『被災地をつなぐさをり織り in 稲むらの火の館』機織り展示...

『被災地をつなぐさをり織り in 稲むらの火の館』 機織り展示・ワークショップを12月24日から26日に開催

150年の時をつなぐ・次につなげる 安政南海地震→スマトラ島沖地震

ツナミクラフトは、2021年12月24日から26日に、「稲むらの火の館」(和歌山県広川町)にて、2004年スマトラ島沖地震、2011年東日本大震災の被災者ら4,000人で作った「被災地をつなぐさをり織り」の展示とワークショップを開催いたします。なお、和歌山県で20都道府県目のワークショップとなります。


展示例 津波防災教育センター


今年は、東日本大震災から10年にもかかわらず、新型コロナウイルスによる肺炎の流行による感染防止により満足な10年目の行事ができませんでした。そこで、スマトラ島沖地震の起きた12月26日の前後に世界津波の日のルーツとなった広川町でなにかできないかと思い企画しました。


「稲むらの火」のモデルとなった安政南海地震の安政元年11月5日は、新暦にすると1854年12月24日となります。この時期に、舞台となった広川を訪ねることで、濱口梧陵が稲むらにつけた火が目印となり村人たちを助け心も体も温めたのかに想いを馳せることができます。


「被災地をつなぐさをり織り」の展示は主に「稲むらの火の館」内の「津波防災教育センター」にて行います。体験型や映像をつかい、私財をなげうって広村堤防などをつくることで村人たちの仕事をつくり経済的にも精神的にも支援を行い。堤防がのちの津波から村の命と財産を守るなどの常設展示とともに展示・体験することで後世に伝える大切さを学ぶ機会にしたいと考えています。



■ワークショップ概要

◇日程 :2021年12月24日(金)~26日(日)

     安政南海地震167年目(旧暦11月5日)~スマトラ島沖地震17年目

     10時から17時まで(入館は16時まで)

◇場所 :稲むらの火の館

     〒643-0071 和歌山県有田郡広川町広671

     TEL 0737-64-1760

     https://www.town.hirogawa.wakayama.jp/inamuranohi/

◇入館料:〔濱口梧陵記念館の入館は無料〕

     一般    500円(20名以上の団体は割引有)

     高校生   200円

     小・中学生 100円

◇展示 :「津波防災教育センター」内

◇機織り体験:「濱口梧陵記念館」交流・談話室

布を織る作業を体験してもらいます。織った布は、被災地をつなぐさをり織りの作品の一部になるため織った布は持ち帰りができませんが、織った人の記念写真をプレゼントします。(参加無料)

ひとりあたり、10-15分でできます。


機織りワークショップ

展示例 2015年1月17日 神戸


◆作品概要

「たて糸は被災地、よこ糸はみなさん」東日本大震災、阪神淡路大震災、スマトラ島沖地震の被災地で作った縦糸を19都道府県国外3カ国に運び、様々な人によこ糸を入れて布にした延べ400メートルの4,000人が携わった布です。布には携わった人の写真やメッセージがついています。


東日本大震災1000日目から、岩手、宮城、福島の3県から制作を始め、2015年1月17日の阪神淡路大震災20年目の日に東日本大震災にちなんだ311メートルを達成。2016年11月5日の初めての世界津波の日に、タイ王国プーケット県カマラビーチの津波慰霊碑のあるホテルで開催したレセプションの会場での展示、タイ王国パンガー県にある世界津波ミュージアムにて実施した東日本大震災慰霊祭での展示、岩手県宮古市役所に併設されたイーストピアみやこ、岩手県大槌町おしゃっち、2015年3月に開催した第3回国連防災世界会議に関連してJR仙台駅の商業施設での展示の実績があります。


※稲むらの火の館展示で20都道府県目になります。

大規模な自然災害から時間が経過すると、その記憶は薄れてゆきます。布を織ることや布を展示することで被災地と新しいつながりをつくります。次の世代に語り継ぎます。


2018年3月11日タイ国際津波ミュージアムにて



◆ツナミクラフトとは http://tsunamicraft.asia

自然災害の被災地の自立した復興の支援を目的に2005年から活動開始。フェアトレード、スタディツアー、ワークショップを実施しています。スタディツアーでは、タイ南部の地域の問題解決や津波から人々を守ったマングローブの保全などの学習を実践しています。


代表  :東山高志

所在地 :兵庫県西宮市浜甲子園3-1-3

TEL/FAX:0798-77-7785

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