株式会社ヴァル研究所

「とやまロケーションシステム」に万葉線全車両の運行情報提供を開始

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2022年12月9日 11:00

経路検索サービス「駅すぱあと」を提供する株式会社ヴァル研究所（本社：東京都杉並区、代表取締役：菊池宗史、以下「ヴァル研究所」）とバスロケーションサービスを提供するＶＩＳＨ株式会社（本社：愛知県名古屋市、代表取締役：田淵浩之、以下「ＶＩＳＨ」）は、富山県地域公共交通情報提供推進協議会（事務局：富山県）が運用する「とやまロケーションシステム」のバスロケ―ションシステムにおいて、2022年12月1日（木）より万葉線全車両の運行情報の提供を開始しました。

１．サービス概要

「とやまロケーションシステム」は、Webサイト上で目的地までの経路検索とバスの現在位置や運行状況などのリアルタイム情報をワンストップで確認できるサービスで、2019年11月18日（月）よりヴァル研究所の提供する「VTM（Val Transfort Manager）」及びＶＩＳＨが提供する「バスキャッチ」にて運用を開始しました。

これまで運行状況は、富山県内の路線バス・コミュニティバス、富山地方鉄道市内電車、万葉線のドラえもんトラムに対応しておりましたが、この度万葉線の全車両に対応する運びとなりました。

２．背景・効果

全国でも有数の降雪地域である富山県では、冬になると積雪時にバスのダイヤ乱れが発生し、ユーザーはバス停にいつバスが到着するか分からない不安がありました。そこで「とやまロケーションシステム」の開始により、自宅や外出先など場所を選ばずにリアルタイムでバスの運行情報を確認できるようになると、ユーザーの心理的負担が軽減することでバスの利用促進に繋がり、併せて自家用車の使用割合が減ることで交通渋滞の防止やCO2の排出量削減も期待できます。こういった経緯から富山地方鉄道市内電車に続き、万葉線の全車両へ対応されることとなりました。

今後もヴァル研究所とＶＩＳＨは連携して、富山県における公共交通全体の利便性向上と利用促進に努めてまいります。

３．対象機能

運行状況、運行マップ、時刻表表示、マイ停留所機能

４．対象路線

万葉線全車両

５．対応時期

2022年12月1日(木)

６.「とやまロケーションシステム」利用者様向けページ

【URL】

https://toyama.vtfm.jp/

【QRコード】

※QRコードは(株)デンソーウェーブの登録商標です。

■「VTM（Val Transfort Manager）」について

経路検索機能やバスロケーションシステムと連携したシステム構築が可能なパッケージサービスです。協業先のＶＩＳＨ株式会社が提供するバスロケーションシステム「バスキャッチ」と連携し、経路探索結果からワンストップでバスの現在位置情報や運行情報を提供することが可能です。

■「BUS CATCH（バスキャッチ）」について

「バスキャッチ」はＶＩＳＨ株式会社が提供するクラウド型バスロケーションシステムです。位置情報を通してWebサイトやデジタルサイネージなどのさまざまな手段でバス利用者にバスロケ情報（位置情報、運行状況、遅延情報など）をお届けします。

製品紹介ページ：https://www.buscatch.com/

■富山県地域公共交通情報提供協議会について

（2019年3月設置。事務局は富山県交通政策局交通戦略企画課）

　富山県内で路線バス等を運行する民間交通事業者や、コミュニティバスを運行する市町等で構成されています。2019年11月に、コミュニティバスを含む県内全域の路線バスを網羅したサービスとしては全国初となる「とやまロケーションシステム」のサービスを開始し、現在までシステムの運営やGTFSデータの作成・提供等を行っています。