ウォーターズ、米国質量分析学会(ASMS 2012)において スクリーニングアプリケーション用の新たな分析ツールを発表

世界最大規模の質量分析学会において、新たなベンチトップ型 飛行時間型質量分析計、オミックス研究用のプラットフォーム製品、 農薬スクリーニングおよび代謝物同定について主な内容を紹介

 カナダ、ブリティッシュコロンビア州バンクーバー ― ウォーターズコーポレーション(NYSE:WAT)は本日、新たな質量分析計、残留農薬スクリーニングおよび代謝物同定アプリケーション向けの新LC/MSシステム、そして新たなオミックス研究プラットフォームについて、質量分析業界における世界最大規模の米国質量分析学会(ASMS)において明らかにしました。
http://www.waters.com/XevoG2STof

 ウォーターズは、人気製品であるXevo(R)質量分析計シリーズに、新たにXevo G2-S QTofとXevo G2-S Tofの2機種を発表しました。これらは、ウォーターズが特許を取得したStepWave(TM)イオン光学系テクノロジーを、ベンチトップ型四重極 ― 飛行時間型質量分析計に初めて搭載した製品です。StepWaveは、オフアクシスのイオン源を用いた独自のテクノロジーで、質量分析の堅牢性、再現性、クラストップの感度を実現します。

 ウォーターズは、UNIFIを用いた3種類の新たなソリューション、ウォーターズスクリーニングプラットフォームソリューション、ウォーターズ農薬スクリーニングアプリケーションソリューション、ウォーターズ代謝物同定アプリケーションソリューションについても発表しました。UNIFIを用いたこれらの新たなソリューションは、一般的な目的のルーチンスクリーニング、食品中の残留農薬スクリーニング、および代謝物の同定、定量について、ラボが必要とするすべて(LCおよびMSのハードウェア、ソフトウェア、消耗品、スタンダード、試薬)を提供します。

 科学研究の前進に向け、ウォーターズは、イオンモビリティー質量分析による分析において、結果の視覚化と処理の方法の大幅な変革が見込まれる新たなソフトウェアについて発表しました。

「質量分析は、今日の分析ラボの中軸を担っています。質量分析がさらに普及し、主力技術になるにつれ、質量分析に対する研究者の期待は高まります。ウォーターズは、研究用の分析から日常分析に至るまで、分析領域全体にわたって様々な技術革新を導入しその期待にお応えしています」と、ウォーターズの質量分析事業部門バイスプレジデントのBrian Smithは述べています。「本日発表する様々な技術革新により、私たちは発見のための新たな道を切り開き、ラボがより正確な結果を迅速に獲得するための方法をご用意いたしました。」

【ウォーターズコーポレーションについて( http://www.waters.com )】
 ウォーターズコーポレーション(NYSE:WAT)は、50年間、未来につながる実用性の高い科学新技術を提供することによって、研究開発に携わる企業や専門機関の事業の成功に寄与し、世界中のヘルスケア、環境問題の改善、食の安全、水質管理の分野発展に貢献しています。
ウォーターズは、分離分析科学、ラボ情報管理、質量分析、および熱分析製品のパイオニアとして、お客様の確かな事業の成功のために、革新的な技術とラボ向けソリューションを提供いたします。

 5,400人の従業員を擁し、2011年には18.5億ドルの売上を達成したウォーターズは、世界中のお客様の科学的探究と成功を支援しています。

※Xevoはウォーターズコーポレーションの登録商標です。StepWave、UNIFI、The Science of What's Possibleはウォーターズコーポレーションの商標です。


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日本ウォーターズ株式会社
TEL :03-3471-7982
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