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3Dプリンター住宅メーカーのセレンディクスが、 ウクライナ復興住宅の建設を3Dプリンター技術で支援

セレンディクス株式会社(本社:兵庫県西宮市、代表取締役CEO:小間裕康)は、2月19日に東京で開催された「日・ウクライナ経済復興推進会議」における成果として、ウクライナで活動する現地の建設会社と、復興支援に関する「戦後復興3Dプリンター住宅」技術協力の覚書を交わしましたのでお知らせします。


日・ウクライナ経済復興推進会議の様子


〈写真:中央左から ウクライナ・シュミハリ首相 日本・岸田総理 右端 当社COO飯田國大〉


当社は現地建設会社と協力し、建築用3Dプリンターで復興住宅の建設を目指します。建築に必要なデジタルデータは当社が設計し無償で提供します。ウクライナでは、そのデータを用いて、協力企業がコンクリートで住宅の部材を出力し、施工してまいります。また防爆試験も行い安全性についての検証も予定しています。

6月から始動し、まずは2024年内のプロトタイプの建設を目指し、相互に協力しながらプロジェクトを進めてまいります。


当社はウクライナの復興を支援するとともに、本プロジェクトを通して得られる様々な技術やノウハウを、被災地における復興住宅や、新たな住宅モデルの開発に活かしていきたい考えです。



【セレンディクスCOO 飯田國大のコメント】

当社は2022年10月に世界で初めて1つのデジタルデータ(serendix10)を使って世界5か国で同時出力を行う実証実験を実施しました。その知見を活かし、早期に3Dプリンター住宅のデジタルデータを戦後復興のための住宅支援として役立てたいと考えてきました。ウクライナでは集合住宅や一軒家が破壊されるなどして200万世帯が影響を受けていると聞きます。戦後復興住宅支援の新しい道筋・希望を創ることに邁進したいと思います。



【セレンディクスについて】

セレンディクスは日本初の3Dプリンター住宅メーカーです。「世界最先端の家で人類を豊かにする」を理念に、ファーストミッションとして「住宅ローンに縛られることなく、高性能かつ安全・安価な家を誰もが手に入れられる社会の実現」を目指しています。

2022年3月に日本初の3Dプリンター住宅「serendix10」を23時間で完成以降、2023年には販売第1号として長野県佐久市に施工、納入いたしました。また、日本初の二人世帯向け3Dプリンター住宅 serendix50を愛知県小牧市に竣工させ、一般販売を進めています。


■会社概要

会社名 : セレンディクス株式会社

代表者 : 代表取締役CEO 小間 裕康

所在地 : 兵庫県西宮市甲陽園目神山町1番1号

創業  : 2018年8月

事業内容: 3Dプリンター住宅の開発、販売

URL   : https://serendix.com

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