2021年文藝春秋・電子書籍ダウンロード数ベスト10発表

1位は映画化されたベストセラー『そして、バトンは渡された』

 文藝春秋電子書籍編集部では、文藝春秋の電子書籍約5000点のダウンロード数を元に集計した、2021年電子書籍ベスト10を発表しました。


1位 『そして、バトンは渡された』(瀬尾まいこ)

2位 『コンビニ人間』(村田沙耶香)

3位 『嫌われた監督 落合博満は中日をどう変えたのか』(鈴木忠平)

4位 『表参道のセレブ犬とカバーニャ要塞の野良犬』(若林正恭)

5位 『DXの思考法 日本経済復活への最強戦略』(西山圭太/冨山和彦・解説)

6位 『ファーストラヴ』(島本理生)

7位 『ナナメの夕暮れ』(若林正恭)

8位 『女のいない男たち』(村上春樹)

9位 『容疑者Xの献身』(東野圭吾)

10位 『在宅ひとり死のススメ』(上野千鶴子)  


1位は令和最大のベストセラー『そして、バトンは渡された』(瀬尾まいこ)。2019年の本屋大賞に輝いた本作は、今年10月に永野芽郁×田中圭×石原さとみという豪華キャストで映画化され、一年を通じて各電子書店で売れ続けました。日本出版販売が発表した2021年のベストセラー文庫部門でも1位となっています。

 


 2位は、芥川賞を受賞した2016年に1位となってから6年連続でベスト3以内と、まさにデジタル時代を象徴するベストセラー『コンビニ人間』(村田沙耶香)。来年以降、どこまでランキングの上位にとどまり続けるかも注目です。



 3位には今年9月に刊行された『嫌われた監督 落合博満は中日をどう変えたのか』(鈴木忠平)が入りました。ドラゴンズで8年間監督を務め、日本一にもなりながらファンやマスコミから厳しい視線を浴び続けた落合博満氏。その実像に迫ったノンフィクションは「週刊文春」連載中から話題となり、単行本発売後は電子書籍でも一気にダウンロード数を伸ばしました。


 また、2021年からコミック部門を一般書から分離し、コミックの電子版ベスト20として発表することになりました。

 コミック部門1位は『裸一貫! つづ井さん3』(つづ井)。腐女子のハッピーライフを軽妙に描いた人気エッセイの第3弾です。つづ井さんシリーズは2巻が4位、1巻が7位、『まるごと 腐女子のつづ井さん』が9位と、ファンから熱く支持されています。


 2位は『僕が夫に出会うまで』(原作・七崎良輔 漫画・つきづきよし)がランクイン。日本社会を生きるゲイの葛藤や恋を描いた七崎良輔さんの自伝を、BL漫画家のつきづきよしさんが漫画化したもので、女性からの熱狂的な支持を受けました。海外での翻訳も続々と決定し、人気はワールドワイドになっています。



 3位にランクインしたのは『俺、勇者じゃないですから。1 VR世界の頂点に君臨せし男。転生し、レベル1の無職からリスタートする』(原作・心音ゆるり 漫画・伊咲ウタ)。タイトルの通り、異世界転生モノの王道をいく作品です。投稿サイト「小説家になろう」で1300万PV の人気作が原作ということもあり、10月に発売されたにもかかわらず、爆発的な初速売り上げを記録している注目作です。


 このランキングをまとめた無料電子書籍『2021文藝春秋電子書籍ベスト100【文春e-Books】』を、12月17日より各電子書店で順次配信します。年末年始の読書計画に役立てていただける内容ですので、ぜひダウンロードしてください。


■書誌情報


書名:2021文藝春秋電子書籍ベスト100【文春e-Books】

著者名:文藝春秋・編

価格:無料

配信開始日:2021年12月17日(金)

Kindleほか、Apple  Books、楽天Kobo、Reader Store、紀伊國屋書店Kinoppy、BookLive!、hontoなど主要電子書店にて配信

商品ページ:

https://books.bunshun.jp/ud/book/num/1692114500000000000H



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