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    EIZO株式会社 企画部 マーケティングコミュニケーション課

    監視・セキュリティ市場向けに IPカメラと直接接続し、映像をデコード表示する IPソリューション製品の後継を3機種発売

    EIZO株式会社(本社:石川県白山市、代表取締役社長:実盛 祥隆)は、監視・セキュリティ市場向けに、IPデコーディングボックス「DuraVision DX0212-IP」、27型IPモニター「DuraVision FDF2712W-IP」、23型IPモニター「DuraVision FDF2312W-IP」を発売します。DuraVision DX0212-IP、DuraVision FDF2712W-IPは3月10日、DuraVision FDF2312W-IPは4月10日に発売します。

    価格はオープン価格※1です。


    ※1 オープン価格の製品は標準価格を定めていません。


    3機種新発売


    1. 概要

    DuraVision DX0212-IP(以下 DX0212-IP)は、LANケーブル・ハブを介してIPカメラを接続し、接続したモニターにIPカメラ映像を出力できるIPデコーディングボックスです。DuraVision FDF2712W-IP(以下 FDF2712W-IP)、DuraVision FDF2312W-IP(以下 FDF2312W-IP)は、同じくLANケーブル・ハブを介して監視用のIPカメラを直接接続し、複数のIPカメラ映像を同時表示できるIPモニターです。それぞれ、現行のIPデコーディングボックス「DuraVision DX0211-IP」、27型IPモニター「DuraVision FDF2711W-IP」、23型IPモニター「DuraVision FDF2304W-IP」の後継機種です。


    このたび、現行機種からプラットフォームのアップデートを行い、将来的な機能の追加に対応できるようになりました。DX0212-IP、FDF2712W-IPは、現行機種では有償だったエンタープライズライセンスが標準で付与され、ユーザーの使い勝手が向上します。FDF2312W-IPについては現行機種に比べて大幅にユーザーインターフェースや機能が進化しています。


    当社は、用途に応じて選べるIPソリューション製品を継続して提供することで、監視・セキュリティ市場のニーズに応えていきます。



    2. 当社のIPソリューション製品が求められる背景

    昨今、監視カメラや防犯カメラの普及は、商業施設・公共施設・オフィス・病院・工場・駅など、さまざまな場所でさらに加速しています。監視・防犯用途で用いられるカメラは、施設内に複数台設置する必要があるため、映像を同軸ケーブルで伝送するアナログカメラに代わって、取回しのよいLANケーブルで伝送するIPカメラ(ネットワークカメラ)へと移行しつつあります。IPカメラは、伝送効率がよく、遠隔から複数箇所を確認することに優れています。


    IPカメラは、撮影映像をエンコード(圧縮)して伝送しており、これを表示するためには、デコード(解凍)が必要で、一般的にはPCや周辺機器を用いて行います。この場合、撮影映像をモニターに表示するまでに複数の機器を接続することになるため、システム構成が複雑化し、設置時のセットアップに手間がかかったり、接続ケーブルが煩雑になるという課題があります。


    当社は、IPカメラにLANケーブル・ハブを介して直接接続し、ライブ映像をリアルタイムにデコード表示できる機能を備えた「IPデコーディングボックス」や「IPモニター」を2014年5月から販売しています。当社のIPソリューションは、PCを必要としないため、セットアップが簡単、セキュリティ・機器管理の観点においても煩わしさがありません。また、LANケーブル・ハブのみでの接続は、ケーブルマネージメントを容易にし、設置自由度が高くなります。

    LANケーブルで直接接続


    3. 新製品の主な特長

    ■最新のプラットフォームを搭載<NEW>

    最新のプラットフォームを搭載することで将来的な機能の追加に対応。また定期的なソフトウェアアップデートを行い、最新の機能と技術サポートを提供しています。これによりユーザーは購入後も機能を向上させることが可能です。


    ■エンタープライズライセンスを出荷時から登録済み(DX0212-IP、FDF2712W-IPのみ)<NEW>

    監視業務の利便性向上を図ることができる機能を標準でお使いいただけます。

    ・FDF2312W-IPはオプションでエンタープライズライセンスの購入が可能です。


    《エンタープライズライセンスで使用できる機能の一部》

    ・アイコンアレンジャー機能

    …Webブラウザの設定画面から簡単に、カメラ映像の表示レイアウトメニューをカスタマイズ

    アイコンアレンジャー機能


    ・画面の縦表示

    ・ライブストリーミング機能

    …ライブ画面をWebブラウザ上で確認でき、モニターの設置場所から離れていても監視業務が可能


    ■最大32台までのカメラ映像の同時表示、最大48台までのカメラの登録が可能※2

    ■PCレスでセキュリティ面で安心

    ■標準で7種類の表示レイアウトを用意、カスタムレイアウトの設定も可能

    1面、3面、4面、9面、16面、32面※2、8(7+1)面の7種類


    ■メーカーを問わずさまざまなIPカメラに対応

    Panasonic/i-PRO/AXIS/ONVIFプロトコルに対応し、さまざまなメーカーのIPカメラに接続可能


    ■拡張機能ライセンスの購入でさらなる機能の追加が可能

    ■24時間の連続使用で2年間の長期保証


    <FDF2312W-IPの進化ポイント>※3

    ■カメラからの4K映像信号の入力に対応

    ■マルチモニター表示に対応

    HDMI出力端子を1系統装備し、フルHD(1920×1080)のモニターをもう1台接続可能


    ■圧縮効率の高い通信プロトコル「H.265」に対応(Panasonic社、i-PRO社、TOA社のIPカメラのみ)

    ■通信方式にHTTPSを採用し、通信内容を暗号化

    ■他のネットワーク機器と連動

    特定のイベントに対してモニターやネットワーク機器が行うアクションを設定できる「イベント通知機能」を搭載


    ※2 FDF2312W-IPはエンタープライズライセンスの購入で対応

    ※3 DX0212-IP、FDF2712W-IPは、現行機種を踏襲して対応



    【イベント情報】

    DX0212-IP、FDF2712W-IP、FDF2312W-IPを以下のイベントで初展示します。

    イベント名:SECURITY SHOW 2023

    日時   :2023年2月28日(火)~3月3日(金)

    会場   :東京ビッグサイト


    <イベント詳細はこちら>

    https://www.eizo.co.jp/event/pr/industry/securityshow2023.html



    ・DuraVision DX0212-IP製品ページ

    https://www.eizo.co.jp/products/id/dx0212-ip

    ・DuraVision FDF2712W-IP製品ページ

    https://www.eizo.co.jp/products/id/fdf2712w-ip

    ・DuraVision FDF2312W-IP製品ページ

    https://www.eizo.co.jp/products/id/fdf2312w-ip



    EIZO、EIZOロゴ、DuraVisionはEIZO株式会社の日本およびその他の国における登録商標です。その他記載されている会社名および商品名は、各社の商標または登録商標です。


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    EIZO株式会社 映像ソリューション営業部

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