西大寺金堂院の発掘調査(平城第660次調査)成果について

    西大寺で灯籠の痕跡が初めて発見されました

    調査・報告
    2024年12月13日 17:00

    概要

    ・西大寺金堂院の中軸線上でロ字状とみられる磚列と土坑を検出しました。
     磚列は灯籠の区画、土坑は灯籠の痕跡と考えられます。西大寺で灯籠の痕跡が発見されるのは初めての成果です。
    ・西大寺金堂院の西面回廊とその東西両雨落溝を検出し、西面回廊の規模と構造を確定しました。
    ・西面回廊では礎石据付穴に伴う壺地業を検出し、内庭部では砂や礫による舗装を確認しました。

    西大寺金堂院の発掘調査(平城第660次調査)
    西大寺金堂院の発掘調査(平城第660次調査)

    調査地

    奈良市西大寺小坊町

    調査期間

    2024年3月14日(木)~6月20日(木)

    調査面積

    約490㎡(西調査区293㎡、東調査区197㎡)

    現地公開

    調査終了後のため、現地公開はありません。

    報道資料

    詳細は以下プレスリリースをご覧ください。

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    カテゴリ

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