《タンカん板》普及による新しい社会貢献のかたち 救護器具兼用...

《タンカん板》普及による新しい社会貢献のかたち  救護器具兼用看板「タンカん板」を滋賀県庁に寄贈

3月9日(木)に贈呈式、びわ湖マラソン(3月12日)でも活用

安全・災害に役立つ商品の企画製造販売会社、株式会社クラウドナイン(本社:滋賀県草津市、代表:和田 法久 ワダ ノリヒサ)は、自社で開発し2022年10月より販売を開始している、緊急時に傷病者を安全に運ぶことのできる救護器具兼用看板「タンカん板(たんかんばん)」を滋賀県庁に寄贈、東日本大震災から12年目となる3月11日を前に、滋賀県庁防災危機管理局にて贈呈式を行います。また、3月12日(日)に開催されるびわ湖マラソンでのゴール地点でも案内看板として活用されます。


タンカん板 担架状態


「タンカん板」は街中の至る所で見かける看板を緊急時に担架として活用したいという発想から生まれた商品です。通常は一般的な看板として使用し、緊急時に看板を支えている背面のスタンド脚の3か所をワンタッチで外し裏返すことで、そのまま患者を乗せ担架として運ぶことができます。傷病者を寝かす背面のマット部分には身体への負担が少ない特殊加工した発泡スチロール素材を使用することで衝撃を和らげ、更に水に浮く素材を使用することで水害時には浮き輪代わりとして活用できます。また、フレームはアルミ製で持ち手部分をアーチ状にすることで、女性や子供でも力の入れやすい構造になっており、小学生でも4~6人いれば大人を運べることを想定しています。


本商品の開発のきっかけは、当社代表が駅で転倒した女児を周りの大人が誰も助けようとしない場面に遭遇し、「困っている人を助けるという意識が薄れているのでは」と痛感したことです。いざという時に、「迷わず人を助ける行動」につながる道具が何かないかとの思いの中で、《緊急時に看板を担架として活用できないか》というアイデアが生まれました。AEDのように、本商品が普及することで駅、スーパー、公共施設、学校、駐車場、レストランなど街中の至る所にある看板がいつでも担架として利用できるという社会の実現を目指していきます。そしてその先に、事故や災害に遭遇した際、「そこに担架がある」という意識から“迷わず救助活動に参加できる”人が増えることを願っています。また、子供達には防災訓練などを通じ、困っている人がいれば助け合うという意識を育み、人に助けられる喜びだけでなく、人を助ける喜びを感じて欲しいと考えています。


これまでに、地元の市役所や小学校、町内内、企業を中心に約100ヵ所での導入が進んでおり、今年1月にはNHKの報道番組でも紹介されました。今回、《タンカん板》による「緊急時に人を助けることができる道具の普及」を願い、「助け合える社会づくりに貢献したい」との思いから、より多くの皆様のご支援ご協力を賜りたくリリースさせていただきました。よろしくお取り計らいの程、お願いいたします。



■会社概要

商号    : 株式会社Cloud Nine(クラウドナイン)

創立    : 2021年2月

法人設立  : 2022年5月

代表    : 和田 法久

所在地   : 滋賀県草津市渋川1丁目1-30-1418

ホームページ: http://www.cloudnine-c9.com

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