生誕100周年記念、孤高の写真家 小島一郎の写真集を roshin booksから8月に出版 青森県立美術館では個展を開催

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    2024年7月4日 13:00

    今年、生誕100周年を迎える小島一郎(青森県出身1924 - 1964)の写真集を、roshin books(東京都中野区)が2024年8月に出版します。また、青森県立美術館では2024年7月6日(土)~9月29日(日)に、2回目の小島一郎の回顧展が開催されます。


    Solitude Standing カバー画像


    戦争から復員後、カメラを手にした小島一郎はわずか10年という活動期間の間で、津軽を中心とした北の大地を卓越した視線と構図で表現しました。数々の賞を受賞したものの、新しく活動の場所として選んだ東京では、思うような成果を上げることができなく、意を決して向かった北海道の撮影旅行での無理が体を傷めつけ、39歳という若さで亡くなりました。


    roshin booksでは、小島の作品を孤高という側面から新たに編みました。また、東京の生活で擦り切れた心で撮影したであろう、カメラ雑誌に掲載された最後の作品「東京の夕日」を別冊として制作しました。


    近年の「小島一郎 hysteric eleven(ヒステリックグラマー刊 2004)」、「小島一郎写真集成(インスクリプト刊 2009)」を知る人にも新しい小島を、まだ小島を知らない人には鮮烈で衝撃的な写真集になります。


    ■書籍概要

    書名  : Solitude Standing

    著者  : 小島一郎

    ページ数: 80ページ

    価格  : 5,995円(税込)

    出版社 : roshin books

    サイズ : 270mm×225mm×18mm

    ISBN  : 978-4-909742-05-6

    発売日 : 2024年8月

    URL   : https://roshinbooks.com/solitudestanding.html


    ブックデザイン :加藤勝也

    付属ブックレット:「東京の夕日」

             テキスト:高橋しげみ(青森県立美術館)


    また、青森県立美術館では「AOMORI GOKAN アートフェス 2024 後期コレクション展 生誕100年・没後60年 小島一郎 リターンズ Kojima Ichiro Returns」として、2回目の小島一郎の回顧展が開催されます。



    【開催概要】

    会期  :2024年7月6日(土)~9月29日(日)

    休館日 :毎月第2・第4月曜(この日が祝日の場合はその翌日)

    開館時間:9:30 - 17:00 (入館は16:30まで)

         ★7月27日(土)、8月10日(土)、9月21日(土)は

          ナイトミュージアムにつき20:00まで開館(入館は19:30まで)

    会場  :青森県立美術館 地下1階展示室

    観覧料 :一般900(700)円、高大生500(400)円、小中学生100(80)円

         ※( )は20名以上の団体料金および9月1日までの

          AOMORI GOKAN アートフェス 2024 公式ガイドブック特典

          「スタンプラリー&パスポート」提示割引料金

         ※心身に障がいのある方と付添者1名は無料

    主催  :青森県立美術館

    協力  :小島弘子、青森市教育委員会、

         宮本常一記念館(周防大島文化交流センター)、みずのわ出版、

         青森県立郷土館


    【roshin booksについて】

    roshin booksはアート写真集専門の出版レーベル。これまで渡部雄吉「張り込み日記」、深瀬昌久「Afterword」、野口里佳「record of creation」などの作品を出版。

    URL: https://roshinbooks.com/

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