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    NTTコミュニケーションズ株式会社、学校法人江副学園 新宿日本語学校

    カードとジェスチャーで視覚的に分かりやすく学べる クラウド型日本語教育サービス 「Visual Learning .Japanese」の提供開始について

    ~オンラインとオフラインの「ブレンド型授業」の導入を推進~

     NTTコミュニケーションズ株式会社(本社:東京都千代田区、代表取締役社長:有馬 彰、以下:NTT Com)は、学校法人江副学園 新宿日本語学校(東京都新宿区、校長:江副 隆秀、以下:SNG)と協力し、日本語を学ぶ外国人向けに、クラウド型日本語教育サービス「Visual Learning .Japanese(ビジュアル ラーニング ジャパニーズ、略称:VLJ)」を、2013年10月29日より提供します。  「Visual Learning .Japanese」は、カードとジェスチャーで視覚的かつ体系的に日本語文法を“見える化”することを目指し、SNGの江副 隆秀校長が研究を重ねてきた優位性のある日本語教育メソッドを活用したサービスです(別紙1)。SNGのメソッドに基づき、NTT Comがクラウド型eラーニング教材として開発しました(別紙2)。  またSNGは、同じく10月29日より、本サービスによるオンライン学習と、対面授業によるオフライン学習を組み合わせた「ブレンド型授業」(別紙3)を開始します。両社は今後も協力して、国内外の教育機関に本サービスとブレンド型授業の導入を推進していきます。 <参考資料> 別紙1: http://www.atpress.ne.jp/releases/40111/1_5.pdf 別紙2: http://www.atpress.ne.jp/releases/40111/2_6.pdf 別紙3: http://www.atpress.ne.jp/releases/40111/3_7.pdf 1.背景  近年、日本企業は東南アジアをはじめとして積極的に海外へ進出し続けています。日本企業の海外現地法人で働く外国人の従業員数は、昨年度末で523万人(前年度比4.7%増)となり、過去最大となりました*1。また、グローバル人材を確保するため、日本国内で働く外国人の採用を拡大する企業も増加しています。一方で、世界の日本語教育現場では、教材の不足や、学習する施設の不足、また効果的な教授法が普及していないといった問題が顕在化しています*2。  この問題を解決するべく、優位性のある日本語教育メソッドを持つSNGと、国内外シームレスなICTサービスを展開するNTT Comとが協力して、新たなクラウド型日本語教育サービスを開発・提供します。 2.「Visual Learning .Japanese」を用いた学習のメリット (1) スマートフォンやパソコンで学習できるリッチなeラーニング教材  「Visual Learning .Japanese」は、カードとジェスチャーを使って教えるSNGのメソッドを採用したeラーニング教材です。SNGのメソッドでは、品詞ごとに定めたカードの形や、その並び順によって文法を理解できます。また、活用や敬語表現ごとに定めた教師のジェスチャーによって、動作とともに文法を覚えることができます。このような、紙の教材での学習が難しいカードの並び替えやジェスチャーに加え、単語の発音矯正などを、スマートフォンアプリによるインタラクティブな学習や、SNGの江副 隆秀校長が解説する動画コンテンツ(英語字幕付き)によって学ぶことができます。 <単語帳アプリの画面イメージ> http://www.atpress.ne.jp/releases/40111/1_1.jpg (2) オンライン学習とオフライン学習の良さを組み合わせた「ブレンド型」授業  「Visual Learning .Japanese」は、オンライン学習による「文法の理解・定着」と、対面授業のロールプレーによる「実践」を組み合わせることにより、きわめて効果的な自立学習を実現する「ブレンド型授業」ができるように設計されています。  文法や語彙はスマートフォンやパソコンで手軽に効率良く、高度な応用は講師と向き合ってじっくり取り組むという「ブレンド型授業」ならではの合理的な学習サイクルを実現できます。 (3) クラウドならではの効率的な学習スタイル  学習状況がクラウド上に記録されるため、例えば自宅のパソコンで学習した内容の続きを、外出先でスマートフォンから学習できるなど、学習者のTPOに合わせて効率的に学ぶことができます。  さらに、クラウド上に記録された全ての生徒の学習状況や進捗を教師が確認することもできるため、効率的な授業運営を実現します。  また、最新の学習コンテンツをタイムリーに生徒に届けることができるようになります。 3.サービス開始時の学習コンテンツ概要 <コース:VLJ 初級*3> コンテンツ:基本知識習得クラウドサービス 概要   :96レッスンの文法などの解説と会話を収録した       ビデオクリップと到達度確認クイズをマルチデバイスで       予復習できるクラウドサービス 開始時期 :2013年10月29日 コンテンツ:単語帳アプリ*4 概要   :約1,400語を収録し、動詞の活用、敬語、発音などを網羅的に       学習できるスマートフォン・タブレットアプリ 開始時期 :2013年10月29日 コンテンツ:文法アプリ*4 概要   :約800問の文法クイズを収録し、スマートフォン・       タブレットならではのタッチやドラッグ操作で楽しく       繰り返し学習できるアプリ 開始時期 :2014年1月予定  中級コース、ビジネスコースのラインアップは、順次拡大予定です。 4.今後の展開  本年度は、SNGをはじめとして、関連の日本語学校にブレンド型授業の導入を推進します。2014年度からは中級レベル、ビジネスレベルへとラインアップを拡大しつつ、台湾・香港など海外においてもブレンド型授業の教育サービスを展開していきます。  また、海外でビジネスを展開する日系企業向けのブレンド型授業プランや日本語教師養成コースの提供なども実施していく予定です。 *1:経済産業省『第42回 海外事業活動基本調査』(2012年7月調査)より *2:国際協力基金『海外の日本語教育の現状』(2011年3月)より *3:初級  :日本語文法基礎(自分のことが話せるレベル)    中級  :応用、実践(社会的テーマに対応できるレベル)    ビジネス:企業内外国籍社員向け(ビジネスマナー等) *4:iPhoneやiPadなどiOS端末、およびAndroid端末に対応 <関連リンク> 学校法人江副学園 新宿日本語学校 ホームページ http://www.sng.ac.jp/japanese/
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