南部鉄器の老舗 釜定の新作展が 9/28よりdesignshop・釜定で開催。 「岩手盛岡 釜定スタジオ見学+巨匠建築ツアー」も連動して開催

南部鉄器のあかり、様々な結晶をかたちにした新作も発表、 南部鉄器のミクロの世界も紹介

株式会社designshopが所属する、南部鉄器 釜定展実行委員会(本社:東京都港区南麻布、代表:森 博)は、岩手県盛岡市の南部鉄器 釜定工房(以下:釜定)創業115周年、designshop25周年を記念して、designshop azabuの企画展「釜定 南部鉄器 あかりと結晶のかたち展」〔会期:2023年9月28日(木)~11月5日(日)〕を開催いたします。展覧会と連動して「岩手盛岡 釜定スタジオ見学+巨匠建築ツアー」も企画開催。東京駅舎の設計で有名な、辰野金吾ほか有名建築家、重要文化財の建築物をご覧いただけます。


1、新作メインビジュアル


■釜定 南部鉄器 あかりと結晶のかたち展

Kamasada Nanbu Ironware Forms of Light and Crystal ― kamasada 115th/designshop 25th anniversary ―

展覧会公式サイト: https://www.designshop-jp.com/kamasada/


時代に即した南部鉄器の在り方を探求し続ける釜定は本年で創業115周年。

designshopは25年にわたり、釜定との3回の展示会、書籍「南部鉄器のある暮らし」の企画を通じて紹介して参りました。

本展は釜定代表 宮伸穂が長年関心を抱く自然界の神秘的な形「結晶」と「あかり」の2つの視点から南部鉄器のかたちと共に紹介していきます。

顕鏡微画像から「結晶」をモチーフにした新作まで、南部鉄器をミクロな視点から捉え直します。もう1つは行灯・燭台から照明まで、南部鉄器とあかりを巡る展示を行います。今回、東京designshopでは新作展示、岩手盛岡の釜定では新作以外と普段非公開のアトリエで特別展示を行います。新たな南部鉄器の魅力を見つける機会となれば幸いです。

designshopのある麻布界隈には旧南部藩(盛岡藩)下屋敷のあった現有栖川宮記念公園と共に「南部坂」「盛岡町交番」など岩手に所縁のある地名が残ります。

ご来場の折に足をのばしてみてはいかがでしょうか。


【開催概要】

展覧会名:釜定 南部鉄器 あかりと結晶のかたち展

     Kamasada Nanbu Ironware Forms of Light and Crystal

会期  :2023年9月28日(木) ― 11月5日(日) 11:00-19:00(釜定 9:00-17:30)

観覧  :無料 営業日は公式サイトでご確認ください

開催場所:・東京会場 designshop azabu(東京都港区南麻布2-1-17 白ビル1F)

      Tel 03-5791-9790

      URL https://www.designshop-jp.com/kamasada

     ・盛岡会場 釜定本店(岩手県盛岡市紺屋町2-5)

      Tel 019-622-3911

      URL https://www.instagram.com/nanbu_kamasada/

主催  :南部鉄器 釜定展実行委員会

後援  :盛岡市、岩手県、東京都港区

協力  :株式会社ワイ・エス・エム、株式会社はやの意匠、

     トラベル・リンク株式会社、白ビル実行委員会

助成  :公益財団法人全国税理士共栄会文化財団


2、ヘミスフィア


3、カルカンサイト


6、南部鉄器 結晶


■岩手盛岡 釜定スタジオ見学+巨匠建築ツアー

Iwate Morioka Nanbu Ironware Kamasada+Master Architecture Tour

詳細・申込ページ: http://travel-link.jp/archives/26729


展覧会と連動して「岩手盛岡 釜定スタジオ見学+巨匠建築ツアー」を2023年10月28日(土)、11月2日(木)、11月4日(土)に開催します。米NYタイムズ紙が「今年行くべき52か所」を発表し、英ロンドンに次いで岩手県盛岡市が2番目に紹介されました。釜定がある、盛岡市紺屋町の西洋と東洋の建築美をミックスした町並み、東京駅舎の設計で有名な、辰野金吾ほか有名建築家、重要文化財の建築物をご覧いただきます。普段見れない、釜定の製作アトリエを見学、釜定代表の宮伸穂氏より南部鉄器の製作工程、道具の説明他、ツアー参加の方数量限定で定番外商品をお求めいただけます。盛岡の違った視点からの魅力を堪能いただければ幸いです。


【開催概要】

ツアー名:岩手盛岡 釜定スタジオ見学+巨匠建築ツアー

     Iwate Morioka Nanbu Ironware Kamasada+Master Architecture Tour

会期  :2023年10月28日(土)、11月2日(木)、11月4日(土)

企画会社:トラベル・リンク株式会社

     一般社団法人全国旅行業協会正会員 岩手県知事登録旅行業第3-227号

     総合旅行業務取扱管理者 北田 公子

     岩手県盛岡市大通3丁目2-2 第6大通ビル4F

     TEL 019-658-8644(平日10:00-17:30)


【ツアー見学予定地】

釜定(工房見学)、茣蓙九(歴史的建造物)、旧盛岡銀行本店(辰野金吾、葛西萬司・国の重要文化財)、紺屋町番屋(歴史的建造物)、岩手県公会堂(佐藤功一/日比谷公会堂設計)、北ホテル、もりおか歴史文化館(菊竹清訓)、もりおか啄木・賢治青春館(横濱 勉・国の重要文化財)、IBC岩手放送(坂倉順三)、あいおい損保盛岡ビル(丹下健三)、岩手医科大学付属病院1号館(葛西萬司)、岩手大学農学部/旧盛岡高等農林学校(国の重要文化財)


7、南部鉄器製作工程 鋳造 photo koji Sugawara 


8、釜定工房スタジオ


■[釜定/KAMASADA]釜定工房について

盛岡の南部鉄器は、歴代の南部藩主が鋳物師や釜師を召しかかえ、盛岡城下に住まわせたことが始まりと言われています。良質な原材料に恵まれたことに加え、藩が保護育成に努めたことで発展し、以来400年の歴史を刻んできました。南部鉄器は岩手県を代表する伝統工芸品のひとつで、世界的にも注目を集めています。

釜定は1908年 明治41年に盛岡市紺屋町にて「宮鉄瓶店」として創業し、本年で115年、南部鉄器を作り続けています。宮定吉、宮昌太郎、宮伸穂と三代にわたり、昔ながらの製法を守りながら、現代の生活になじむモダンデザインの南部鉄器をつくり続け、岩手、そして日本の伝統文化を支え続けています。


【宮伸穂/Nobuho Miya】

釜定代表の宮伸穂は金沢美術工芸大学、東京芸術大学大学院へと進み、作品制作と平行して素材についての研究も深める。和銑による釜の制作や、A.D.I(超強靭鋳物製造)の特許取得など、伝統技術を継承しつつも現代感覚を取り入れ、生活の道具としての鉄器づくりを目指す。ヴィクトリア&アルバート博物館(英国)やメトロポリタン美術館(米国)、ミラノ・サローネへの出品、ストックホルムでの個展など海外での活動も多く、数々の賞を受賞。また、国内でも国宝中尊寺金色堂の鞘堂修理および制作、岩手県卓越技術者表彰、伝統工芸士認定と活躍。機能を見極め、極限にまでそぎ落としたかたちに円熟の技が光る。



■株式会社designshopについて

designshopはシンプルライフ、クオリティライフにふさわしい、けして派手ではありませんが、永く使える、そして流行に左右されない、優れた商品を東京 麻布にあります築50年の白ビル/designshopから世界中の人々に発信していきます。

designshopは1998年にオープンして25年が経ちました。

100年以上つづく釜定の南部鉄器、柳宗理商品など、これからも2、30年そして100年と世代を超えて販売できる可能性を持った「デザインの原形」といえる、商品を少しずつ増やしていきたいと思っています。何より使っていただく方に「本当にこの商品を買って良かった」と満足していただき、そして末永く使っていただきたいです。


【株式会社designshop 代表取締役 森 博】

岩手県盛岡市生まれ、中央大学経済学部へと進み、ヨーロッパのヴィトラなどを扱う輸入家具メーカーのインターオフィスを経て、1998年に日本をはじめ世界のインテリアトップブランドを扱うdesignshopをオープン。釜定などシンプルでクオリティが高く、末永く耐久性のある商品をセレクト。最近では自店でのノウハウを生かし、オリジナルブランドの立ち上げ、国内メーカーの商品プロデュースなど、日本のものづくりを中心に世界へ展開。designshopでプロデュースした商品は、ニューヨーク近代美術館(MoMA)でも販売されている。


【会社概要】

企業名 : 株式会社designshop

所在地 : 東京都港区南麻布2丁目1番17号 白ビル1F

代表  : 代表取締役 森 博

事業内容: 雑貨・家具・家電 開発・卸・小売業

URL   : https://www.designshop-jp.com

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