Unearth International Limited、 大井電気株式会社に対し、「株主提案」を実行

    大規模な自社株買い及び株式分割、買収防衛策撤廃を要求

    企業動向
    2022年4月26日 14:00

    Unearth International Limited(代表:Managing Director 内藤 昌弘、以下「当社」)は、大井電気株式会社(以下「大井電気」と言います。)の発行済株式総数の議決権を300個以上6か月前から引き続き保有しております。

    当社は、大井電気に対し、令和4年6月開催予定の大井電気第98期定時株主総会において、下記(1)、(2)及び(3)の事項を定時株主総会の議案とする旨の株主提案に係る書面を発送し、書面の到達を確認しましたので、本件を公表いたします。



    <提案する議題の内容>

    (1)自己株式取得の件

    会社法156条1項の規定に基づき、本総会終結のときから1年以内に当社普通株式を、株式総数147,000株、取得価格の総額600,000,000円(ただし、会社法により許容される取得価額の総額(会社法461条に定める「分配可能額」)が当該金額を下回るときは、会社法により許容される取得価額の総額の上限額)を限度として、金銭の交付をもって取得することとする。


    (2)株式分割の件

    当社普通株式について、以下のとおり株式分割を行う。

    ア 分割割合1株につき3株の割合とする

    イ 分割の基準日本総会の日の翌営業日から起算して、3週間後の日

    ウ 分割の効力発生日本総会の日の翌営業日から起算して、4週間後の日


    (3)当社株式等の大規模買付行為に関する対応策(買収防衛策)の廃止の件

    令和2年6月26日開催の当社第95期定時株主総会において継続が決議された当社株式等の大規模買付行為に関する対応策(買収防衛策)を廃止する。



    <大井電気の株主の皆様へ>

    本株主提案は株主価値の向上が期待できることから、当社以外の株主様にもご賛同いただける提案であると考えています。

    また、今回の提案内容は、ここ数年の極めて低い流動性及び保守的な経営姿勢を改善する一助となるものであり、2月の臨時株主総会にて当社上程議案にご賛同いただいた株主様だけでなく、多くの株主様に貢献できる内容と存じます。



    <大井電気の取締役の皆様へ>

    当社は、この度提案する自社株買い並びに株式分割の実行を強く期待いたします。また、大井電気の取締役の皆様には、本株主提案を機に、株主資本を有効活用した抜本的な経営改革を期待いたします。是非とも株主提案の通り、上場企業としての経営及び株主価値の最大化を本気で目指していただきたいと存じます。

    なお、本株主提案を実行したとしても、大井電気のバランスシートの範囲内であり、大井電気の財務状況及び経営状況に大きな影響を与えるものではありません。本提案の実行は、投資家目線且つ株主重視の姿勢を市場全体に強くアピールすることができ、大井電気の企業価値及び株主価値向上の第一歩となると考えます。



    ■会社概要

    商号  :Unearth International Limited

    代表者 :Managing Director 内藤 昌弘

    所在地 :F20,1st Floor,Eden Plaza,Eden Island,Seychelles

    事業内容:1. M&Aに関する仲介、斡旋及びアドバイザー業務

         2. 経営コンサルティング業務

         3. 有価証券の保有、運用及び投資

         4. 前各号に附帯する一切の業務