司馬遼太郎が活写した幕末動乱期をコミック化!『新選組血風録』...

司馬遼太郎が活写した幕末動乱期をコミック化! 『新選組血風録』全3巻完結を記念して 10月11~17日まで300ページを無料公開!!

 株式会社文藝春秋コミック編集部は『新選組血風録(一)~(三)』(原作・司馬遼太郎、作画・森秀樹)の完結を記念して、文春オンラインにて10月11日(月)から17日(日)の期間限定で各巻の巻頭話、合計300ページ分を無料公開します。


 

https://bunshun.jp/category/shinsengumi

 

 文春時代コミックス『新選組血風録』は、司馬遼太郎の没後25年を記念して、『墨攻』や『戦国自衛隊』で知られる時代劇画の第一人者・森秀樹が満を持してコミック化したものです。


 

 維新前夜の京都の治安維持を任務として結成された新選組。腕に覚えのある浪人らが「鬼の副長」土方歳三の厳しい規律のもと、最強の剣客集団に鍛え上げられます。剣のみを信じ、時代の奔流に抗い続けた男たちの苛烈なる運命とは──。


 

 今回、無料公開するのは、「芹沢鴨の暗殺」(全12話)、「虎徹」(全9話)、「池田屋異聞」(全9話)の3篇です。

 

 「芹沢鴨の暗殺」は、新選組の筆頭局長となった剣豪・芹沢鴨が、その粗暴で傍若無人な振る舞いが災いして、近藤勇や土方歳三らによって謀殺されるまでを描きます。芹沢の死によって、近藤・土方体制が確立されることになります。



 「虎徹」は、新選組局長・近藤勇の愛刀虎徹が実は贋作だった、という話。新選組の評判が洛中で高まるにつれ、近藤の虎徹も浮浪志士たちの間で恐れられるようになります。偶然、近藤は本物の虎徹を入手しますが、ところが実戦ではまったく斬れなかった……。



 「池田屋異聞」は池田屋事件を新選組監察・山崎蒸の視点から描いた一篇。山崎には他人には言えない秘密がありました。曾祖父が赤穂浪士の一人でしたが、討ち入り前に命が惜しくなり、逃走していたのです。折しも内偵していた尊王攘夷派志士たちのなかに、赤穂浪士の末裔を鼻にかけた旧知の剣士がいることを山崎は知って……。


 

 10月15日公開の映画『燃えよ剣』やNHK大河ドラマ『青天を衝け』など、幕末時代を描いた映像作品がいま話題です。コミック版『新選組血風録』を併読することで、司馬遼太郎が描いた幕末世界への理解が深まるのでは、と考えております。

 

■書誌情報■

書名:新選組血風録(一)

販売価格:900円(税別)

体裁:B6判 並製カバー装

詳細URL:https://books.bunshun.jp/ud/book/num/9784160901049


書名:新選組血風録(二)

販売価格:900円(税別)

体裁:B6判 並製カバー装

詳細URL:https://books.bunshun.jp/ud/book/num/9784160901063


書名:新選組血風録(三)

販売価格:900円(税別)

体裁:B6判 並製カバー装

詳細URL:https://books.bunshun.jp/ud/book/num/9784160901070


■著者プロフィール■

司馬遼太郎(しば・りょうたろう)

1923年大阪府生まれ。産経新聞在職中の60年に『梟の城』で直木賞を受賞。66年の『竜馬がゆく』『国盗り物語』による菊池寛賞はじめ、多くの賞を受賞。主な著書に『坂の上の雲』『翔ぶが如く』『花神』『関ヶ原』『功名が辻』『菜の花の沖』など多数。幕末時代を扱った作品としては、『燃えよ剣』『幕末』『最後の将軍』『十一番目の志士』『峠』などがある。96年、逝去。


森秀樹(もり・ひでき)

1961年鳥取県生まれ。82年、「増刊少年サンデー」に掲載の「チェイサー」でデビュー。95年、『墨攻』(原作・酒見賢一)で小学館漫画賞を受賞。主な著書に『ムカデ戦旗』、『新・子連れ狼』(原作・小池一夫)、『戦国自衛隊』(原作・半村良)など。



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