漂着ごみ問題の新たな解決モデルを目指す「海ごみアート×NFT...

漂着ごみ問題の新たな解決モデルを目指す 「海ごみアート×NFTプロジェクト」が始動。 ガバメントクラウドファンディングでプロジェクトへの寄付を募集中

漂着ごみ先進地の対馬で、漂着ごみの全量回収を目指す

2023年10月、長崎県対馬市(以下:対馬市)は、深刻な地域課題である漂着ごみ対策の一環として、海洋環境保護に関心の高いアーティスト、ギャラリーと連携した「海ごみアート×NFTプロジェクト」を開始し、対馬の漂着ごみ全量回収を目指します。また、プロジェクトの資金調達において「ふるさとチョイス」の「ガバメントクラウドファンディング(以下:GCF)」を通して寄付を募ります。


【URL】 https://www.furusato-tax.jp/gcf/2581



【対馬の漂着ごみの現状と問題点】


対馬の海岸

マイクロプラスチック


対馬市の漂着ごみの量は年間で3万~4万m3におよび、年間約2.8億円の予算を掛けて回収・処理を行っています。しかしながら、年間の回収量は全体のうち1/4程度の約8千m3にとどまっており、すべての漂着ごみを回収・処分するために必要な予算が確保できない状況にあります。漂着ごみが未回収のまま放置された場合、再漂流して日本海へ流れ出します。また、対馬でマイクロプラスチック化が進むことにより、海岸の景観悪化だけでなくマイクロプラスチックによる周辺生態系への影響、人体が取り込むことによる健康被害、船舶航行への支障など、対馬から日本海にかけて様々な問題を引き起こす可能性があります。



【対馬海ごみアート×NFTプロジェクト】

■背景

令和2年7月、対馬市はSDGs未来都市の認定を受け、SDGs開発目標「14.海の豊かさを守ろう」を重点施策に位置付け、市民や島内外の企業との連携によって漂着ごみ問題解決に向けて活動を行なっています。


■目的

本プロジェクトの目的は「14.海の豊かさを守ろう」を実現するため、アートの創造性と海洋環境保護を融合した新たな社会課題解決モデルを構築することによって、漂着ごみの全量回収に必要な資金を持続的に調達することにあります。


■プロジェクト概要

海洋環境保護に関心の高いアーティスト、ギャラリー、企業と連携し、対馬の漂着物を活用(またはモチーフに)したアート作品を制作し、アート作品販売を通して発生したギャラリーの利益の一部を対馬市へ寄付いただきます。寄付金は本プロジェクト運営資金および対馬市の漂着ごみ回収・処理費用とします。


※サイクルイメージ



■活動内容

 ・海ごみ(漂着物)アート制作、販売

 ・NFTアート制作、販売 ※次年度以降を予定

 ・漂着物アクセサリー制作 ※次年度以降予定

 ・NFT保有者向けコミュニティ運営 ※次年度以降予定


■スケジュール(仮)

・2023年

 10月 プロジェクト開始

 11月 パートナー選定(事務局、ギャラリー、アーティスト等)

    Webサイト制作開始

 12月 アーティスト・イン・レジデンス整備(滞在型制作)

・2024年

 1月 アート作品制作開始

 2月 作品完成、Webサイトリリース

 3月 アート作品販売開始



【ガバメントクラウドファンディング(GCF)の実施】

「対馬海ごみアート×NFTプロジェクト」の運営資金をGCFにて募集します。詳しくは下記URLから寄付ページをご確認ください。

・ふるさとチョイス プロジェクトページ

https://www.furusato-tax.jp/gcf/2581


ふるさとチョイス プロジェクトページ 二次元コード

※GCFとは

「ガバメントクラウドファンディング」とは、ふるさとチョイスがふるさと納税制度を活用して行うクラウドファンディングです。

自治体が抱える問題解決のため、ふるさと納税の寄付金の「使い道」をより具体的にプロジェクト化し、そのプロジェクトに共感した方から寄付を募る仕組みです。寄付に対する返礼品の有無についてはプロジェクトにより異なりますが、寄付者は通常のふるさと納税と同様に、寄付金控除が受けることが出来ます。



【プロジェクト参加アーティスト募集】

前述の通り、対馬市では漂着ごみ対策として漂着物を活用したアートを制作していきます。今後、様々なアーティストの方に参加していただきたく、対馬市と一緒に海ごみ問題解決に向けた取り組みを行っていただけるアーティストおよびギャラリーを募集します。

詳しくは対馬市SDGs推進課までお問い合わせください。



【対馬市のSDGsに対する取り組み】

自治体概要: https://www.city.tsushima.nagasaki.jp/gyousei/soshiki/shimadukuri/sdgs/sdgs/2936.html

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