<For JAPAN第2弾>医療法人社団 博豊会の 森 俊一理事長のインタビューが11月21日(火)に公開!

絆ホールディングス株式会社(本社:東京都新宿区、代表取締役社長:伊藤 宜範)が運営する「For JAPANプロジェクト」では、10年後20年後の日本の未来の担い手である20代にむけて、「日本の未来を創る“本質的な気づき”を。」をテーマに様々なコンテンツを通し情報発信を行っています。

今回、医療法人社団 博豊会の 森 俊一理事長のインタビューが11月21日(火)に公開されました。


「人口減少は怖くない!『高齢者の活躍』と『AIをプラスに』」

https://forjapan-project.com/news/1000/


医療法人社団 博豊会 森 俊一理事長


■意欲のある高齢者が活躍できる社会を作ることが大事

今後、日本の人口は高齢者が3,600~3,800万人で推移していくのに対し、総人口は2060年までに1/4減少すると予測されています。つまり、高齢者の割合が今以上に高まり、非常にいびつな人口構造になるわけです。社会を支える若い方の割合が大幅に減少してしまうのは、1つの課題です。

その中で、日本社会が正常に機能し続けるための1つの解決策として、高齢者がしっかり動ける状況を作ることが大事だと考えています。出生率の問題は、政策で簡単に解決できない側面もあります。そのため、今まで活用できていなかった働きたくても働けない年齢層の方々にも現役復帰していただくことが、社会を円滑に動かす1つの方向性であると考えています。

年金に関しても現在高齢者は十分な支給を受けている傾向がありますが、若い世代ほど支給額が低下していく傾向にあります。こうした年齢層による格差を是正するためにも、意欲のある高齢者に活躍していただくことが望ましいと思います。



■健康寿命が伸びることは、高齢者にも社会にもメリットがある

人の寿命には、「平均寿命」と「健康寿命」の2つがあります。平均寿命は生まれた時点で期待される平均の寿命を指し、健康寿命は人の手を借りずに自立して生活できる期間を指します。つまり、車椅子で生活している方や介護や支援が必要な状態の方は、健康寿命から外れてしまいます。どうしても平均寿命より健康寿命が短くなってしまうため、この差を埋めていくことが大事です。

健康寿命が伸びることによる一番の利点は、高齢者が生き生きと生活できることです。健康な状態であれば高齢者も社会活動に参加でき、国や経済に活気をもたらすことができるからです。また、社会保障費も削減できますし、介護のために家族が働けないということも減少し、社会的損失も防げます。

年齢を重ねるにつれて体力も落ちていき、できることや興味も変わってきます。だから、20代の頃と比べて高齢者が不幸なのかというと、決してそんなことはありません。実際に、「80代の今が一番幸せ」と胸を張って言ってくれる方も多くいらっしゃいますし、このような幸せな高齢者で溢れてほしいと思っています。



■健康寿命を伸ばすために

健康寿命を伸ばすためには、運動不足にならないことが大事です。足腰を使うことが大事で、自分の足で歩くことが基本となります。さらに、規則正しい生活習慣とバランスの取れた食事も欠かせません。実は和食は、先進諸国の中で唯一カルシウムが足りていないんです。

カルシウムは骨密度を高め、骨折のリスクを減少させる役割を果たしています。その他、ビタミンDは動脈の石灰化を抑制し、体力をつけるために必要なタンパク質も必要です。健康のためにはバランスの取れた食事を心がけ、カルシウムの摂取も意識することが大切です。

さらに、喫煙は健康に害があることが、科学的に証明されています。タバコは椎間板と骨の寿命を縮め、加齢を早める原因となります。そのため、喫煙者は術後の感染率も高いんです。バランスの良い食事や運動を心がけても、たった1本のタバコですべてが台無しになるほどの影響があります。健康において、煙草を吸っていいことは何1つないです。

バランスの取れた食事や運動などを心がけることは、予防医療につながります。その結果、健康を維持できますし病院に通う必要もないため、個人としても国としても無駄な出費を抑えることができるからです。

現在の日本の平均寿命は1940年代と比べると約35歳も伸び、男女合わせると世界一です。今後も医療の進歩などにより、寿命がさらに延びる可能性があります。平均寿命だけでなく、健康寿命も伸びる可能性があるので、多くの人が現役で活躍し続ける環境を整えることが重要です。



■人口が減少する日本において、AIの登場はプラスに働くことも

高齢者は若い世代に比べて、経験値が豊富です。経験や技術、文化は、共に時間を過ごすことで伝えられていくものです。「お年寄りは家に閉じこもって、若者が働く」という固定概念に捉われて接点をなくすのではなく、元気な高齢者には若者と一緒に社会に参加し、働いたり遊んだりしてもらうことが理想だと思います。

最近では、一部の分野の仕事について、AIが人の代替をすることも可能となりました。AIに仕事を奪われるのではないかと不安視する声もありますが、人間の考え方や行動が必要な分野はしっかりと残ります。

また、AIの登場を前向きに捉えれば、人口が減ったとしても今まで通りのパフォーマンスを維持することができます。さらに、高齢者も加わることにより、場合によってはパフォーマンスの質も高められるのではないかと前向きに考えています。



■人口の減少は悲観することではない

人口は減少すると予測されていますが、前向きに考えるとAIの進化が人の代わりをしてくれることもあり、むしろ人口が減少してバランスが良くなるとも考えられます。

歴史を振り返ると日本の人口は江戸時代から急激に増え、当時から考えると現代は異常なぐらい人口が増えています。今より人口が少なかった江戸時代の幕末には、明治維新など歴史が大きく動く出来事も起こりました。こうした歴史を考えると、今後総人口が1/4減少すると言われていますが、決して悲観することではないと思います。


<会社概要>

法人名     : 医療法人社団 博豊会

          (博豊会 東京脊椎病院、八王子脊椎外科クリニック)

代表者名    : 森 俊一

企業ホームページ: https://tokyo-spine.jp/

所在地     : 東京都足立区一ツ家1-1-1

事業内容    : 脊椎疾患の外来、手術



〈For JAPANプロジェクトとは〉

For JAPAN -日本の未来がココに-


For JAPANプロジェクトとは、10年後20年後の日本の未来の担い手である20代にむけて、「日本の未来を創る“本質的な気づき”を。」をテーマに様々なコンテンツを通し情報発信を行っています。参画された【50人の社長】というレンズを通して、経験に基づく本質的な考え方や情報を学び、動き出すきっかけを与え“日本の未来を創るプロジェクト”全国放送『For JAPAN -日本の未来がココに-』(BS11)や、YouTubeチャンネル『For JAPAN -日本の未来がココに-』など様々なコンテンツで社長たちが徹底討論。


・番組見逃し配信        : https://youtube.com/playlist?list=PLFv6b8aodEYWpP5pqGBlWMgNZh1pb9NW2

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