【防災】【減災】新入生対象の防災教育 「防災特別講演会」を実...

【防災】【減災】新入生対象の防災教育 「防災特別講演会」を実施 4/6(土)11:30~12:20 校舎にて実施

 麗澤中学・高等学校(千葉県柏市/校長:櫻井 讓)の高校1年生と中学1年生の新入生は、4月6日に避難訓練の一環で、千葉商科大学政策情報学部専任講師の戸川和成(とがわ かずなり)氏を招き、防災特別講演会を実施します。講演会後は、学校全体で避難訓練を実施いたします。

 今年の元日、能登半島で大地震が起こるなど、地震大国の日本では毎年のように大きな地震の被害に遭っています。いざという時に人々は、まちの中でどれだけ自分の身体を守りつつ、生活している隣の人を助けることができるのでしょうか。日本が災害大国と呼ばれて久しいですが、そのための防災計画はきちんと整備されているにもかかわらず、それを十分に理解している人々は少ないというのが現状です。また、いざという時の行動を啓発するために自治体レベルで整備が進んでいるハザード・マップに関しても同様です。「備えあれば憂いなし」という諺は減災準備を言い得て妙ではありますが、むしろ日本人は備えはきちんとするものの、それを本当に実行に移せるのかというと、それは定かではないことも事実です。こうした中で、誰が人々の暮らしを支え、自分の身体を守り抜くことができるのでしょうか。本講演会は、その問題意識に基づいて、人々を紡ぐ「ソーシャル・キャピタル」の視点からリアルな防災対策に必要な所作を考えることを目的に、実施されます。とりわけ、アクティブ・ラーニングの手法を活かし、参加する生徒にとって本講演会が防災を“ジブンゴト”に捉える機会になると期待しています。

 今回の避難訓練のコーディネーターで生徒指導チームの小宅崚太(おやけ りょうた)教諭は、「今回の防災特別講演会を通じて、『自助・共助・公助』について学び、防災・減災への意識を整えてほしいと願っています。また、実際の災害時に安全に避難できるようになるとともに、それに対する備えを促進させ、家族や地域に還元をしてほしいと思います。」とコメントしています。

 防災教育や地域と協働した避難訓練等の学習・体験を経て教職員や生徒の防災意識は高まっていきます。そこで得た専門知を活かして平時から、いざという有事の際に慌てずに落ち着いて行動できるように準備をしておくことは、非常に重要です。本校では、今回の防災特別講演会をはじめ、今後も必要な防災・減災教育を提供できるように環境を整えてまいります。

 今回の防災特別講演会の概要は下記をご確認ください。

【防災特別講演会】

日時:2024年4月6日(土)11時30分〜12時20分
内容:防災・減災の準備、防災意識の変革について
対象:中学1年生 合計164名、高校1年生 合計265名
場所:麗澤中学・高等学校 校舎
講師:戸川和成氏(千葉商科大学政策情報学部専任講師)
方法:高校生は対面形式、中学生はオンライン形式
備考:本講演会終了後、全校避難訓練※を実施予定(12:30~予定)
   ※雨天の場合は中止し、避難経路の確認を行う。

【麗澤中学・高等学校について】

 麗澤中学・高等学校は昭和10年、 創立者の廣池千九郎(法学博士)が「道徳科学専攻塾」を現在のキャンパス(千葉県柏市光ヶ丘)に開塾したことから始まります。2015年には中高一貫コースの「叡智コース」を新設。グローバル社会の中で、冷静かつ客観的に物事の本質を見抜き、複雑な諸問題を解決していく総合的な人間力である「叡智」を携えた真のリーダーを育成するため、開校以来、蓄積してきた研究成果と実績を活かし、さらに麗澤らしい教育活動を展開していきます。
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