黒澤明『七人の侍』のリメイク、豪華キャストでおくる西部劇の傑作 『荒野の七人』5作品一挙! 4月の『土曜洋画劇場』で放送!BS12トゥエルビ
全国無料放送のBS12トゥエルビ(本社:東京都渋谷区、代表取締役社長:須磨直樹)は、毎週土曜日の夜7時から放送中の「土曜洋画劇場」内で、4月1日(土)の『荒野の七人』を皮切りに、『続・荒野の七人』『新・荒野の七人/馬上の決闘』『荒野の七人/真昼の決闘』『マグニフィセント・セブン』の『荒野の七人』関連作品5本を放送します。
1.放送情報
好評を博した2023年お正月の『荒野の七人』特集をアンコール放送!西部劇史上に燦然と輝く名作を再びお届けします。
■放送スケジュール 毎週土曜よる7時~「土曜洋画劇場」
4/1(土)『荒野の七人』
4/8(土)『続・荒野の七人』
4/15(土)『新・荒野の七人/馬上の決闘』
4/22(土)『荒野の七人/真昼の決闘』
4/29(土)『マグニフィセント・セブン』※夕方6時~
■番組HP: https://www.twellv.co.jp/program/drama/doyou-youga/
■放送スケジュール 毎週土曜よる7時~「土曜洋画劇場」
4/1(土)『荒野の七人』
4/8(土)『続・荒野の七人』
4/15(土)『新・荒野の七人/馬上の決闘』
4/22(土)『荒野の七人/真昼の決闘』
4/29(土)『マグニフィセント・セブン』※夕方6時~
■番組HP: https://www.twellv.co.jp/program/drama/doyou-youga/
2.放送作品
『荒野の七人』 ■4月1日(土)よる7時
黒澤明監督「七人の侍」の舞台を開拓時代のメキシコに移し、ユル・ブリンナー、スティーブ・マックィーン、チャールズ・ブロンソン他豪華キャストでハリウッドリメイクした不朽の名作。一度聴いたら忘れられないテーマ曲は、映画音楽の巨匠エルマー・バーンスタインが手掛ける。本作の大ヒットにより、続編3本が制作され、2016年にはリメイク作「マグニフィセント・セブン」が公開された。(英語・日本語字幕)
【あらすじ】毎年、野盗に襲われるメキシコの寒村イストラカン。そこで村の長老は助っ人を雇うことを決意する。報酬はわずかにすぎなかったが、農民達の熱意に打たれて7人のガンマンが集まってきた。着々と進む戦いへの準備!思わぬ農民たちの抵抗により、いったんは逃げ帰った一味だったが……。
【キャスト】ユル・ブリンナー、スティーブ・マックイーン、ホルスト・ブッフホルツ、チャールズ・ブロンソン、ジェームズ・コバーン、ブラッド・デクスター、ロバート・ヴォーン、イーライ・ウォラック、ロゼンダ・モンテロス、ジョン・アロンゾ、ウラディーミル・ソコロフ ほか
【スタッフ】監督:ジョン・スタージェス、原作:黒澤 明、橋本 忍、小国 英雄『七人の侍』
コピーライト:© 1960 METRO-GOLDWYN-MAYER STUDIOS INC.. All Rights Reserved
【あらすじ】毎年、野盗に襲われるメキシコの寒村イストラカン。そこで村の長老は助っ人を雇うことを決意する。報酬はわずかにすぎなかったが、農民達の熱意に打たれて7人のガンマンが集まってきた。着々と進む戦いへの準備!思わぬ農民たちの抵抗により、いったんは逃げ帰った一味だったが……。
【キャスト】ユル・ブリンナー、スティーブ・マックイーン、ホルスト・ブッフホルツ、チャールズ・ブロンソン、ジェームズ・コバーン、ブラッド・デクスター、ロバート・ヴォーン、イーライ・ウォラック、ロゼンダ・モンテロス、ジョン・アロンゾ、ウラディーミル・ソコロフ ほか
【スタッフ】監督:ジョン・スタージェス、原作:黒澤 明、橋本 忍、小国 英雄『七人の侍』
コピーライト:© 1960 METRO-GOLDWYN-MAYER STUDIOS INC.. All Rights Reserved
『続・荒野の七人』 ■4月8日(土)よる7時
黒澤明監督「七人の侍」をリメイクした大ヒット作「荒野の七人」から、10年後の物語となる続編。前作に引き続きリーダーのクリスを演じるユル・ブリンナーのほか、ロバート・フラー、ウォーレン・オーツ、エミリオ・フェルナンデスら西部劇の雄が顔をそろえる。(英語・日本語字幕)
【あらすじ】前作で村娘と結ばれ、平和な農村生活を送っていたチコが暮らす村に、再び不穏な空気が。辺り一帯を勢力下に治めようと野盗が現れたのだ。知らせを受けたチコの昔の仲間、クリスとヴィンは、早速村へ急行すべく仲間集めを開始、たちまち、ひと癖もふた癖もある男たちが集まってくるが……。
【キャスト】ユル・ブリンナー、ロバート・フラー、ジュリアン・マテオス、ウォーレン・オーツ、クロード・エイキンス、ヴィルジリオ・テクセイラ、ジョーダン・クリストファー、エミリオ・フェルナンデス ほか
【スタッフ】監督:バート・ケネディ
コピーライト:© 1966 Metro-Goldwyn-Mayer Studios Inc. All Rights Reserved.
【あらすじ】前作で村娘と結ばれ、平和な農村生活を送っていたチコが暮らす村に、再び不穏な空気が。辺り一帯を勢力下に治めようと野盗が現れたのだ。知らせを受けたチコの昔の仲間、クリスとヴィンは、早速村へ急行すべく仲間集めを開始、たちまち、ひと癖もふた癖もある男たちが集まってくるが……。
【キャスト】ユル・ブリンナー、ロバート・フラー、ジュリアン・マテオス、ウォーレン・オーツ、クロード・エイキンス、ヴィルジリオ・テクセイラ、ジョーダン・クリストファー、エミリオ・フェルナンデス ほか
【スタッフ】監督:バート・ケネディ
コピーライト:© 1966 Metro-Goldwyn-Mayer Studios Inc. All Rights Reserved.
『新・荒野の七人/馬上の決闘』■4月15日(土)よる7時
黒澤明監督「七人の侍」をリメイクした大ヒット西部劇「荒野の七人」シリーズの3作目。7人の正義のガンマンたちは、メキシコで圧政に苦しむ農民の自由のために戦う。リーダーのクリスを演じるのは、『暴力脱獄』のジョージ・ケネディ。(英語・日本語字幕)
【あらすじ】時代は19世紀末期。舞台はメキシコ。独裁者として悪名高いホセ・デ・クルス・ボルフィリオ・ディアス大統領の圧制と暴虐が続き、農民は飢えと絶えざる死の恐怖におののいている。この農民たちの救い主、幽閉された革命家キンテロを救い出すため、7人のプロフェッショナルが命を賭ける。
【キャスト】ジョージ・ケネディ、モンテ・マーカム、ジェームズ・ホイットモア ほか
【スタッフ】監督:ポール・ウェンドコス
コピーライト:© 1969 Metro-Goldwyn-Mayer Studios Inc. All Rights Reserved.
【あらすじ】時代は19世紀末期。舞台はメキシコ。独裁者として悪名高いホセ・デ・クルス・ボルフィリオ・ディアス大統領の圧制と暴虐が続き、農民は飢えと絶えざる死の恐怖におののいている。この農民たちの救い主、幽閉された革命家キンテロを救い出すため、7人のプロフェッショナルが命を賭ける。
【キャスト】ジョージ・ケネディ、モンテ・マーカム、ジェームズ・ホイットモア ほか
【スタッフ】監督:ポール・ウェンドコス
コピーライト:© 1969 Metro-Goldwyn-Mayer Studios Inc. All Rights Reserved.
『荒野の七人/真昼の決闘』■4月22日(土)よる7時
黒澤明監督「七人の侍」をリメイクした大ヒット西部劇「荒野の七人」シリーズの完結編となる4作目。正義のガンマン7人は、女性ばかりが取り残された集落を守るために立ち上がる。(英語・日本語字幕)
【あらすじ】群盗に襲われてどん底にあったメキシコの寒村を助けるため、無報酬で生命を賭けて戦った7人のガンマンの戦いから10年。クリス(リー・ヴァン・クリーフ)は今、アリゾナ南部の町で保安官の職にある。女だけがとり残された国境の町へ爆薬のプロ、縄投げのプロ、作戦のプロなど4人、5人を集めて乗り込み、300人を越える群盗と凄まじい決闘にもつれこんでいく。7人目の従軍記者はいつしか自身も群盗と戦うガンマンに変身していく。
【キャスト】リー・ヴァン・クリーフ、マイケル・カラン、ルーク・アスキュー、ステファニー・パワーズ ほか
【スタッフ】監督:ジョージ・マッコーワン
コピーライト:© 1972 Metro-Goldwyn-Mayer Studios Inc. All Rights Reserved.
【あらすじ】群盗に襲われてどん底にあったメキシコの寒村を助けるため、無報酬で生命を賭けて戦った7人のガンマンの戦いから10年。クリス(リー・ヴァン・クリーフ)は今、アリゾナ南部の町で保安官の職にある。女だけがとり残された国境の町へ爆薬のプロ、縄投げのプロ、作戦のプロなど4人、5人を集めて乗り込み、300人を越える群盗と凄まじい決闘にもつれこんでいく。7人目の従軍記者はいつしか自身も群盗と戦うガンマンに変身していく。
【キャスト】リー・ヴァン・クリーフ、マイケル・カラン、ルーク・アスキュー、ステファニー・パワーズ ほか
【スタッフ】監督:ジョージ・マッコーワン
コピーライト:© 1972 Metro-Goldwyn-Mayer Studios Inc. All Rights Reserved.
『マグニフィセント・セブン』■4月29日(土)夕方6時
大ヒット西部劇「荒野の七人」1作目から56年の時を経て公開されたリメイク作。
デンゼル・ワシントン、クリス・プラット、イーサン・ホーク、イ・ビョンホン他豪華スターの共演で、アウトローな男たちの熱き生き様を描く。監督は「イコライザー」のアントワーン・フークワ。(英語・日本語字幕)
【あらすじ】冷酷非道な悪漢バーソロミュー・ボーグに支配された町で、彼に家族を殺されたエマは賞金稼ぎのサム、ギャンブラーのジョシュなど荒れ果てた大地にやってきた<ワケありのアウトロー7人>を雇って正義のための復讐を依頼する。最初は小遣い稼ぎのために集められたプロフェッショナルな即席集団だったが、圧倒的な人数と武器を誇る敵を前に一歩もひるむことなく拳銃、斧、ナイフ、弓矢などそれぞれの武器を手に命がけの戦いに挑んでいく。
【キャスト】デンゼル・ワシントン、クリス・プラット、イーサン・ホーク、ヴィンセント・ドノフリオ、イ・ビョンホン、マヌエル・ガルシア=ルルフォ、マーティン・センズメアー、ヘイリー・ベネット、ピーター・サースガード、ルーク・グライムス、マット・ボマー ほか
【スタッフ】監督:アントワーン・フークワ
コピーライト:© 2016 METRO-GOLDWYN-MAYER PICTURES INC. AND COLUMBIA PICTURES INDUSTRIES, INC. ALL RIGHTS RESERVED.
デンゼル・ワシントン、クリス・プラット、イーサン・ホーク、イ・ビョンホン他豪華スターの共演で、アウトローな男たちの熱き生き様を描く。監督は「イコライザー」のアントワーン・フークワ。(英語・日本語字幕)
【あらすじ】冷酷非道な悪漢バーソロミュー・ボーグに支配された町で、彼に家族を殺されたエマは賞金稼ぎのサム、ギャンブラーのジョシュなど荒れ果てた大地にやってきた<ワケありのアウトロー7人>を雇って正義のための復讐を依頼する。最初は小遣い稼ぎのために集められたプロフェッショナルな即席集団だったが、圧倒的な人数と武器を誇る敵を前に一歩もひるむことなく拳銃、斧、ナイフ、弓矢などそれぞれの武器を手に命がけの戦いに挑んでいく。
【キャスト】デンゼル・ワシントン、クリス・プラット、イーサン・ホーク、ヴィンセント・ドノフリオ、イ・ビョンホン、マヌエル・ガルシア=ルルフォ、マーティン・センズメアー、ヘイリー・ベネット、ピーター・サースガード、ルーク・グライムス、マット・ボマー ほか
【スタッフ】監督:アントワーン・フークワ
コピーライト:© 2016 METRO-GOLDWYN-MAYER PICTURES INC. AND COLUMBIA PICTURES INDUSTRIES, INC. ALL RIGHTS RESERVED.
3.みどころ(映画評論家・立花珠樹氏)
これぞ映画だ! スターの輝きと面白さに脱帽
侍ジャパン快挙直後の放送も嬉しい
ジョン・スタージェス監督『荒野の七人』(1960年)は、黒澤明監督『七人の侍』をリメイクした西部劇だ。海外では『Seven Samurai』のタイトルで公開された映画が、「侍」を世界に広めたことを思うと、BS12の今回の放送が、侍ジャパン世界一の快挙直後に放送されるのが、なんとも嬉しい。
時代劇を西部劇に変えるのは、簡単なことではない。日本人の価値観や振舞い方が、そのまま世界に受け入れられるわけではないし、アクション映画の見せ場である戦闘シーンも、刀と銃とでは見せ方が全く違ってくる。
『荒野の七人』のすごさは、そうした問題を乗り越えて、これぞ映画だ!という超一流の娯楽作品に仕上げたことだ。
シンプルな中に名セリフを散りばめた脚本。一度聴いたら忘れられないエルマー・バーンスタインのテンポのいい音楽。さまざまな理由があるが、やはり最大のポイントは、7人のガンマンを演じた俳優たちの魅力だ。
10代で初めて見た時は、リーダー役のユル・ブリンナー、その補佐役のスティーブ・マックイーン、ナイフの名手役のジェームズ・コバーン、子どもたちになつかれる優しいガンマン役のチャールズ・ブロンソンに憧れた。だが、年を取るにつれ、秘密の儲け話があるに違いないと思い込むハリー役のブラッド・デクスターや、死の恐怖におびえる賞金稼ぎ役のロバート・ヴォーンの渋さにも引かれるようになった。
7人目の、農民出身の若者チコを演じたホルスト・ブッフホルツは「ドイツのジェームズ・ディーン」と呼ばれるドイツ人俳優というのも驚きだった。2003年に69歳で亡くなった彼は、晩年はロベルト・ベニーニ監督『ライフ・イズ・ビューティフル』で医師役を演じていた。
まだ映画の世界では無名だったマックイーンが、撮影中、自分が映る場面では帽子に触るなど目立つ動きをわざとして、ブリンナーに注意されたエピソードを、頭の片隅に置いて見ると面白い。俳優が余計な演技をするのを嫌った小津安二郎監督なら、きっと激怒しただろう。マックイーンは『荒野の七人』の3年後、同じスタージェス監督の『大脱走』で大活躍し、世界中の観客を魅了する大スターになった。
侍ジャパン快挙直後の放送も嬉しい
ジョン・スタージェス監督『荒野の七人』(1960年)は、黒澤明監督『七人の侍』をリメイクした西部劇だ。海外では『Seven Samurai』のタイトルで公開された映画が、「侍」を世界に広めたことを思うと、BS12の今回の放送が、侍ジャパン世界一の快挙直後に放送されるのが、なんとも嬉しい。
時代劇を西部劇に変えるのは、簡単なことではない。日本人の価値観や振舞い方が、そのまま世界に受け入れられるわけではないし、アクション映画の見せ場である戦闘シーンも、刀と銃とでは見せ方が全く違ってくる。
『荒野の七人』のすごさは、そうした問題を乗り越えて、これぞ映画だ!という超一流の娯楽作品に仕上げたことだ。
シンプルな中に名セリフを散りばめた脚本。一度聴いたら忘れられないエルマー・バーンスタインのテンポのいい音楽。さまざまな理由があるが、やはり最大のポイントは、7人のガンマンを演じた俳優たちの魅力だ。
10代で初めて見た時は、リーダー役のユル・ブリンナー、その補佐役のスティーブ・マックイーン、ナイフの名手役のジェームズ・コバーン、子どもたちになつかれる優しいガンマン役のチャールズ・ブロンソンに憧れた。だが、年を取るにつれ、秘密の儲け話があるに違いないと思い込むハリー役のブラッド・デクスターや、死の恐怖におびえる賞金稼ぎ役のロバート・ヴォーンの渋さにも引かれるようになった。
7人目の、農民出身の若者チコを演じたホルスト・ブッフホルツは「ドイツのジェームズ・ディーン」と呼ばれるドイツ人俳優というのも驚きだった。2003年に69歳で亡くなった彼は、晩年はロベルト・ベニーニ監督『ライフ・イズ・ビューティフル』で医師役を演じていた。
まだ映画の世界では無名だったマックイーンが、撮影中、自分が映る場面では帽子に触るなど目立つ動きをわざとして、ブリンナーに注意されたエピソードを、頭の片隅に置いて見ると面白い。俳優が余計な演技をするのを嫌った小津安二郎監督なら、きっと激怒しただろう。マックイーンは『荒野の七人』の3年後、同じスタージェス監督の『大脱走』で大活躍し、世界中の観客を魅了する大スターになった。
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三井物産(株)100%出資の24時間全国無料のBS放送局です。スポーツ中継や大人の趣味教養など、上質なエンタテインメント番組を総合編成でお送りしています。視聴方法は、BS+12ボタン、または3桁番号222チャンネルです。
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