株式会社メディロム(本社:東京都港区、代表取締役:江口康二、米国Nasdaq上場 NASDAQ: MRM、以下「当社」)は、このたび暗号資産を活用した新たなトレジャリー(財務)戦略を開始したことをお知らせいたします。本戦略の一環として、Proof of Human認証プロトコルである Worldcoin(WLD) を主要な準備資産として保有し、事業活動の多様化および財務リスクの分散を目指すことを取締役会において決議いたしました。
当グループは、2025年10月28日時点で6,840WLDを保有しています。この保有中のWLDは、当社製品の充電不要スマートトラッカー「MOTHER Bracelet」を通じての活用を想定しております。具体的には、特定の疾病疾患を持つユーザーに対して「MOTHER Bracelet」を活用したバイタルデータ取得時のインセンティブとしてWLDを配布する予定です。このインセンティブ付与により、より大規模に患者のバイタルデータ収集を目指し、本件データを基にした研究開発機関、大学研究、商品開発企業等への提供を実現し、質の高いウェルネスの発見に寄与する予定です。
なお、前述の通り、本件は日本時間本日付当社臨時取締役会において正式に承認されております。今後も暗号資産を活用した事業活動および財務戦略の可能性を積極的に検討し、都度取締役会においてリスク分析の上、実施してまいります。
トレジャリー(財務)戦略の目的
・デジタル資産を活用した新たな事業成長機会の探索
・大規模バイタルデータ収集に向けたインセンティブとして活用
・バランスシート、事業推進上のリスクリターンを適切に分析した資産の安定保有・運用
・保有資産の分散によるリスクヘッジ
準備資産の構成
・WLDを一定規模の現預金流動性を確保する前提で、主要準備資産の一部として保有
・二次的にイーサリアム(ETH)を保有
当社は今後も、トレジャリー(財務)戦略の透明性を確保しつつ、暗号資産を活用した資産管理を推進してまいります。必要に応じて、保有資産の状況、運用方針、リスク等について適時開示してまいります。
メディロムグループについて

メディロムは健康管理サービスを目的としたリラクゼーションスタジオ「Re.Ra.Ku」を中心に、ヘルスケアアプリ「Lav」を利用した「特定保健指導」や体質改善プログラムを実施しております。また、2020年にはデバイス事業に参入し、充電不要で連続駆動する活動量計「MOTHER Bracelet 」を発表。今後は、創業以来蓄積した生活習慣データを基にしたデータ解析事業へも事業領域を拡げてまいります。
株式会社メディロムの概要
社名 : 株式会社メディロム(英文名 MEDIROM Healthcare Technologies Inc.)
上場市場 : NASDAQ
ティッカー(米国証券コード) : MRM (Nasdaq CM)
本社所在地 : 東京都港区台場2-3-1 トレードピアお台場16F
代表 : 代表取締役 江口 康二
設立 : 2000年7月

















