令和4年度「知財功労賞 特許庁長官表彰」を初受賞

株式会社ベルニクス(本社:埼玉県さいたま市、代表取締役社長:鈴木 健一郎)は、経済産業省特許庁が主催する令和4年度「知財功労賞」(※1)において「特許庁長官表彰」を初めて受賞いたしました。



【知財功労賞について】

「知財功労賞」は、毎年4月18日の「発明の日」*に、知的財産権制度の発展及び普及・啓発に貢献のあった個人に対して「知的財産権制度関係功労者表彰」、制度を有効に活用し円滑な運営・発展に貢献のあった企業等に対して「知的財産権制度活用優良企業等表彰」として、経済産業大臣表彰及び特許庁長官表彰を行うものです。

当社は、意匠分野における取り組みが評価され、知的財産権制度活用優良企業として「特許庁長官表彰」を受賞いたしました。

*1885年4月18日に日本の産業発展の基礎となった専売特許条例(現在の特許法)が公布されたことから毎年4月18日を「発明の日」としている。



【受賞のポイント】

ベルニクスが評価されたポイントは、以下3点です。

●国内インフラ企業に最も多くの採用実績を持つ電源メーカーである同社は、近年、新技術「ワイヤレス給電」をコアとして、知財を活用しながら新市場開拓の取組を展開している。

●「ワイヤレス給電機能を備えた電動自転車シェアサイクル」プロジェクトでは、埼玉大学と共同開発・共同取得した特許技術や、同社自ら取得した電動自転車の意匠を活用しながら、地元行政との連携による実証実験の末、2015年には世界初となる実用化を実現した。「ワイヤレス給電」をコアとした新たなビジネスをデザイン経営により創出するため、社内ベンチャー株式会社ベルデザインを2019年に設立。

●株式会社ベルデザインでは、「POWER SPOT」(※2)ブランドのもと意匠制度を活用しながら、デザイン住宅メーカー、デザイン照明メーカー、ロボット・ドローン等、様々な協業パートナー企業と、ユーザーエクスペリエンスデザインによるプロダクト・サービス開発を進めている。



【受賞コメント】

この度は、知財功労賞特許庁長官表彰を賜り、誠に光栄に存じます。当社は社会インフラに多くの実績を持つ産業機器向け電源メーカーです。コア技術のひとつである「ワイヤレス給電技術」を活用し、コンセントに変わる新たな給電プラットフォームの創出を目指し、社内ベンチャー株式会社ベルデザインを2019年に設立しました。

「POWER SPOT」ブランドのもと意匠制度を活用し、パートナー企業と共にいつでも、どこでもケーブルレスで給電できるライフスタイルを今回の受賞を励みに実現して参ります。



※1 特許庁(知財功労賞)のホームページ

https://www.jpo.go.jp/news/koho/tizai_koro/index.html


※2 POWER SPOTとは

株式会社ベルニクスが40年間培ってきた電源技術を活かし、株式会社ベルデザインが新たに立ち上げたワイヤレス技術の製品ブランドです。POWER SPOT(TM)は2017年に活動をスタート。MTDO inc(エムテド)の田子 學氏をクリエイティブパートナーに迎え、電源製品の新たな付加価値の提供を模索してまいりました。

本製品は家族・友人・同僚などで人々が集うまったく新しいライフスタイルを提案します。

https://www.bell-design.co.jp/


POWER SPOT


非接触給電モジュール


デジタルPOLコンバータ

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