東北大学流体科学研究所、PBS Professionalを採用

報道関係者各位
プレスリリ-ス                      2005年12月9日
                   アルテアエンジニアリング株式会社

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     “東北大学流体科学研究所、次世代融合研究システムに
    アルテアエンジニアリングのワークロード管理ソリューション
          「PBS Professional(TM)」を採用”
     ~1,296CPUの大規模計算環境で流体科学における
         高速・高精度な数値シミュレーションを実現~
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先進のワークロード管理ソリューションを提供しているアルテアエンジニア
リング株式会社(本社: 東京都豊島区東池袋、代表取締役社長:綾目正朋、
以下アルテア)は本日、東北大学流体科学研究所(所長:井小萩利明教授)が
アルテアのワークロード管理ソリューションPBS Professionalを同研究所の
次世代融合研究システムに採用したことを発表しました。

東北大学流体科学研究所は平成17年11月現在、4大部門(16研究分野)、1附属
施設(8研究分野)の組織体制で国際的な流体科学における研究を行なっており、
環境・エネルギー、ライフサイエンス、情報通信技術、ナノテクノロジーなど
の多くの分野で多大な貢献をしています。
流体科学において複雑な諸問題を解決するには、膨大な数値シミュレーション
を行わなければならず、大規模かつ高速なシステム環境の構築が必要です。
同研究所ではスーパーコンピュータをはじめ、1ペタバイトにもなる大容量の
ストレージ環境や、3次元可視化出力装置など、最先端の大型高性能設備を
導入しています。

アルテアのPBS Professionalは、同研究所の次世代融合研究システムに
おける合計1,296CPU全てのサーバーおよびマシン群上で、膨大な流体シミュ
レーションジョブを最適なリソースへ割り当てることで実行効率を最大限に
向上し、数値シミュレーション計算の高速化を実現します。コンピュータ
リソースの負荷状況の監視を行い、最適なリソースを選択してジョブを投入
するため、ジョブを特定のマシンに集中させることなく、リソース全体の負荷
状況を最適な状態に保ち、コンピュータリソース全体の稼働率を上げることが
できます。

また、PBS Professional は、2台のPBS Professional サーバーで運用する
フェイルオーバー機能を実装しています。これによりPBS Professional
バックアップサーバーは、アクティブなPBS Professionalサーバー
(プライマリサーバー)の状態を常に監視し、異常時には自動的に切り
替わって運用を継続できるため、ジョブの確実な実行を可能にします。
アルテアのPBS Professional はコンピュータリソースの負荷監視、ジョブの
割り当て、ジョブ進行状況の確認などのワークロード管理を行うほか、
ルーティングキュー機能、スケジューリング機能、並列ジョブのサポートなど
の柔軟な機能を備え、大規模なLinux クラスタや分散したサーバー、
ワークステーションなどで構成されたシステムでのワークロード管理を容易に
します。

PBS Professional は日本国内および世界各地で1800 以上のユーザーが使用
しており、製造、石油・ガス、ライフサイエンス、金融、大学公官庁などの
各分野で採用されています。


【アルテアエンジニアリングについて】
商号:アルテアエンジニアリング株式会社
代表取締役:綾目正朋
所在地:東京都豊島区東池袋3-1-1 サンシャイン60 25階
設立:1996年2月23日
事業内容:
総合CAE アプリケーションツールセットHyperWorks(R)および
ワークロード管理ソリューションPBS Professional の開発、販売、保守

【本件に関するお問い合わせ先】
アルテアエンジニアリング株式会社
コーポレートマーケティング 竹村 愛子
T E L: 03-5396-1341
F A X: 03-5396-1851
Email: marketing@altairjp.co.jp

*PBS ProfessionalおよびHyperWorksは、Altair Engineering,Inc.の商標です。

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