a2networkがタイ王国における新設MVNOライセンスを取得

タイ王国国家通信委員会より日系企業として唯一の供与

国内外でMVNO、MVNE事業を展開するa2network株式会社(所在地:東京都港区、代表取締役社長:門田 朗人、以下 a2network)は、2013年4月3日付で、タイ王国国家通信委員会(以下 NBTC)より、同国におけるa2networkの子会社、a2network (Thailand) Co., Ltd.を通して、新設された第3世代(3G)携帯電話サービスのMVNO営業許可(以下 ライセンス)を、日系企業で唯一取得したことを発表いたします。

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タイ王国は6,500万人というアジア有数の人口を抱えるとともに、2012年の実質GDP成長率も5.5%と持続的な経済成長を続けており、個人消費も好調に拡大をし続けています。
また、近年、チャイナプラスワン戦略が叫ばれる中、日系企業より、その投資先の一つとして最も注目されており、2008年のリーマンショックや2011年の大洪水を経てもなお持続的に日系企業の進出は増え続け、2012年度の日系企業によるタイへの直接投資額は、認可ベースで3,740億バーツと2011年からほぼ倍増しています。

一方、タイ王国における携帯電話サービスはこれまで第2世代技術に基づきサービス提供されていましたが、NBTCが昨年に既存携帯電話会社4社(AIS/True/DTAC/CAT)に対し正式に2.1ギガヘルツ帯による3Gライセンスを供与したため、今後は急速に3Gサービスが普及して行くものと思われます。
なお、MVNOビジネスモデルについてはタイではこれまで明確な規定がありませんでしたが、昨年に供与された3GライセンスにてMVNOへの回線提供が義務づけられるなど明確化がなされ、今後、MVNOモデルでサービスを提供するには当該ライセンスが必須となるものです。

a2networkでは、2009年にタイ王国在住の邦人をターゲットとした携帯電話サービスをスタートさせ、同国における携帯電話事業のノウハウを蓄積させてきましたが、今回、MVNOライセンスを取得した企業14社中、日系企業としてa2networkだけにライセンスが供与されたことは、NBTCからa2networkのこれまでの実績が高く評価された結果といえます。
今回のMVNOライセンスの取得を機に、今後は同国における邦人市場だけでなく、他の外国人や現地人をターゲットとした携帯電話サービスと顧客基盤を活用した付加価値サービス提供へと事業を拡大させていきたいと考えています。

また、a2networkでは海外事業としてこれまで、ドイツ、イギリス、ベルギー、タイ、シンガポールで海外在住の邦人をターゲットとした携帯電話サービスを行って参りましたが、海外における邦人向け事業と現地人向けのサービス提供を、海外事業における2つの重要な事業ドメインとして成長させるべく、タイ王国における事業拡大と並行し成長著しい東南アジア諸国への積極的な進出を行っていきたいと考えています。


【a2networkについて】
独自に開発したMVNOトータルソリューションである『a2network mobile BEST (Business Enabling Solution Technology)』をベースに、自社によるMVNOと、MVNO事業で得たノウハウ資産を活用したイネーブリング事業(MVNE)を、日本を始め世界各地で展開しています。
自社MVNOホームページ: http://www.berrymobile.jp/


【会社概要】
■会社名 : a2network株式会社
■代表者 : 代表取締役社長 門田 朗人
■資本金 : 1億円
■設立  : 2005年11月9日
■所在地 : 〒105-0013 東京都港区浜松町1-18-12
■連絡先 : tel 03-5425-8777、fax 03-5425-8778
■URL   : http://www.a2network.jp/
■事業内容: 仮想移動体通信事業(MVNO)
       仮想移動体通信事業者支援事業(MVNE)
       アプリケーションサービス供給事業(ASP)

カテゴリ:
企業動向
ジャンル:
ビジネス全般
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