多様化する働き方を支援するために 沿線ビルにローカル5G等の通信手段を導入する検討に着手します ~まずはローカル5G通信を利用した 「空間自在ワークプレイス」の実証実験を開始~

    調査・報告
    2021年12月20日 19:15

    阪急阪神不動産株式会社(本社:大阪市北区、社長:諸冨隆一(※1))では、多様化するワークスタイルを支援するため、沿線のビル内に、ローカル5G(※2)等の最適な通信手段を効率的に導入する検討に着手します。

    最初の取組として、2022年1月24日(月)より、東日本旅客鉄道株式会社(JR東日本)及びKDDI株式会社(KDDI)と共同で、ローカル5G等の通信を活用した「空間自在ワークプレイス」の実証実験を東京―大阪間で開始します。本実証実験では、ローカル5Gの評価を行うとともに、利用者のニーズを把握することにより、新しいリモートワークの提案に繋げてまいります。


    阪急阪神ホールディングスグループでは、デジタル技術の活用を通じた既存事業の収益力の強化や、デジタル空間における新たな収益事業の創出を目指しており、それに向けてさまざまなDXに関する取組を進めています。今般の取組もその一つであり、これからも、アフターコロナを見据えた新たな商品・サービスの提供や沿線価値の向上を目指してまいります。


    ワークスタイルの多様化に対応した通信インフラを効率的に整備

    ワークスタイルの多様化に対応するため、ローカル5G等を様々な働き方を支援する通信手段として活用し、沿線のビル内に効率的な通信インフラを整備することにより、当社のビルにご入居頂いているテナント様に対して、最適な通信環境を総合的に提供することを目指してまいります。

    具体的には、従来の携帯キャリア通信・Wi-Fi・有線LANに加えて、ローカル5GやsXGP(※3)、LPWA(※4)等の最適な通信手段を導入することを検討します。また、各携帯キャリアの5Gやローカル5G等の複数の通信が、ビル内の無線アンテナや情報通信線等を共用する「インフラシェアリング」を導入することを想定しています。これにより、通信インフラを効率的にかつ低コストで整備することが可能となります。


    さらに、阪急阪神の鉄道線路沿いに敷設する光ケーブルなども活用して沿線の各ビルを繋ぐことで、ローカル5G等の通信サービスを広域的に提供することが可能となります。例えば、ローカル5Gを導入した阪急阪神沿線のビルにおいて、5G通信が利用できるパソコン等の端末から、テナント様の自社イントラネットにSIM認証を利用したセキュアで快適な接続ができるようになります。


    JR東日本とKDDIが首都圏で実施している「空間自在ワークプレイス」の実証実験を東京-大阪間で初めて実施

    ローカル5Gを普及させていくには、利用者のニーズを把握して、利便性が高い端末やサービスを開発することが重要なポイントとなります。このため、多様な業種・業界から参加者を募り、さまざまなローカル5Gに関する実証実験を行い、それにより参加者のニーズを端末やサービスの開発に繋げていく取組を進めてまいります。

    今般、当社は、JR東日本及びKDDIが運営する空間自在コンソーシアムに加盟し、「空間自在ワークプレイス」を新たに大阪の梅田阪急ビルオフィスタワーに設置して、東京の同ワークプレイスとの間で大容量の4K映像を通信する実証実験を開始します。

    「空間自在ワークプレイス」は、時間や場所にとらわれない豊かなくらしを実現するためにJR東日本とKDDIが事業化を進めている、リアルとオンラインのそれぞれの良さを融合し、リアルを超える体験価値を提供することを目指す新しいワークプレイスです。本実証実験では、大阪側のワークプレイス内の通信環境を、有線LANだけでなく、ローカル5GやWi-Fi6による無線通信でも整備し、それによりローカル5Gのもつ高速・大容量・低遅延等の性能を客観的に比較検証します。また、当社のビルの入居企業様や空間自在コンソーシアムの参画企業様をはじめ多くの方々に実証実験に参加していただくことにより、空間を越えて働くことの価値を評価していただくとともに、利用者のニーズを把握して、新しいリモートワークの提案に繋げてまいります。

    さらに、モバイル端末等をローカル5Gの通信を利用して社内イントラネットに接続する実証実験も計画していますので、詳細が決まり次第、お知らせします。


    ◆「空間自在ワークプレイス」の実証実験の概要


    ◆「空間自在ワークプレイス」のイメージ


    ◆「空間自在ワークプレイス」のウェブサイト

    https://kukanjizai.com/workplace.html


    ◆各通信回線の特徴

    本実証実験で使用する通信回線の特徴は下表のとおりであり、本実証実験では青色の網掛箇所が性能比較の対象となります。

    ローカル5Gは、Wi-Fi6と比較して「低遅延」「多接続」「ハンドオーバー(通話や通信を続けながら接続する基地局を変更する性能)」「セキュリティ」の面で優れており、有線LANと比較した場合には、無線化による「モビリティ」の向上や配線費用の低減が期待できます。


    (※1)諸、隆は旧字

    (※2)ローカル5G

    地域の企業や自治体等が、それぞれのニーズに応じて、自らの施設内で柔軟に構築できる第5世代(5G)移動通信システムです。大容量・低遅延・多接続が必要とされる通信やSIM認証によるセキュリティの高い通信に適しているほか、災害時等における優先的な通信や映像集約時等におけるアップロード側の速度を上げた通信も可能となります。

    (※3)sXGP(shared eXtended Global Platform別称:プライベートLTE)

    PHS周波数帯(ノイズが少ない1.9GHz帯)を利用した免許不要の通信規格です。通信速度は低速ですが、秘匿性の高いSIM認証や閉じられたネットワーク構成により、通信キャリアに依存しないローカル通信ネットワークの構築が可能となります。

    (※4)LPWA(Low Power Wide Area:低消費電力長距離通信)

    消費電力を抑えながらセンサーが取得した情報を遠くまで送信するIoT向けの無線通信技術です。スマートビル(次世代のビル管理)を実現するにあたり、“効率的”に各種のセンシング(情報の計測)データを収集・管理することが可能となります。


    <参考>

    ◆阪神ケーブルエンジニアリング株式会社のホームページ

    https://hce.hanshin.co.jp/


    ◆アイテック阪急阪神株式会社のホームページ

    https://itec.hankyu-hanshin.co.jp/


    ◆阪急阪神ホールディングスグループのローカル5Gに関連するプレスリリース

    ・ローカル5Gを「街づくり」に活かす新たな取組みをはじめます

    https://hce.hanshin.co.jp/news/pdf/20210816.pdf

    ・阪神武庫川線における先端技術を活用した実証実験の実施について

    ~画像解析AIやローカル5G等を鉄道運営に活用~

    https://www.hanshin.co.jp/company/press/detail/3324



    阪急阪神不動産株式会社 https://www.hhp.co.jp/


    リリース https://www.hankyu-hanshin.co.jp/release/docs/6717896d22f89092c95b24a8db5aadd39a8c811e.pdf


    発行元:阪急阪神ホールディングス

        大阪市北区芝田1-16-1

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