【農業×動画生成AI】Z世代に向けたコンテスト『AGRI VISION for Gen Z 2025』受賞作品が決定!
グランプリ受賞者と前回王者が登壇する特別セミナーを開催
農業×新技術を推進する農家支援コミュニティ、Metagri研究所(運営:株式会社農情人、本社:千葉県船橋市、代表取締役:甲斐 雄一郎)が主催する、動画生成AI×農業コンテスト「AGRI VISION for Gen Z 2025」の受賞作品が決定しました。全国から集まった13作品の中から、グランプリには「普通の若者の小さな一歩」を描いたShinpei Kojima氏の作品が選出されました。
また、今回および前回のグランプリ受賞者が登壇するオンラインセミナー『AIで地方から世界へ:一次産業×AIクリエイターの新たな未来』を開催いたします。
背景・開催概要
高齢化や担い手不足が深刻化する日本の農業。
農林水産省の統計によると、基幹的農業従事者の平均年齢は69.2歳、実に79.9%が65歳以上(※)という現状は、次世代への技術継承を危うくし、持続可能な食料生産体制そのものを脅かしています。
一方で、見方を変えれば、農業はイノベーションの宝庫でもあります。
※農林水産省 農業構造動態調査結果(令和6年)

本コンテストは、2025年5月開催の第1回『AGRI VISION 2125~AIが描く100年後の日本農業~』の続編として企画されました。第2回となる今回は、テーマを「若者を惹きつける農業」としてZ世代の農業への興味関心を高めるプロモーション動画の創出を目指しました。
「AGRI VISION for Gen Z 2025」では、OpenAIのSora2、Runway、Google Veo3など最新の動画生成AIツールを活用。審査員にはZ世代の若者を起用し、技術力だけでなく「共感できるか」「行動したくなるか」を重視した、当事者目線の審査を実施しました。
受賞作品・受賞者紹介
【グランプリ】「LOCAL HEROES NEXT」
製作者:Shinpei Kojima氏
<作品コンセプト>
特別なヒーローではなく、普通の若者がSNSなどを通じて農業に触れ、小さな一歩を踏み出す物語。「農業=働く」ではなく「生きる・つながる」として表現し、Z世代の等身大の共感を呼びました。
<受賞者コメント>
「私の作品をグランプリに選んでいただき、どうもありがとうございました。この作品をキッカケに、若い世代の方が農業への興味やチャレンジ、あるいは農業以外のことにも"挑戦の1歩"を踏み出すきっかけになれば幸いです。」
【準グランプリ】「自然の輪」
製作者:おまっめ氏
<作品コンセプト>
「虫=害虫」という常識を覆す視点。AIドローンが虫を排除するのではなく、生態系における「益虫(掃除屋)」としての役割を理解し、共生する未来を描きました。「土も水も虫も、全てでひとつ」というビジョンが評価されました。
<受賞者コメント>
「テーマを見たとき、『自然・農業との新しい関係性』を描きたいと強く思いました。AIドローンが虫と共生する姿を通じて、『土も水も虫も、全てでひとつ』というビジョンをZ世代の審査員の皆様に評価していただけたことを大変嬉しく、誇りに思います!」
【Metagri特別賞】「The Legacy code ~The Farmer's Code~」
製作者:daphnia_marina氏
<作品コンセプト>
ベテラン農家の「経験と勘」と、若手研究者の「データとAI」。一見対立する両者が融合し、AIが伝統の魂を翻訳して未来へ継承するパートナーとなる姿を描き、Metagri研究所の理念を体現しました。
<受賞者コメント>
「『経験と勘』と『データとAI』の対立と融合というテーマで、現代の農業が直面する課題について描きたい一心で制作しました。当作品に『AIは伝統の魂を未来へつなぐパートナー』というMetagri研究所様の理念そのものを見出していただき、深く感動しております。」
【農情人賞】「アグリ☆ビート」
製作者:大森研一氏(前回「AGRI VISION 2125」グランプリ受賞者)
<作品概要>
農業×アイドル×AI。前回グランプリのシリアスな作風から一転、Sora2を駆使して「推し経済」を取り入れたエンタメ全開の作品で入賞。
<コメント>
「連覇ならず残念でしたが、このような素敵な場・機会をくださったことに感謝いたします。」
【農情人賞】「遠隔農業 ※悩む人間関係はありません」
製作者:うどんみかん氏
<作品概要>
地方特有の人間関係の悩みに焦点を当て、VRやロボット技術で「現地にいなくても継げる農業」を提案したリアリティある作品。
<コメント>
「素晴らしいコンテストの受賞をうれしく思っております。」
特別セミナー開催決定

今回の受賞発表を記念し、「AI×地方×キャリア」をテーマにした特別対談イベントを開催します。
登壇するのは、今回グランプリのShinpei Kojima氏と、前回グランプリにして今回「農情人賞」を受賞した大森研一氏。
作風もアプローチも異なる2名のトップクリエイターが、「なぜ今、地方×AIなのか?」「動画生成AIでどうやって世界と戦うか?」を語り尽くします。
セミナータイトル:AIで地方から世界へ~一次産業×AIクリエイターの新たな未来~
・日時: 2025年12月23日(火)19:00~20:00
・形式: オンライン(Zoom)
・参加費: 無料(アーカイブ付きチケットは有料)
<登壇者>
・Shinpei Kojima 氏(AGRI VISION for Gen Z 2025 グランプリ / 動画生成AIクリエイター)
・大森 研一 氏(AGRI VISION 2125 グランプリ / AIクリエイター)
・モデレーター:甲斐 雄一郎(Metagri研究所 所長)
<こんな方におすすめ>
・地方にいながらクリエイティブな仕事で活躍したい方
・最新の動画生成AI(Sora, Veo3, Runway等)の実践的な活用法を知りたい方
・農業や地方創生のPRに課題を感じている自治体・企業担当者
今後も「AGRI VISION」シリーズを通じて、若い世代が農業の未来を描き、実現していく機会を提供してまいります。動画生成AIという最新テクノロジーを活用することで、従来の枠にとらわれない自由な発想と表現を促進し、農業界の未来を共創していきます。
農家支援コミュニティ『Metagri研究所』

Metagri研究所は、キーワード「農業×新技術」を掲げて持続可能な農業の実現に取り組むコミュニティです。2022年3月より活動をスタートし、2025年11月現在では1,200名以上が参加しています。失敗を恐れずに、新たな社会実験に取り組む姿勢を大切にしたいという意味を込めて「研究所」としています。
農業に生成AIやweb3、メタバースを掛け合わせた取り組みに興味のある方はコミュニティにご参加ください。
「Metagri研究所」運営元企業

株式会社農情人
代表 : 甲斐 雄一郎
提供サービス(一部):
・農業マーケティング支援
・農業×ブロックチェーンの企画開発
・メタバースコンサルティング
・書籍出版
URL : https://noujoujin.com/
























