テイクエナジー社、ウェザーニューズ社と発電予測の実証実験の推進で合意

　TakeEnergyCorporation(テイクエナジーコーポレーション)株式会社(本社：熊本県菊陽町、代表取締役社長：竹元 一真、以下：テイクエナジー社)は、熊本県の実施する「くまもとソーラープロジェクト」の一環として公募された、熊本県山都町の共有地(島木・水増)における大規模太陽光発電事業(メガソーラー)、水増ソーラーパークにおいて、世界最大の気象情報会社である株式会社ウェザーニューズ(本社：東京都港区、代表取締役社長：草開 千仁、東証一部：4825、以下：ウェザーニューズ社)と気象予測に基づく発電予測の実証実験の推進で合意いたしました。

水増ソーラーパークURL: http://mizumasari-solarpark.com/


■実証実験の特徴
　本実証実験の特徴として、これまで小規模の太陽光発電において主に行われてきた発電予測を、大規模太陽光発電所で実施することになります。まず、ウェザーニューズ社から気象予測の情報提供を受け、提供された気象予測情報を基に発電予測を行い、発電予測と実際の発電量との相関を独自のアルゴリズムで解析していきます。

　水増ソーラーパークにおいて、日射量などの気象データをウェザーニューズ社の気象計を使い取得し、それに基づいた発電量予測を行いながら、水増ソーラーパークの設備からの発電データや各種データと比較分析を行いながら、その予測の精度を高めていくことに主眼をおいております。


■目標
　本実証実験は、将来の発電送電自由化に伴う電力市場の拡大を見込み、行うものであります。テイクエナジー社は、再生可能エネルギーによる発電事業における目標を3つ掲げております。

1. 再生可能エネルギーの普及拡大
2. 再生可能エネルギーの普及と、その収益の再投資による地元への最大限の還元
3. 再生可能エネルギーの安定的供給のための実証研究

の3つです。特に3つ目の安定供給の分野の実証研究は発展途上であり、数年のうちに必ず課題となり顕在化してくる問題であると考えます。そのソリューション開発のための実証実験として、局地気象予測モデル及びビッグデータ解析に基づく発電量予測の研究へと着手するため、本合意に至りました。


●水増ソーラーパークの概要
場所　　　　： 熊本県上益城郡山都町大字島木字上高林
土地面積　　： 3.4ヘクタール
発電設備規模： 1975.68kW
完成予定　　： 2013年10月
URL　　　　 ： http://mizumasari-solarpark.com/

＜今後の見通し＞
　今夏より2013年10月に竣工予定の山都水増ソーラーパークにおける発電予測の実証実験のためのフィージビリスタディ(予備研究)を開始し、その結果を元に水増ソーラーパークへ導入し、その後、テイクエナジー社が建設予定の約150MWのソーラーパークへと展開していきながら、予測精度の向上とともに事業化を目指します。


■株式会社ウェザーニューズ概要(2013年7月16日現在)
(1)商号　　　　： 株式会社ウェザーニューズ
(2)主な事業内容： 気象コンテンツサービス事業、衛星基幹放送事業など
(3)設立年月日　： 1986年6月
(4)本社所在地　： 〒105-0014　東京都港区芝3-1-14　日本生命赤羽橋ビル
(5)代表者　　　： 代表取締役社長　草開 千仁
(6)資本金　　　： 17億600万円
(7)URL　　　　 ： http://www.weathernews.com/


■TakeEnergyCorporation(テイクエナジーコーポレーション)株式会社概要(2013年7月16日現在)
(1)商号　　　　： TakeEnergyCorporation(テイクエナジーコーポレーション)株式会社
(2)主な事業内容： 自然エネルギー等による発電並びに電気の供給及び販売など
(3)設立年月日　： 2012年8月
(4)本店所在地　： 〒869-1101　熊本県菊池郡菊陽町津久礼2098-14
(5)代表者　　　： 代表取締役社長　竹元 一真
(6)資本金　　　： 1,450万円
(7)URL　　　　 ： http://www.take-energy.com/


※TakeEnergyCorporation(テイクエナジーコーポレーション)は、TakeEnergyCorporation(テイクエナジーコーポレーション)株式会社の日本及びその他の国における登録商標または商標です。
※その他、記載されている会社名、製品・サービス名は、各社の登録商標または商標です。