ヨガスタジオのある住まいで、いつでも気軽に運動を

■半数以上が実感するコロナ禍での運動不足

朝晩は涼しい日が増え、秋の足音が感じられる季節になってきました。平年より暑さが厳しく、新型コロナウイルスの感染が再拡大した今年の夏は、外出を控えたり在宅勤務を活用したりと、自宅で過ごす時間が増えた人も多かったのではないでしょうか。


そんな中、積水ハウス 住生活研究所が実施した「自宅での運動に関する調査」※1では、半数を超える55.8%もの人が、コロナ禍で以前よりも運動不足になったと感じると回答しました。また、屋外やジムなどの施設で運動したい(それぞれ32.4%, 18.2%)という人よりも自宅でと考えている人(55.0%)の方が多いこともわかりました。一方で、自宅で運動したいと考えている人のうち約4割は、自宅で運動を「したいと思っているが、始められていない」と回答しました。


半数以上が実感するコロナ禍での運動不足


積水ハウス 住生活研究所「自宅での運動に関する調査」(2022年)


自宅で運動をしていない理由を見てみると、「運動が嫌い・面倒(34.7%)」「疲労で生活に支障がでる(18.6%)」など、運動そのものに消極的な意見も一定数ありましたが、「忙しい・時間がない(30.3%)」「スペースがない(18.3%)」「器具が場所を取る(8.0%)」といった理由を挙げる人も多いという結果が出ています。ちょっとした隙間時間などで運動できる工夫をしたり、少し家具を動かすだけで自宅内に運動スペースを確保することができたりすれば、手軽に自宅で運動を始められるかもしれませんよね。


積水ハウス 住生活研究所「自宅での運動に関する調査(2022年)」


※1:積水ハウス 住生活研究所「自宅での運動に関する調査(2022年)」

https://www.sekisuihouse.co.jp/company/topics/topics_2022/20220922_1/


■自然の光を浴びながら心地よく運動ができる大空間

今回ご紹介するのは、宮城県にお住まいのSさん夫妻です。妻のYさんがフリーでヨガのインストラクターをしていることから、住まいづくりにあたって、自宅でヨガ教室を開ける大きな空間と、開放感のある吹抜けのある家にしたいと考えていました。


ヨガ教室ができる明るく開放的な1階スタジオ


そこで、1階の玄関まわりは、玄関と階段室を大きな吹き抜けでつなぎ、階段を上った先の2階の吹き抜けとも連続させることで、一体感のあるダイナミックな空間を演出。そして、その空間とつながるような玄関を入って左手の廊下をはさんだ位置に約18m2(約11畳)のスタジオをつくりました。


スタジオの入口は、妻・Yさんがこだわった横桟がアイアン調のブラックのシースルー引き戸を使い、空間全体のアクセントに。ガラスがクリアなので、区切った空間でありつつも、玄関ホールや階段室からの自然光を取り込めるため、とても明るいスタジオになりました。また、スタジオの一画(写真右奥)には、生徒さんのための荷物置き場を用意。クローゼットのようにハンガーパイプを渡し、着替えスペースとしても活用できるようにしました。


ポーズがわかりやすいよう、壁の一部をグレーに


また、壁の一部はグレーのアクセントクロスを採用。生徒さんにポーズが見えやすいようにと、レッスンの際はこの壁をバックに使っているそうです。


「ここは、お客さんのためにつくったスペースだからすごくかわいいのに、レッスン以外で使わないのがもったいなくて、お風呂上がりに休憩したり、夫と2人でヨガをしたりするんです」(妻・Yさん)


実はこのスタジオ、将来、子どもが生まれたときに2部屋に分けることができるよう設計。家族のライフステージの変化に合わせて使い方を変えられるようにしています。


大きな窓により明るく開放的な大空間リビング


2階は、夫妻のくつろぎの場でありながら、ヨガ教室としても使えるよう、約44m2(約27畳)の仕切りのないLDKに。ソファなどの大きな家具を置いていないため、少し物を動かすだけで、プライベートなリビング空間からヨガのためのスペースに簡単に切り替えられるようにしました。また、眺めの良い西側を足元までの大きな窓にすることで、外の景色を楽しめる空間を実現しています。


また、窓の上を勾配天井の吹抜けにすることで、最大で約4mの高さを実現。ここにもヨガのレッスンのための工夫が施されており、映像を映すことのできるプロジェクター用壁紙が貼られています。


「生徒さんが多いときや、お天気の良いときは、2階でレッスンします。窓のところにダイニングのベンチを持ってきてパソコンで仕事もするんですが、あまりにも気持ちがよくて寝てしまうこともあるんですよ」(妻・Yさん)


ダイニングにあるベンチをテーブルに


カラーと光の強弱で空間をゆるやかに仕切ったダイニングキッチン


ダイニングキッチンは、大きな窓のある西側のLDKの反対側に配置。「広い空間や外の景色を見ながら使えるキッチンにしたい」という妻・Yさんの希望を叶えるため、キッチンに立つと、リビングの窓からの眺めに加えて、階段室に設けた吹き抜けの窓などを通しても視線が抜ける設計になっています。


キッチンのカウンターやカップボード、壁クロスはグレーと暗めのカラーで統一。それに加えて、キッチンの窓は、高さを絞った横長のデザインにすることで光の強弱をつけ、リビング側の空間との対比を明確にするつくりにしました。


また、天井を下げて、ウォールナットのフローリング材を張った仕様にし、色を合わせたダイニングテーブルとベンチを置くことに。


「展示場でこういうキッチンの天井を見て、いいなと思って取り入れました」(妻・Yさん)


パントリー奥には一人でくつろげる書斎も


キッチン背面の奥のスペースにはパントリーを配置。生活感の出る部分は、生徒さんなどお客様がやってくるリビングやダイニングキッチンから見えないよう配慮しています。


また、パントリー奥に、L字型のカウンターと本棚で書斎スペースをつくりました。ヨガ教室の生徒さんが出入りした際にも、夫・Yさんが落ち着けるようにと、サプライズで用意された空間です。夫・Yさんも、この書斎スペースを“自分の城”としてとても気に入っているそうです。


積水ハウスでは、生活の中で気軽に体を動かすスペースを確保できるフレキシブルな大空間リビング「ファミリー スイート」をご提案しています。また大空間でありながらも、空間を柔らかく仕切っているため、家族がつながりながら思い思いの時間も大切にすることができます。


コロナ禍の外出自粛やリモートワークで、運動不足を感じていらっしゃるみなさん。自宅で過ごす時間が増えた今だからこそ、住まいで気軽に運動を楽しめる空間を実現してみてはいかがでしょうか。



【今回ご紹介した調査はこちら!】

積水ハウス 住生活研究所「自宅での運動に関する調査(2022年)」

調査期間:2022年7月15日~18日

集計対象人数:500人

集計対象:全国の20~60代の男女

関連記事:コロナ禍で広がる自宅トレーニング、手軽に始める4つのヒント

https://www.sekisuihouse.co.jp/company/topics/topics_2022/20220922_1/


商品情報

ファミリー スイート:

https://www.sekisuihouse.co.jp/kodate/lifestyle/familysuite/

積水ハウス 住まいと暮らしのデータ集「データぱる」:

https://www.sekisuihouse.co.jp/nattoku/datapal/081/

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