未踏分析技術イノベーションウェビナー~日本発未踏技術を世界の...

未踏分析技術イノベーションウェビナー ~日本発未踏技術を世界の産業活性にテイクオフさせる必見企画~ Zoomにて12月6日にオンライン開催!

一般社団法人日本分析機器工業会(JAIMA、所在地:〒101-0054 東京都千代田区神田錦町2-5-16、会長:中本 晃/株式会社島津製作所 相談役)は、「未踏分析技術イノベーションウェビナー ~日本発未踏技術を世界の産業活性にテイクオフさせる必見企画~」を2022年12月6日(火)に開催いたします。



複雑化、多様化する社会の諸課題に立ち向かうために、科学を牽引する「未踏の分析・計測技術のイノベーション」がまさに今、求められています。

我が国におけるアカデミアの科学技術には、世界を凌駕する水準のものが数多くあります。

一方で、その技術を産業化に誘導できる仕組み、特に産学のパートナーシップが弱いこともあり、産業を牽引するリーダーシップが十分に発揮できているとは言えません。

先進的科学技術の産業化を実現するためには、産学連携による「未踏領域」への展開が不可欠です。

分析・計測技術は、これまで科学技術の進歩による産業の発展に大きな役割を担ってきましたが、分光、分離、検出等の技術に革新的な進歩が少なくなってきたのではないか、との懸念も示されています。この新たな展開の実現のためには、分析・計測分野にも革新的な技術が求められています。

日本分析機器工業会では、我が国のアカデミアが保有する未踏領域での科学技術と、当工業会の会員企業の機器開発技術の融合により、未踏の分析・計測技術の開発で科学技術産業を牽引し、我が国の科学技術と産業のスピード感あるグローバル展開に貢献できるよう、新たに本企画を立案しました。

今回は、我が国が高い技術力を持つ材料分野に焦点を当て、最新の研究開発情報、製品情報をお届けします。

なお、本ウェビナーは、2023年2月開催予定のJASIS関西に先駆けて、最新情報をお届けするウェビナーとなります。多くの方々のご参加をお待ちしております。



【開催概要】

日時   : 2022年12月6日(水)15:00受付開始 15:30開始 18:00終了予定

開催方法 : Zoomによるリモート参加

参加費  : 無料

定員   : 250名

申込方法 : 参加申し込みフォームよりお申し込みください。

       https://us06web.zoom.us/webinar/register/WN_F4ALOZ35RCyDwRCPOQqxeA

申込締切 : 2022年11月29日(火)17:00

(ただし、定員に達した時点で締め切らせていただきます。)



【ウェビナープログラム】

●15:30 開会挨拶

日本分析機器工業会 技術委員会委員長 杉沢 寿志

日本分析機器工業会 ライフサイエンスイノベーション担当アドバイザー

バイオディスカバリー株式会社 代表取締役 岩瀬 壽


●15:40

東北大の分析計測卓越研究紹介とその展望、社会へのインパクト

司会 ファシリテーター

東北大学多元物質科学研究所 研究経営戦略室 特任教授/首席URA 根本 靖久氏

【詳細】

東北大学は創設115周年を迎えこれまでに社会を変革する数多くのイノベーションを創出してきた。その中でも多元物質科学研究所に焦点を当て、卓越した分析計測技術を通じた未来社会共創への取組みを紹介する。


●15:55

【講演1】

軟X線顕微計測が世界を変える―放射光技術の商用化で開発加速を―

東北大学多元物質科学研究所 所長 電子回折・分光計測研究分野 教授 寺内 正己氏

【詳細】

かつては放射光施設でしかできなかった軟X線発光分析が、電子顕微鏡技術と一体となり軟X線顕微計測技術として商用化された。これまでのX線組成分析の分解能を二桁向上させたことで、物質機能イメージングが可能となりつつある。


●16:30 休憩


●16:35

【講演2】

クライオEM、3D EDによる高度解析

東北大学多元物質科学研究所 生物分子機能計測研究分野 教授 米倉 功治氏

【詳細】

クライオ電子顕微鏡(EM)を使って、蛋白質の水素原子の可視化や有機化合物の微小結晶から高分解能構造が得られるなど、新しい可能性が広がっている。これに加え、材料科学分野への展開も進めている。AI測定などの技術の高度化に加え、放射光、計算科学も用いて複雑な分子の作動メカニズムを探る研究について紹介したい。


●17:10

【講演3】

新世代電子顕微鏡によるソフトマテリアルの静的・動的ナノスケール計測

東北大学多元物質科学研究所 高分子物理化学研究分野 教授 陣内 浩司氏

【詳細】

高分子・ゲル・ゴム・液晶・生体高分子などの“やわらかい材料(ソフトマテリアル)”は、複雑な階層的構造をもち、それらが材料の機能に大きな影響を与える。本講演では、新世代の電子顕微鏡により今まで観えなかった構造の静的・動的イメージングを行った事例を紹介する。


●17:45【質疑応答】


●17:55【閉会挨拶】

JASIS関西 2023のお知らせ 岩瀬 壽


●18:00 閉会

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