ブレイキン日本一決定戦「THE JAM FINAL 2022」  チャンピオンは京都府出身 BBOY TOA

日本一のBBOY、BGIRLを決めるブレイキン・バトルコンテスト「THE JAM FINAL」が、2月20日(日)兵庫県西宮市で開催され、前日予選(2月19日(土)に同会場にて開催)から出場して全てのバトルに勝利した京都府出身のBBOY TOA(俣野 斗亜・22歳・京都府出身)がチャンピオンに輝きました!


優勝したBBOY TOA (C)harugraphics


■一回戦からハイレベルなバトルの連続!決勝のカードはTOA VS GEN ROC

日本一を決める戦いにふさわしく、一回戦から非常にハイレベルなバトルが会場を沸かせました。

前半のハイライトは、TOP16のKAZUHIRO VS WATO。長年にわたり日本ブレイキンシーンの歴史を作ってきた大会最年長45歳のKAZUHIROを前にしても、大会最年少で弱冠9歳のWATOは全く臆することなく高難度のパワームーブを連発、惜しくも敗退しましたが歴史に残る一戦となりました。

同じくネクストジェネレーションのTSUKKIは、SHIROFES.2021の覇者GEN ROCと対戦。ハイレベルなパワームーブを武器に戦うTSUKKIと安定したスキル・オリジナリティーを兼ね備えたGEN ROCとのバトル、一進一退の攻防を制したのはGEN ROCでした。

BGIRLで唯一TOP8に進出したAYANEは、日本のブレイキンシーンと共に歩み、その歴史を刻んできたKouskeとセミファイナルのカードをかけて対戦し、気持ちをダンスに乗せたパワフルな動きで好戦するも、Kouskeが圧倒的なスキルと個性あふれるムーブで勝利しました。

決勝進出をかけたTOP4は TOA VS Kouske、KAZUHIRO VS GEN ROCのカードに。奇しくも両バトルともに若手VSレジェンドとなりましたが、どちらも下克上を果たし、決勝のカードは日本ブレイキンシーンの最前線で活躍する二人の対決に。京都府出身のTOA VS 群馬県出身のGEN ROCという東西対決を制したのは、BBOY TOA!前日予選からの激戦を制し、並み居る強豪を抑えて頂点に輝きました!


大会最年長 KAZUHIRO(左) VS 大会最年少 WATO(右) (C)harugraphics


【BBOY TOA】

本名:俣野 斗亜(またの とあ)

年齢:22歳

出身:京都府

京都を拠点とする「BODYCARNIVAL」のメンバーとして活動中。

2024年パリオリンピックに向けた、ブレイキン強化合宿選手に選ばれており、今年1月に開催されたJDSF第3回全日本ブレイキン選手権オープンBBOY部門で準優勝。


WINNWE BBOY TOA (C)harugraphics


13歳でダンスを始めるも、バトルに出場し始めたのは17歳。本人としては「少し遅かった」と感じているTOAですが、2024年パリオリンピックに向けたブレイキン強化合宿選手にも選ばれ、恵まれた環境でブレイキンができていることに感謝していると話していました。

今年1月に開催されたJDSF第3回全日本ブレイキン選手権オープンBBOY部門での準優勝に続き今大会での優勝と、良いスタートを切りました。優勝インタビューでは「調子に乗ることなく精進し、オリンピックの代表にも選ばれてぜひ出場したい」と意欲を見せていました。


決勝でBBOY GEN ROCと戦ったBBOY TOA (C)harugraphics


■THE JAMとは

日本人で最も多くのタイトルを獲得し、世界で最も有名なBBOY TAISUKE。

日本が世界に誇る彼がオーガナイザーを務めるイベントが、THE JAMです。

初めて開催されたのは2018年、年齢や性別関係なく世界最高峰の舞台を作るという熱い想いを掲げてスタートしました。今では年齢・性別問わずブレイキン界の日本一を決める大会として確立し、国内多くのBBOY・BGIRLが、本大会での優勝を一つの目標として掲げています。

毎年参加者・参加層は増えていき、優勝するのが最も難しいとも言われている大会です。

THE JAM FINAL 2022はBBOY TAISUKEとBBOY Kakuを大会アンバサダーに迎え、オリンピックを目指すルーキー世代、日本のレベルをクリエイティブし続ける現役世代、時代を作り審査員も務めるようなレジェンド世代など、性別・世代問わず、「ブレイキン」の今の時代の頂点を歩むダンサーが、この舞台で日本一の称号をかけて戦いました。


THE JAM FINAL 2022に出場した24人のBBOY・BGIRL (C)harugraphics

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