで浸透し、肌が本来もつバリア機能を修復します。また、刺激が少なく全身どこにでも使うこともできるため、いわば乾燥肌を根本から治す治療薬として赤ちゃんから高齢者までの幅広い年代の方向けに医療機関でも積極的に活用されています。

しかし、乾燥肌に悩まされる方にとって、定期的に病院に通い薬を処方してもらうというのは簡単なことではありません。株式会社メディネット『外来患者「待ち時間」の意識調査』(※3)によると、病院に対する不満は「診察待ち時間」や「会計待ち時間」「診察・予約時間への配慮」など“時間”に関することに集中しており、忙しいビジネスマンにとっては病院に通うことが負担になっているのが実情で、どうしても市販薬に頼ってしまうのが現状のようです。


【乾燥肌に「冬MUHI」商品のご紹介】
池田模範堂では、冬のお肌の「アレ・ワレ・かゆみ」に効く、乾燥肌トラブル治療薬を提供しています。手軽に買える市販薬でありながら「ヘパリン類似物質」を配合した乾燥肌の修復治療薬『リペアクト』をはじめ、ひび・あかぎれ治療薬「ヒビケア」など、「保湿+修復」コンセプトで作られている4商品をラインナップしています。

◆リペアクト(R) 第2類医薬品 乾皮症・角化症に
内容量 35g  : 希望小売価格 1,260円(本体価格1,200円)
ブランドサイト: http://repairact.jp/

◆ヒビケア(R) 第3類医薬品 ひび・あかぎれに
内容量 15g:希望小売価格 1,470円(本体価格 1,400円)
    35g:2,205円(本体価格 2,100円)


詳しくは、冬肌なやみ相談室「冬MUHI」スペシャルサイトをご覧ください。
http://www.ikedamohando.co.jp/fuyumuhi/
商品画像: http://www.atpress.ne.jp/releases/40548/3_3.png


【参考】
(※1)トレンド総研 「肌の乾燥に関する調査」
http://www.trendsoken.com/market/m20131010.pdf
(※2)株式会社コンピューター・プランニング・リサーチ 「乾燥対策に関する調査」
http://www.cpr.co.jp/report/docs/031.pdf
(※3)株式会社メディネット 外来患者「待ち時間」の意識調査
http://www.mdnt.co.jp/insight/mr/wait-time.php


【会社概要】
商号  : 株式会社池田模範堂
代表者 : 代表取締役社長 池田 嘉津弘
所在地 : 〒930-0394 富山県中新川郡上市町神田16番地
設立  : 1948年
事業内容: 医薬品の製造販売
資本金 : 9,516万円
URL   : http://www.ikedamohando.co.jp/


【商品に関するお問い合わせ】
株式会社池田模範堂 お客様相談窓口
電話:076-472-0911
   月~金(祝日除く)9:00~17:00

カテゴリ:
調査・報告
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美容

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