サイオ 次世代アプリケーションプラットフォーム「IdbA R2.0」ベータ版公開

    企業動向
    2006年2月14日 09:30

    報道関係者各位
    News Release                       平成18年2月14日
                                 株式会社サイオ
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    サイオ、次世代アプリケーションプラットフォーム「IdbA R2.0」ベータ版公開
      ~SOA市場の隆盛を睨み、クライアント型SOAの開発環境を大幅に強化~ 
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    株式会社サイオ(本社:東京都港区 代表取締役社長 安田知弘 以下、サイオ)
    は、コンポーネントの組み換えによりクライアント型SOAを実現し、サイオが
    提唱する「Rimless Computing」を実装する次世代アプリケーションプラット
    フォーム『IdbA』の新バージョンとなる『IdbA R2.0』のベータ版を公開
    しましたので、お知らせします。

    初のメジャーバージョンアップとなる『IdbA R2.0』では、今後本格化する
    SOA市場の隆盛を睨み、ライトウェイトなSOA環境である「クライアント型SOA」
    の開発環境を大幅に強化いたしました。同時に、企業内だけではなく一般
    コンシューマーへもサービス展開できるよう、最新バージョンのJava実行環境
    JRE 5.0にも対応いたしました。製品概要につきましては、下記をご覧ください。

    株式会社サイオ 取締役営業・マーケティング担当副社長の吉政忠志は
    「当社が強い実績を持つEコマース、官公庁、金融機関市場を中心に営業を
    展開し、本バージョンでの配布クライアント3万ユーザーを実現する計画です。
    さらに、クライアント型SOAの機能強化を施したIdbA R2.0により、一般法人の
    4~5年前に導入されたクライアント・サーバー型のシステムのリプレイス需要
    にも対応させたいと考えています。」と語っています。

                     記                 

    ■『IdbA R2.0』新機能の概要
    1.リッチクライアント開発を容易にするGUI開発環境との連携
    2.SOAP対応、スクリーンスクレーピング強化等、
     外部サービスとの接続容易性を向上
    3.設計~コーディング~配布までをシームレスに繋ぐモデリングツールの提供
    4.最新Java実行環境、統合開発環境への対応

    ■新機能の詳細
    1.リッチクライアント開発を容易にするGUI開発環境との連携
    Eclipse (Visual Editor)など汎用的なJava(Swing)GUI開発環境と連携する
    ことにより、IdbAオートコンポーネントの画面をGUI開発環境で作成可能に
    なります。これにより、リッチクライアント開発で必須となる画面開発の
    生産性を大幅に向上させることができます。

    2.スクリーンスクレーピング、SOAP対応等、外部サービスとの接続容易性を
    向上
    HTTPを解析してWebアプリケーションとの連携を可能にするスクリーン
    スクレーピングの利便性、精度を、将来的な標準化を見据えた形で一層強化
    いたしました。
    また、GUIでSOAPクライアントのスタブコードを自動生成する機能を追加し、
    外部Webサービスとの短時間かつ柔軟な接続を可能にしました。

    3.設計~コーディング~配布までをシームレスに繋ぐモデリングツールの提供
    オートコンポーネントの依存関連図を作成するためのモデリングツールを
    Eclipse Pluginとして提供いたします。これにより、クライアント型SOAベース
    の開発において、開発チーム間での円滑な設計情報の共有を図れることは
    もちろん、ツールで作成した図に応じて、オートコンポーネント設定ファイル、
    Javaソースコード、ビルドスクリプトファイル(Ant)、Java Web Start設定
    ファイル(JNLP)を自動生成します。この機能により、開発生産性が大幅に
    向上いたします。

    4.最新Java実行環境、統合開発環境への対応
    最新のJava実行環境であるJRE5.0に対応いたしました。これにより、企業内
    システムだけではなく、環境を統一化できない一般コンシューマーへの
    サービスの展開も可能となります。また、統合開発環境Eclipseの最新
    バージョンEclipse 3.1に対応いたしましたので、開発者は最新の開発環境の
    利用により、さらに生産性を向上させることができます。

    ■『IdbA R2.0』製品概要
    製品名称:IdbA R2.0
    販売価格:100クライアントライセンス200万円(外税)~
    販売店:ソフトバンクBB社およびサイオリンクスパートナー

    スケジュール
    ・注文受付予定日:3月20日
    ・出荷予定日:3月27日
    ベータ評価版ダウンロードサイト http://www.scio.co.jp/
    ※本日よりベータ評価版がダウンロードできます。

    ■関連情報
    ◇「RimlessComputing」について
    コンポーネントを動的に結合する仕組み(IdbA)が実現する真のEUC
    (エンドユーザーコンピューティング)環境です。 Rimless Computingに
    よって、利用者は技術者の手を借りずに、その都度、その都度必要な機能と
    情報を選出して自由に使用することができるようになります。

    ◇クライアント型SOAについて
    クライアント型SOAとは、クライアント側のみでサービスの統合及び組み換え
    を実現したライトウェイトな新しいSOAの実装形式です。
    SOAとはService Oriented Architecture(サービス指向アーキテクチャー)の
    略です。既設のシステムを活かし、個々のシステム及び内部の機能を
    「サービス」という部品として捉え、複数のサービスを利用者のニーズに
    合わせて柔軟に提供できるシステムを構築するためのアーキテクチャーです。

    ◇「IdbA」について
    IdbAはクライアント及びサーバーアプリケーションを厳密且つ容易な
    コンポーネント化(カプセレーション)をすることにより、C/Sシステムの
    表現力・操作性と、Web系システムの運用容易性、そしてRimlessComputingなら
    ではの情報と機能を融合した柔軟性を実現します。

    ◇「サイオ」について
    株式会社サイオは、『Rimless(リムレス)コンピューティング』をベース
    コンセプトにおいたソリューション開発を専門とするソフトウェア会社です。
    最近ではJavaアプリケーション開発・実行環境『IdbA』及び、『IdbA』を
    ベースにした
    1)EDIゲートウェイサーバ
    2)クライアント型アカウント・アグリケーション
    3)Webサービス集約サービス 等にて、大企業ユーザーを中心に着実な業績を
    あげてきました。『IdbA』は今後のアプリケーション開発・実行環境において、
    TCOを削減するツールとして脚光を集めています。

    ■所在地 :東京都港区芝3-24-3 サントラビル4F
    ■代表者 :安田知弘
    ■設立  :1993年11月10日
    ■資本金 :1億4010万円
    ■事業内容:コンピュータ関連機器およびソフトウェアの開発、販売、
          輸出入ならびにコンサルティング、コンピュータ関連書籍の出版

    *Copyright 1993-2006 SCIO CO., LTD. *「IdbA」はサイオの登録商標です。

                                     以上

    <報道関係からの本件に関するお問い合わせ先>
    株式会社サイオ ライセンシング事業担当 柏 貴光
    TEL  :03-5443-4501
    FAX  :03-5443-4550
    E-mail: press@scio.co.jp
    URL  : http://www.scio.co.jp/