グループ通算制度対応システムの『通算ロボット』が株式会社オービックビジネスコンサルタントの『奉行クラウド』とも連携開始

2022.04.01 11:00

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株式会社ROBON(本社：東京都新宿区、代表取締役社長：荒木岳夫、以下 ROBON)は、2022年4月1日以後の事業年度分から適用が開始されたグループ通算制度対応システム『通算ロボット』を提供しておりますが、この度、株式会社オービックビジネスコンサルタント(以下 OBC)の『奉行クラウド』との連携もスタートいたしました。

【『奉行クラウド』との連携。『通算ロボット』と『決算ロボット』】

そもそも法人税申告書の作成には専門知識が求められますので、作成業務に課題をお持ちの場合は、『決算ロボット』を併用することで作成業務の工数を大幅に削減できます。『決算ロボット』はクラウド上の会計ソフト／ERPソフトとWEB-APIで自動連携してデータを取得、そこから申告に必要なデータへ加工を行い、法人税申告書を自動作成するサービスですが、この度、新たにOBCの『勘定奉行クラウド』との連携が実現しました。法人税申告書作成業務に関わる工数が大幅に削減できますので、このサービスを『通算ロボット』と併用すれば、グループ通算制度の運用が非常に楽になります。

また、『通算ロボット』は法人税申告書データをクラウド上で管理し、グループ通算制度を適用させますが、特筆できる機能として、他社の申告ソフトで作成した申告書データをXMLファイルで取り込むことができます。この機能を使ってOBCの『申告奉行』で作成した申告書データも取り込むことが可能です。

『申告奉行』だけでは、グループ通算制度に対応した法人税申告書は作成できませんが、『通算ロボット』に取り込むことで、スムーズに連携、グループ通算制度を適用させることが可能になります。

【グループ通算制度での新たな課題を解決】

グループ通算制度では、グループ会社各社が法人税申告書を作成し、その申告書に対して、「グループ通算制度」に則って損益通算などの計算を実施し、その計算結果が反映された申告書をそれぞれ各社が個別申告を行うのが基本の流れになります。

これまで、親法人がまとめて申告を行っていた「連結納税制度」とは違い、グループ会社各社で申告書の作成を完結させる必要がありますので、会計データといかにスムーズに連携し、専門性の高い申告書作成業務を楽にするか？という課題を解決できます。

【ROBONの目指す姿】

ROBONでは、クラウド上のデータをWEB-APIで連携することで、専門知識と作業に時間が掛かっていた業務の軽減化を目指しております。当社で提供しているグループ通算制度対応システムの『通算ロボット』・法人税申告書自動作成SaaS『決算ロボット』もそのコンセプトに基づいて作られており、完全クラウドのサービスで、時間・場所・クライアントライセンス数の制約から解放します。専門性が高く、DX化がなかなか進みづらかった分野を劇的に変えていきたいと邁進しております。そして、最終的に目指す姿は「AIによる決算・税務業務の完全自動化」です。事業会社の皆様には、実務の工数削減を、税理士／会計士の皆様には、時間創出のための新たな価値を提供して参ります。