企業情報サイト調査20211位は3年連続サントリー、2位資生...

企業情報サイト調査2021 1位は3年連続サントリー、2位資生堂

リニューアルしたユニ・チャームが3位に大躍進

トライベック株式会社(本社:東京都港区、代表取締役社長:後藤 洋)の調査・分析機関であるトライベック・ブランド戦略研究所は、有力企業246社の企業情報サイトについてユーザー調査を行い、その結果を発表しました。


■ サントリーが3年連続トップに、3位のユニ・チャームは昨年より大幅ランクアップ

企業情報サイトの6コンテンツ(「会社案内」、「ニュースリリース・プレスリリース」、「技術情報/品質・安全・安心への取組み」、「サステナビリティ・CSR・環境への取組み」、「IR情報」、「理念・ビジョン」)に対するユーザー評価より算出したCCサイト指数は、全246社のうち、トップに輝いたのはサントリー(3年連続)。次いで2位は昨年3位からランクアップした資生堂、3位のユニ・チャームはリニューアルし昨年45位からの大躍進となりました。

その他、上位には食品・水産、化学・繊維業界の企業が並びました。


CCサイト指数ランキング<総合ランキング上位20>

■ 企業ビジョンを明確に示し、企業ならではのサステナブルな取り組みを効果的に伝えられているかが評価の鍵      

1位のサントリーは「水と生きる」の理念のもと、サステナブルな社会づくりに貢献したいという想いをサイト全体を通じ効果的に伝えています。特に企業情報トップページの、森林の中を水が流れる様子を映した美しい風景動画は、企業の「想い」を「らしく」伝えた好例といえます。またサントリーは各コンテンツも非常に充実しており、コンテンツ別評価では「サステナビリティ・CSR・環境への取組み」「理念・ビジョン」で他社を大きく上回りトップとなりました。


2位資生堂もサントリー同様に「企業の想い」と「らしさ」が伝わるサイトとなっています。「グローバルビューティーカンパニー」を掲げる資生堂のサイトでは、多様な人種の女性の活き活きとした表情をとらえた写真画像を随所に使用し、トップページでも語られている「ビューティーの力で世界をひとつにつなぐ」という想いが視覚的にも効果的に訴求されています。トップページ評価では「企業の想いが伝わる」「企業のイメージに合っている」において高い評価を得ました。


3位のユニ・チャームは今年企業サイトを一新、昨年45位から大幅にランクアップしました。

ユニ・チャームの企業サイトでは、全ての人が自立し助け合い、自分らしく暮らし続けられる「共生社会」を実現するため、自社が担うべき役割をESG目標「Kyo-sei Life Vision 2030」としてサイトの全面に掲げています。

また、トップページメインエリアで「Kyo-sei Life Vision 2030」に紐づくユニ・チャームのサステナビリティ重要取り組みテーマ「私たちの健康を守る・支える」「社会の健康を守る・支える」「地球の健康を守る・支える」を大きく訴求するなど、ユニ・チャームの社会に対する真摯な姿勢、ビジョンを分かりやすく伝えています。サイト閲覧後の意識の変化では「企業への好感が深まった」「信頼が深まった」において高い評価を得ました。


上位3社について見ると、いずれも社会における自社の存在意義を明確に示し、それに紐づく将来ビジョンや取り組みの内容を大きく訴求しています。

昨今、SDGsやサステナビリティへの関心が高まりを見せる中、ステークホルダーの好感・信頼を向上させるには、上記のようなポイントを分かりやすく、そしてその企業らしく伝えていく必要があるといえそうです。


■ 「安心・安全への取り組み」への関心の高まり

また、本年調査では企業の取り組みの中でも特に「安全・安心への取り組み」に対する関心の高まりが見られました。

世界中の人々が自身の健康や経済面の不安など生活の安心を脅かされたコロナ禍。多くの人々が喫緊の社会課題に直面するという非常時を経験し、企業の取り組みについても今までより当事者意識を持って捉える人が増えた可能性があります。

今回のランキングでも安心・安全な製品・サービス提供への取り組みや、世の中を明るく元気にする取り組みを伝えるサイトが高い評価を得る傾向が見られました。その時々のユーザーの関心事を捉えつつ、企業情報サイトなどデジタルメディアで企業の取り組みを発信する重要性が伺えます。


<評価方法>

業種別に抽出した企業情報サイトのユーザーに、対象サイトのコンテンツを閲覧のうえ、その評価を行ってもらった。対象の企業情報は、「会社案内」、「ニュースリリース・プレスリリース」、「技術情報/品質・安全・安心への取組み」、「サステナビリティ・CSR・環境への取組み」、「IR情報」、「理念・ビジョン」の6コンテンツである。

総合ランキングであるCCサイト指数は、上記6コンテンツ各々の総合評価(5段階評価)の平均により算出した。(非上場企業は「IR情報」を除く5コンテンツ平均により算出)


<調査概要>

調査時期は2021年10~11月、インターネットを通じたアンケート調査により実施した。有効回答数は13,500人。


<調査内容の詳細はこちら>

http://brand.tribeck.jp/research_service/websitevalue/cc/cc2021/


<調査結果はこちら>

http://japanbrand.jp/ranking/cc-ranking/


トライベック・ブランド戦略研究所について

トライベック株式会社内に設置された調査・分析機関で、ブランドやオウンドメディアの品質・価値向上を実現させるためのリサーチおよびランキング事業を行っている。ブランドや企業のデジタルメディアに関する個別調査を行うほか、国内の主要企業を対象とした大規模調査を定期的に実施し、発表している。主な定期調査には、企業のデジタルメディアの価値を総合的に評価する「Web Equity」、企業情報をユーザーが評価する「企業情報サイト調査」、BtoBサイトのビジネス貢献度を評価する「BtoBサイト調査」、専門家によるウェブサイトの使いやすさを評価する「Webユーザビリティ診断」などがある。

URL:  https://brand.tribeck.jp/


【会社概要】

会社名 :トライベック株式会社

所在地 :東京都港区赤坂7丁目1番1号 青山安田ビル3階

代表者 :代表取締役社長 後藤 洋

設立  :2001年9月4日

資本金 :1億5千万円

事業内容:デジタルマーケティング支援事業、DXプラットフォーム事業、エクスペリエンスマネジメント事業、メディア/広告代理事業

URL :https://www.tribeck.jp/


【本調査に関するお客様からのお問い合わせ先】

トライベック株式会社 トライベック・ブランド戦略研究所所長 長谷山

TEL:03-5413-0177 / FAX:03-5413-0178 / E-MAIL:mail@tribeck.jp

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