働く女性の約5割が職場の歓送迎会に「参加したくない」。上司に払ってほしい金額は8000円以上が約半数/『女の転職type』が働く女性にアンケート【第104回】

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    2025年4月16日 10:00
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    株式会社キャリアデザインセンター(本社:東京都港区 代表取締役社長兼会長:多田 弘實)が運営する、女性の転職に特化した転職サイト『女の転職type』は働く女性554名を対象に「歓送迎会について」についてアンケートを実施しました。
    正社員で長く働きたい女性のための転職サイト『女の転職type』は、女性のリアルな仕事観を調査する【データで知る「女性と仕事」】を定期的に行い、女性の働く環境の実態を公開しています。
    ▼詳しくはこちらからご覧ください。
    https://woman-type.jp/academia/discover-career/data/vol-104/

    調査結果抜粋

    ★約5割が職場の歓送迎会に参加したくない
    ★参加したくない理由は「飲み会が苦手」が1位
    ★許容できる自己負担金額は3000円未満が約6割
    ★上司に払って欲しい金額は8000円以上が約5割
    ★自分の歓送迎会も「やってほしくない」が半数
    ★もらって嬉しい送別の品1位は「ギフト券」

    【Q.1 職場の歓送迎会、参加したい?】

    ※離職中の人は直近の職場で回答
    ※離職中の人は直近の職場で回答

    女の転職type会員に職場の歓送迎会への参加意向を尋ねたところ、最も多かった回答は「あまり参加したくない」で、42.6%を占めました。
    「ぜひ参加したい」(9.9%)、「できれば参加したい」(28.3%)を合わせた「参加したい」派は38.2%であったのに対し、「あまり参加したくない」(42.6%)、「絶対参加したくない」(9.0%)を合わせた「参加したくない」派は51.6%となり、「参加したくない」派が上回りました。

    【Q.2 参加したいと思う理由は?】

    ※Q.1で「ぜひ参加したい」「できれば参加したい」を選んだ人のみ  ※複数回答あり
    ※Q.1で「ぜひ参加したい」「できれば参加したい」を選んだ人のみ  ※複数回答あり

    職場の歓送迎会に参加したい理由で最も多かったのは、「親睦を深めたい」で77.8%でした。次いで「美味しい料理やお酒を楽しみたい」(47.2%)、「楽しい雰囲気やイベントが好き」(45.3%)と続き、参加したい人は、場そのものを楽しいと感じている人が多いようです。
    また、歓送迎会は送別や歓迎の気持ちを表すためのものであることから、「礼儀として参加したい」と答えた人も42.5%いました。

    【Q.3 参加したくないと思う理由は?】

    ※Q.1で「あまり参加したくない」「絶対参加したくない」を選んだ人のみ  ※複数回答あり
    ※Q.1で「あまり参加したくない」「絶対参加したくない」を選んだ人のみ  ※複数回答あり

    職場の歓送迎会に参加したくない理由で最も多かったのは「飲み会が苦手」で49.7%、次いで「面倒だから」「お金がかかるから」がそれぞれ47.9%という結果になりました。
    Q.2で「美味しい料理やお酒を楽しみたい」「楽しい雰囲気やイベントが好き」が上位だったことと比較すると、お酒や飲み会の場を楽しめるかどうかが、歓送迎会への参加意欲に影響を与えているのではと推察されます。
    その他のコメントには、「強制的な会であるため、上辺だけの付き合い感が出ていて不快だから」「直近の職場では行きたくないと感じたが、他の職場では喜んで行っていた」などがあり、職場との関係性によって参加意欲が異なる様子もうかがえます。

    【Q.4 職場の歓送迎会、あなた個人が負担してもいい金額はどのくらい?】

    ※離職中の人は直近の職場で回答
    ※離職中の人は直近の職場で回答

    歓送迎会で負担する許容金額について尋ねたところ、最も多かった回答は「1000〜3000円未満」で、42.8%でした。また全体の96.3%の人が5000円未満の選択肢を選んでおり、5000円以上は厳しいと捉えている状況が伺えます。また、「0〜1000円未満」という少額を回答した人も19.0%おり、会社や上司の負担を期待している人が一定数いるのと考えられます。

    【Q.5 職場の歓送迎会、上司に期待する負担金額はどのくらい?】

    ※離職中の人は直近の職場で回答
    ※離職中の人は直近の職場で回答

    上司に期待する負担金額について聞いたところ、最も多かったのは「8000〜1万円未満」で20.8%で、1万円以上を含めると48.9%に上ります。
    また、5000円未満の選択肢を選んだ人は38.1%にとどまりました。Q.4で個人負担の許容金額は5000円未満という人が96.3%だったことをふまえると、上司には多めに負担してほしいと考える人が多いようです。

    【Q.6 自分の歓送迎会、やってほしい?】

    自分自身の歓送迎会をやってほしいか尋ねたところ、最も多かった回答は「あまりやってほしくない」で39.0%でした。
    「ぜひやってほしい」と「できればやってほしい」を合わせた「やってほしい」派は24.7%、「あまりやってほしくない」「絶対やってほしくない」を合わせた「やってほしくない」派は54.3%となり、「やってほしくない」派が大きく上回る結果となりました。
    Q.1で歓送迎会に参加したくない人が約半数いたことをふまえると、「自分がやりたくないことを他の人に求めたくない」と考える人が多いのかもしれません。

    【Q.7 自分が送別をされる場合、贈られて嬉しいものは何?】

    ※複数回答あり
    ※複数回答あり

    自分が送別をされる際に贈られて嬉しいものとして、最も多かったのは「ギフト券」で64.4%でした。自分の好みを反映できる「ギフト券」は最も合理的なのかもしれません。
    次いで「花」「食べ物・飲み物」「日用雑貨」と続きました。記念品のような形に残るものよりも、消耗品や普段使いができるものの人気が高いようです。また、「何もいらない」という人も17.3%いました。
    その他のコメントとしては、「現金」「なんでも気持ちがこもっていれば嬉しい」などがありました。

    ▼詳しくはこちらからご覧ください。
    https://woman-type.jp/academia/discover-career/data/vol-104/

    ※調査データ(グラフ)は、小数点第2位以下は四捨五入しているため、合計しても100にならない場合があります。
    ※本調査は「女性」と性自認している方を対象に調査を行っております。

    今回は職場の歓送迎会について調査しました。「参加したい」と答えた人は38.2%であったのに対し、「参加したくない」と答えた人は51.6%で、「参加したくない」派が過半数を占める結果となりました。

    以前、「職場の忘年会について」調査した際には59.6%の人が「参加したくない」と回答しており、職場のイベントや飲み会への参加に対して消極的な傾向は変わらないものの、歓送迎会の方が参加意欲がやや高いことがわかります。

    歓送迎会には送別や歓迎という明確な目的があるため、忘年会よりは参加の意義を感じやすい人が多いのかもしれません。実際に、参加理由として「礼儀として参加したい」と答えた人が42.5%にのぼっていることからも、そのことが見て取れます。

    また、許容できる自己負担金額は5000円未満が約9割、上司に出して欲しい金額は8000円以上が約5割という金額差も興味深い結果でした。
    過去に行った「上司を評価してみました」の調査では、62%の女性が上司を「不合格」と判定。「ストレス感じてる?」の調査でも、ストレスを感じる相手は上司61.0%と圧倒的に多い結果になっていることから、上司という立場の厳しさ、期待の高さを伺わせます。

    お金も時間もかかる歓送迎会。従来の形にこだわらず、金銭的、時間的負担を減らす方法を模索するのも一案です。例えば、ランチ会やオンライン飲み会、レクリエーションイベントなどが代わりの選択肢として考えられるでしょう。より多くの人が参加しやすい形で、感謝や歓迎の気持ちを伝えられる場にできると良いですね。

    調査内容:第104回「歓送迎会について」 / データで知る「女性と仕事」

    ・調査期間:2025年3月7日~3月23日
    ・有効回答数:554名
    ・調査対象:女の転職type会員
    ・調査方法: Web上でのアンケート

    データで知る「女性と仕事」一覧

    働く女性を取り巻く環境や課題について定期的にアンケートを実施しており、さまざまな調査結果をご覧になれます。
    https://woman-type.jp/academia/discover-career/data/

    『女の転職type』とは

    正社員で長く働きたい女性のための転職サイトです。未経験から正社員になれる求人、プライベートも充実できる残業が少ない求人、仕事と育児を両立できる求人など、女性に人気の求人を多数掲載。充実したマッチング機能で、自分に合った仕事を見つけることも簡単です。
    https://woman-type.jp/

    株式会社キャリアデザインセンター 会社概要

    代表者 :代表取締役社長兼会長 多田 弘實
    本社所在地:〒107-0052 東京都港区赤坂 3-21-20 赤坂ロングビーチビル
    資本金 :5億5866万円
    設立 :1993年7月8日
    従業員数 :835名(2024年9月30日現在)
    事業内容 :
    ・キャリア転職の専門情報サイト『type』『女の転職type』等の運営
    ・転職フェアの開催
    ・人材紹介事業(厚生労働大臣許可 13-ユ-040429)
    ・質の高い就職活動を情報誌、イベント、情報サイト、人材紹介で支援する『type就活』サービス
    ・IT業界に特化した人材派遣サービス『type IT派遣』(厚生労働大臣許可 派13-315344)
    ・Webマガジン『エンジニアtype』『Woman type』『20’s type』の企画・編集・運営
    など、企業の採用活動をサポートする総合的なソリューションサービスを提供

    ■ 本件に関するお問い合わせ ■
    『女の転職type』事務局
    担当者名:柳・神武
    URL: https://epfb.f.msgs.jp/webapp/form/21350_epfb_80/index.do

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