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愛知県岡崎市の相談所「オカビズ」が支援する中小企業の 強みを生かしたSDGsの具体的な取り組みが続々広がる  ~2022年3月までに31社32件を超える取り組み例が誕生~

岡崎ビジネスサポートセンター・オカビズ(所在地:愛知県岡崎市、センター長:高嶋 舞)が支援する岡崎地域を中心とした中小事業者の間にも、続々とSDGsの具体的な取り組みが進んでいます。2022年3月までに31社32件を超える取り組み例が誕生し、認証や宣言に留まらない実質的な取り組みが注目されています。

SDGsへの取り組みは地域の中小企業が持つ強みを別の業界やシーンへ展開するきっかけにもできると考え、中小企業の高い技術力と小回り力を生かし、ビジネスチャンスに変えるサポートをしています。


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■背景:2015年の国連総会でSDGsが採択。地方中小への展開は2020年以降本格化。

2015年の国連総会で決議されたSDGsへの取り組み。日本のビジネス界への波及は、2017年に経団連がSDGsに本格的に取り組む意思を行動憲章の改定で表現したことが大きな契機と言われていますが、これが地方の中小企業に波及したのは2019年以降です。自動車業界をはじめ、大手企業からSDGsへの取り組みが広がり、中小事業者もSDGsを学び、いかにボランティアでの社会貢献ではなく、本業を成立させたうえでの取り組みとするか、の試行錯誤が続いています。


特に自動車関連業の多い愛知県では、脱炭素で先端を走るトヨタ自動車の影響も多分にあり、カーボン・オフセットやSDGsへの取り組みを早期に具体化する動きも見られます。



■中小企業のSDGs特徴:強みを生かした「当たり前の見直し」と「事業につながるチャレンジ」

これまでいわゆる社会貢献的な取り組みは大企業を中心に行われ、資本・人的資源・発信力の少ない中小企業では一部地域への貢献ですら難しいものがありました。しかしSDGsの考え方を学ぶ中で、老舗企業が長年培ってきた考え方や地域との繋がり方が地域を守り多様な生き方を支援する取り組みになっていることに気づいたり、特定の業界で採用されてきた技術や商品が異分野で役に立つのではとチャレンジをするきっかけになっていたりするのです。予算をかけて新たな取り組みをするのが難しい中小企業だからこそ、SDGsというメガネを通して、自社の持つ強みが社会にとってどんな価値があるのか、どんな意味や発展の可能性があるのかを見直すきっかけとなっています。



■事例(1):コーヒー生豆精製の脱穀産廃を減らし、高栄養価の再利用したスイーツ販売へ

事業者名  :自家焙煎珈琲豆専門店 樹の香(このか) (店長・小野 賢次)

事業内容  :コーヒー豆の焙煎、販売、器具販売など

創業年   :2001年

17の目標  :(12)つくる責任、つかう責任

取り組み内容:コーヒー生豆を精製する際、脱穀で取り除かれる果肉及び果皮を

       乾燥させて出来たパウダー「コーヒーピールパウダー」を、

       どらやき生地にいれて風味を楽しむ商品に展開。

       ポリフェノールなど高い栄養価を生かし、

       果皮や果肉が産業廃棄物として処分される量を削減する狙いです。

       2019年の発売から着実に販売数を伸ばし、

       コンスタントに月約70個、年間800~1,000個程度を

       売り上げています。


樹の香「スーパーフーどら」


■事例(2):就労支援施設に製造現場の治具技術を応用し安心安全な就労環境づくりへ

事業者名  :株式会社オーケーエス

事業内容  :組付や検査用の治具設計製作

創業年数  :1947年

17の目標  :(8)働きがいも経済成長も

       (9)産業と技術革新の基盤をつくろう

取り組み内容:大手自動車部品メーカー向けに治具を提供してきた

       技術力や提案力を生かし、就労支援施設に向けて治具を活用した

       作業工程を見直すサービス「ワークサポートJIG」を

       2022年2月に開始。生産工程の確認や課題等のヒアリングを経て、

       治具を活用した改善案を無償で提案。

       導入に関心があれば、割安で治具を提供。

       製造現場の「カイゼン」の発想で、よりよい工程・作業環境を

       治具を通じて就労支援施設に展開するものです。

       治具を導入することで作業効率が上がり、

       請負業務の増加・雇用の創出が見込まれます。

       また安心安全な作業にも治具も提案することで

       就労者にも働きやすい職場となります。


オーケーエス「ワークサポートJIG」

シールカット


※その他の事例については添付「オカビズ支援者のSDGsの取り組み例」よりご確認いただけます。



■概要:中小企業の無料相談所「岡崎ビジネスサポートセンター・オカビズ」

岡崎市経済の底上げを図るため、2013年10月に開設した産業支援施設。岡崎市が設立・運営をし、売上アップに特化した相談所として岡崎の中小企業・起業家のチャレンジをサポートしています。開設から8年間で約2万件、3千社の相談を受けています。

2015年内閣府「女性のチャレンジ支援賞」受賞。2016年「第11回ニッポン新事業創出大賞」支援部門特別賞受賞。2018年度総務省「ふるさとづくり大賞」地方自治体表彰受賞。

ホームページ: https://www.oka-biz.net/

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