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    ミドル1,500人に聞く「仕事の専門力」調査 ―『ミドルの転職』ユーザーアンケート―

    8割が「仕事の専門力を持つことは必要」と回答。 ミドル世代が考える自身の専門分野トップは「マネジメント」。

    調査・報告
    2021年11月25日 14:00

    人材採用・入社後活躍のエン・ジャパン株式会社(本社:東京都新宿区、代表取締役社長:鈴木孝二)が運営するミドル世代のための転職サイト『ミドルの転職』(https://mid-tenshoku.com/)上で、サイトを利用している35歳以上のユーザーを対象に「仕事の専門力」についてアンケートを行ない、1,564名から回答を得ました。

    調査結果 概要

    ★ 83%が「仕事の専門力を持つことは必要」と回答。理由のトップは「希望する仕事に就ける」。

    ★ ミドル世代が自任する専門分野の上位は「マネジメント」「業務管理」「営業戦略・営業企画」。専門分野の知見を得た経緯、9割が「本業での実務経験」と回答。今後身につけていきたい専門分野のトップは「経営戦略」。

    ★ 自身の専門力について、「代替は不可能だと思う」割合は約1割にとどまる。

    ★ 96%が「転職活動において、専門力の幅を広げられたり深められることを重要視する」と回答。

    調査結果 詳細

    1:83%が「仕事の専門力を持つことは必要」と回答。理由のトップは「希望する仕事に就ける」。(図1、図2)

    「仕事において専門力を持つことは必要だと思いますか?」と伺ったところ、83%が「必要」と回答しました。年代別に見ると、30代は78%、40代は82%、50代は87%と、年代が高いほど仕事の専門力を必要だと感じる割合が多いことがわかりました。


    「仕事の専門力を持つことは必要」と回答した方に理由を伺ったところ、上位は「希望する仕事に就ける」(全体:56%、30代:47%、40代:54%、50代:62%)、「給与・待遇のアップ」(同:52%、49%、54%、52%)、「キャリアアップ」(同:46%、40%、47%、48%)でした。50代では1位の「希望する仕事に就ける」を6割以上の方が選択した一方、30代では1位の「給与・待遇のアップ」でも回答率は5割未満に。年代が高い方ほど、仕事の専門力によって得られるメリットを明確に感じていることがうかがえます。


    【図1】仕事において専門力を持つことは必要だと思いますか?


    【図2】「仕事の専門力を持つことは必要」と回答した方に伺います。その理由を教えてください。(複数回答可)



    2:ミドル世代が自任する専門分野の上位は「マネジメント」「業務管理」「営業戦略・営業企画」。専門分野の知見を得た経緯、9割が「本業での実務経験」と回答。今後身につけていきたい専門分野のトップは「経営戦略」。(図3、図4、図5)

    自身の持つ専門分野は何かを伺ったところ、トップ3は「マネジメント」(45%)、「業務管理」(39%)、「営業戦略・営業企画」(30%)でした。どのように専門分野を身につけたかを伺うと、全年代で9割以上が「本業での実務経験」(全体:91%、30代:90%、40代:90%、50代:94%)と回答しました。2位の「専門的な資格の取得」(同:19%、19%、20%、18%)と大差がつき、大多数の方が実務を通して自身の専門分野の知見を得てきたことがわかりました。具体的なエピソードもあわせて紹介します。


    また、今後身につけていきたい専門分野を伺うと、トップは「経営戦略」(同:41%、40%、40%、42%)でした。年代別では1位の項目に差がつきました。40代と50代では全体と同じ「経営戦略」が1位だったのに対し、30代では「マネジメント」が43%で1位でした。


    【図3】ご自身の専門分野は何ですか?(複数回答可)



    「その他」の回答例

    ・事業承継コンサルティング(30代/金融系専門職)

    ・業界に特化した通訳や翻訳(30代/マーケティング・販促企画・商品開発系)

    ・教育研修、トレーニング(40代/サービス・流通系)

    ・生産管理(40代/技術系:機械・メカトロ・自動車)

    ・医療、介護分野(40代/技術・専門職系:メディカル)

    ・人事制度構築(50代/管理部門系)

    ・薬事、品質保証(50代/技術・専門職系:メディカル)

    ・リスクマネジメント(50代/その他)


    【図4】ご自身の専門分野をどのようにして身につけてきましたか?(複数回答可)


    具体的なエピソード

    ・自己啓発セミナーや外部の社長などとの対話から学び、学んだ内容を社内で実践することで身につけることができた。(30代/営業系)

    ・資格取得のためにスクールに通ったり、専門書を買ったりして学習した。(30代/サービス・流通系)

    ・コンサルティング会社に勤務していた際に数多くのプロジェクトを経験し、マーケティングの知見を身につけた。(40代/マーケティング・販促企画・商品開発系)

    ・社会人学生として大学院に通った経験が大きな自信となった。(40代/SCM・ロジスティクス・物流・購買・貿易系)

    ・転職や異動により、多種多様な環境でマネジメントに携わることができた。(40代/経営・経営企画・事業企画系)

    ・事業の立ち上げに関わることが最も即効性があり、自己成長に繋がった。(50代/営業系)

    ・ISO9001やFSSCなど国際規格に従事してきたことで業務管理におけるリスク管理を効率的に行なうスキルを身につけることができた。(50代/管理部門系)

     

    【図5】今後身につけていきたい専門分野は何ですか?(複数回答可)


    3:自身の専門力について、「代替は不可能だと思う」割合は約1割にとどまる。(図6)

    自身の専門力の代替可能性について伺ったところ、「代替は不可能だと思う」割合は11%にとどまりました。多くの方が自身の専門力について、一部または全部を「代替可能」と考えていることがわかりました。それぞれの回答の理由もあわせて紹介します。


    【図6】ご自身の専門力の代替可能性について、どのように思いますか?


    「代替は不可能だと思う」と回答した方

    ・数種類の職務経験の組み合わせによって得た能力だから。(30代/技術系:機械・メカトロ・自動車)

    ・知識をどう使うかの判断には経験が求められるから。(40代/サービス・流通系)

    ・マニュアル化や仕組化ができず、経験がものを言う分野だと思うため。(50代/マーケティング・販促企画・商品開発系)


    「代替可能な分野と不可能な分野があると思う」と回答した方

    ・業務内容は代替可能であっても、顧客からの評価は代替は不可能だから。(30代/営業系)

    ・AIが進歩すると、基本的なところは人的資源は不要になってくる可能性が高いが、突発的なトラブルのような予期せぬ問題への対応は、人によるコントロールがまだ必要になるため。(40代/SCM・ロジスティクス・物流・購買・貿易系)

    ・知識についてはある程度代替が可能だが、経験の部分は代替不可能な部分があるから。(50代/技術系:電気・電子・半導体)


    「代替可能だと思う」と回答した方

    ・それなりの年数を経れば、自然に身につくものだと感じるため。(30代/その他)

    ・専門的ではあるが、自分だけが身につけているわけではないから。(40代/管理部門系)

    ・世の中の職業は、すべて何らかの関連性で繋がっているため。(50代/コンサルティング系)


    4:96%が「転職活動において、専門力の幅を広げられたり深められることを重要視する」と回答。(図7)

    転職活動において、専門力の幅を広げられたり深められることをどの程度重要視するか伺うと、96%が「重要視する」(最重要視する:25%、重要ではあるが、最重要ではない:71%)と回答しました。転職先を検討する際に、専門力を培うことができるかどうかを重視するミドル世代が多くを占めることがわかりました。


    【図7】転職活動において、専門力の幅を広げられたり深められることをどの程度重要視しますか?


    【調査概要】

    ■調査方法:インターネットによるアンケート

    ■調査対象:『ミドルの転職』(https://mid-tenshoku.com/)を利用する35歳以上のユーザー

    ■有効回答数:1,564名

    ■調査期間:2021年9月1日~2021年11月15日


    ミドル世代に特化した求人情報サイト『ミドルの転職』https://mid-tenshoku.com/

    30代・40代を中心とした「ミドル世代」の転職/採用を支援する求人情報サイト。ミドル世代向けの求人を国内最大規模で掲載しており、経営幹部・CxO・部長クラスの募集など年収1000万円を超えるハイクラス求人も豊富です。経験やテクニカルスキルだけでなく、価値観なども重視した精緻なマッチングが求められる30代・40代の転職を、オンラインビデオ面談機能などを搭載した機能的な管理画面でサポート。 転職活動自体の生産性を向上させることで、心的・物理的な負荷を軽減しつつ、入社後の活躍に繋がる転職を支援します。


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    ◆本件に関する問合せ先

    エン・ジャパン株式会社

    広報担当:大原、清水、羽田、関、星

    TEL:03-3342-6590

    MAIL:en-press@en-japan.com

     

    ◆エン・ジャパン株式会社について

    社名:エン・ジャパン株式会社

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