日本産のD2C美容品の海外販路開拓支援を開始

食品輸出のノウハウを活用、越境EC開設や現地インフルエンサーのライブコマースも実施

 テックファームグループで日本産品の輸出と海外マーケティングを手掛ける株式会社We Agri(東京都中央区、代表取締役CEO 根岸 健、よみ:ウィ アグリ、以下:We Agri)は、オーガニック化粧品を中心とした国産のD2C(ダイレクト・ツー・コンシューマー)美容品の海外における需要拡大に応え、海外販路開拓支援サービス「コネクトアジアビューティ」の提供を開始します。合わせて、国産美容品に特化した越境ECサイト『Ginza Cosme(ギンザ コスメ)』(仮称)をシンガポールの消費者向けに本日9月21日に開設します。これまで食品輸出にて蓄積してきた現地消費者の嗜好への理解や法規制などの知見と、コールドチェーンによる品質管理を徹底した輸出網を活用しながら、海外販路の開拓を課題とする美容品事業者を支援します。月額15万円から提供し、2024年までに50社の販路開拓を目指します。本年10月27日には美容品事業者向けセミナーに登壇し、海外市場や輸出への理解を高めます。インバウンド需要の回復が遅れるなか「コネクトアジア」の取り扱い品目を美容品に広げることで、更なる日本産品の輸出拡大への貢献と、事業拡大を目指します。

▲「コネクトアジアビューティ」のサービスイメージ図


日本産品の海外販路開拓の取り組み

 We Agriは、生鮮品を中心とした日本産食品の輸出により、ITを活用した独自の流通プラットフォームとマーケティングネットワークを構築しています。コロナ禍においては消費行動の変化に合わせ、卸売から直販に販路を拡げ、国内市場に向けたECやASEANの有望市場であるシンガポールの消費者や小売店などに向けた越境ECを展開してきました。2022年3月には、全国の地方産品の輸出拡大に貢献するため、海外販路開拓支援サービス「コネクトアジア」の提供を始め、地方自治体や経済団体との連携と合わせ、全国の事業者の支援を拡大しています。

対象を高付加価値美容品へ拡張

 健康志向の高まりで高品質な日本産食品への需要が高まっているのと同様に、日本産の美容品についても高機能・高品質で安心・安全であると海外で高く評価され、2019年には化粧品が過去最高額の出荷額を記録するなど、今後さらに海外での需要が見込まれます。しかしながら、現地の法規制など複雑な輸出手続きや、素材にこだわる化粧品は品質保持のため流通手段が限られるなど、輸出のハードルが高くなっています。また、単独では販路を開拓できない事業者も多く、国内需要のみに依存したビジネスモデルが中心になっています。

 そこで、We  Agriは食品輸出で培った販路開拓のノウハウを食品から高付加価値美容品に広げ、「コネクトアジアビューティ」として、輸出に関するブランディングやプロモーションなどのマーケティング活動から現地での販売、物流までを一貫して支援します。同時に、越境EC『Ginza Cosme』(仮称)を開設し、日本好きという特徴をもった現地インフルエンサーによる総フォロワー数125万人を超えるネットワークを活かしたライブコマースを掛け合わせ、日本産品の魅力を訴求します。今後、現地小売店でのリアル販売も検討しており、コロナ禍で回復が遅れるインバウンド需要の創出と、日本の魅力を体現する多様な美容品が参画できる流通プラットフォームとしての拡大を目指します。  

海外販路開拓支援サービス「コネクトアジアビューティ」

 高付加価値化粧品を中心とした国産美容品の輸出業務からブランディングやプロモーションなどのマーケティングを一貫して支援するサービスです。独自の越境EC『Ginza Cosme』(仮称)と日本好きな現地インフルエンサーによるライブコマースを組み合わせ、半年間のプロモーション活動を行います。


【サービス概要】

・主な支援内容

顧客開拓

商品開発を支援するデータ収集

原材料の法規制確認など輸出関連業務代行

現地消費者やバイヤーを対象としたプロモーション

ブランディング

・料金(税抜):月額15万円×6か月 (別途初期費用60万円)

・「コネクトアジア」サービス紹介サイト:https://weagri.jp/connect-asia/

越境EC『Ginza Cosme』(仮称)

 国産オーガニック化粧品など、日本の魅力を体現する美容品、生活を豊かにする健康志向品などを販売します。

・サイト:https://ginzacosme.com/     

・配送可能エリア:シンガポール国内全域(一部島しょ部除く)

・英語版サイトのみの提供  


10月27日に美容品事業者向けセミナーに登壇

 日本各地の美容・健康商材メーカーの担当者やバイヤーなどが意見交換し、課題を共有することを目的に活動を行うジャパンメイドビューティ研究会が開催するセミナーに登壇し、シンガポールにおける販路開拓や現地でのマーケティングノウハウ、最新の市場動向など、海外進出に役立つ情報を提供します。


<イベント概要>

「日本の美容品を世界に!海外輸出セミナー」

開催日時:2022年10月27日(木)14:00~16:00

開催場所:オフライン(東京都千代田区神田)またはオンライン(Zoom)(お申し込み後にご案内いたします) 

参加費:無料

定員:オフラインは先着15名、オンラインは先着50名

登壇者:ジャパンメイドビューティ研究会 主宰 江渕 敦(インフォーマ  マーケッツ ジャパン株式会社Diet&Beauty編集長、事業部長)

研究会フェロー 小田切 裕倫(株式会社Challite)

株式会社We Agri 執行役員 セールス&マーケティング 本部長 矢部 翔一

お申込み:事前申込み制。申込URL:https://peatix.com/event/3366674/

申込期限:2022年10月26日(水)まで

お問合せ:ジャパンメイドビューティ研究会事務局

インフォーマ マーケッツ ジャパン株式会社 ダイエット&ビューティ事業部内

TEL:03-5296-1013 E-mail:db-jp@informa.com HP:https://well-beauty.jp/inquiry


※ジャパンメイドビューティ研究会とは

    今年6年目を迎える「ジャパンメイド・ビューティ  アワード」の運営のなかからうまれた自由参加型の研究会です。バイヤーや各地のメーカー、業界キーパーソンが意見交換し、課題やチャンス、未来の姿を共有し創造しています。全国で生まれている化粧品や食品などの美容アイテムの消費者への認知を高め、暮らしの中に届けるためのきっかけ作りを目指します。  

We Agriについて

 「Find More Japan -日本再発見を加速する」をミッションとして、未だ世界に知られていない魅力的な日本産品を発掘し、シンガポールをはじめとするアジア諸国でのマーケティング活動を支援します。創業以来蓄積してきた、日本の農水産物や加工食品のブランディングやマーケティングに関する知見と、現地ニーズへの知見や流通ネットワークを活かし、ITと最新の流通技術を組み合わせた独自のマーケティング・流通プラットフォームにより、海外販路開拓支援サービス「コネクトアジア」を提供しています。自社EC、現地インフルエンサーを活用したライブコマースや、小売店やレストランなどでの販売・マーケティング活動を通じて、日本産品の輸出拡大に貢献します。

 蓄積したマーケティングノウハウとテックファームグループの最先端技術や多様な産業におけるDX支援の知見を掛け合わせることで、アジアと日本をつなぐ越境流通のイノベーションを目指します。


【企業概要】

会社名 株式会社We Agri

所在地 東京都中央区銀座7丁目11番3号 矢島ビル4階

代表者 代表取締役CEO 根岸 健

設 立 2010年

資本金 9,510万円

URL https://weagri.jp/


※記載の商品名、サービス名及び会社名は、各社の商標または登録商標です。

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