【ココトモファーム】「ノウフク・アワード2025」グランプリを受賞
農業 × 福祉 × 商工連携による“誰ひとり取り残さない”地域共生モデルが日本一の評価
株式会社ココトモファーム(本社:愛知県犬山市、代表取締役:齋藤秀一)は、農林水産省が主催する「ノウフク・アワード2025」において、最高位であるグランプリを受賞いたしました。
当アワードは、農業と福祉の連携によって持続可能な地域社会を創り出す取り組みを全国から表彰するものです。今回の受賞では、ココトモファームが取り組んできた農業・福祉・商工が連携する独自の地域共生モデル、および障がいのある方の個性を活かす働き方の創出、多様な人々の居場所づくりが高く評価されました。
受賞理由(審査委員会 講評より)
• 犬山市の自然を活かした米づくりを基盤に、加工・販売・飲食・観光を一体化させた6次産業モデルの完成度
• サイニングストア(手話を公用語とした店舗運営)に象徴される多様性を尊重する共生の仕組み
• 障がいのあるメンバーが特性に応じて活躍できる環境の整備
• 地域商工業者、大学、企業、自治体との連携による「まちぐるみの共生社会」の実践
• モデル性・社会的インパクト・持続性・他地域への波及可能性が極めて高い点
ココトモファームの取組概要
• 農業(米づくり)
犬山市の豊かな自然のもと、自社田で年間約40トンの米を生産。
• 加工・製造(バウムクーヘン工房)
グルテンフリーの米粉バウムクーヘンを中心に、地域資源を活かした商品を開発。
• 商工連携(直営店・飲食店・観光)
犬山城下町の店舗・カフェ・サイニングストアの運営を通して地域経済と連動。
• 福祉連携(就労継続支援)
ココトモワークス(就労継続支援B型事業所)と連携した、障がいのあるメンバーが特性を発揮しやすい環境整備。


サイニングストアと多様なコミュニケーションを尊重する取り組み
聴覚障がいのある方が手話で接客を行う「サイニングストア」を展開。手話・指文字・筆談・身振りなど多様なコミュニケーション手段を取り入れ、誰もが安心して交流できる環境づくりを進めています。
店舗には手話に触れられる掲示物を設置し、来店者が自然に手話文化に触れられる仕組みを整えています。

ノウフク・アワード2025 グランプリ受賞の概要
「ノウフク・アワード」は、農業と福祉の連携(農福連携)を通じて、障がいのある方などの社会参画や、農業・地域の活性化に取り組む優れた事例を全国から選定・表彰する制度です。
2025年(令和7年)の「ノウフク・アワード2025」には、215団体の応募があり、その中から21団体がグランプリ、準グランプリ、優秀賞、フレッシュ賞、チャレンジ賞として選定されました。グランプリは1団体のみで、株式会社ココトモファーム(愛知県犬山市)が受賞しました。
審査は、大学研究者や福祉・ユニバーサルデザインの専門家らによる審査委員会によって行われ、2025年11月10日に受賞団体が決定し、同年11月25日に農林水産省プレスリリースとして公表されています。受賞団体を招いた表彰式は、2026年1月28日に東京都江東区の木材会館で開催される予定です。
農林水産省HP内プレスリリースURL
https://www.maff.go.jp/j/press/nousin/kouryu/251125.html
ココトモファームについて
【農福商工連携で誰ひとり取り残さない居場所を創る】
ココトモファームは、犬山市認定農業者として主にお米の生産を行っています。
この1次産業であるお米作りの農業に、2次産業として米粉のバウムクーヘンの製造業、3次産業として店舗での販売業を加えた、農業の6次産業化をしています。
また、グループの就労継続支援B型事業所ココトモワークスや放課後等デイサービスココトモワークスジュニアの活動場所を提供する農福連携事業にも取り組んでいます。
現在、国内に小売店・カフェ等が20店舗、製造拠点5か所があり、今後も居場所づくりを進めていきます。

会社概要
社名:株式会社ココトモファーム
所在地:〒484-0081 愛知県犬山市犬山上り屋6-11
代表者:齋藤秀一
TEL: 0568-54-4717
FAX: 0568-54-4718
創業:2019年
事業内容:犬山市認定農業者 水稲栽培、グルテンフリーバウムクーヘンの製造•販売、農福連携事業
ホームページ:https://www.cocotomo-farm.jp
【本件に関する報道関係者からのお問合せ先】
株式会社ココトモファーム 担当:石川 喬幸(いしかわ たかゆき)
電話:0568-54-4717
メールアドレス:sns@cocotomo-farm.jp






















