「服従せよ」「テレビを見よ」 現代社会を風刺するSF映画の金...

「服従せよ」「テレビを見よ」 現代社会を風刺するSF映画の金字塔 『ゼイリブ』 9月18日(土)よる7時~BS12 トゥエルビで放送

全国無料放送のBS12 トゥエルビ(本社:東京都渋谷区、代表取締役社長:須磨直樹)は9月18日(土)よる7時より『ゼイリブ』(1988年・米)を放送します。
©1988 Universal City Studios. All Rights Reserved.
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1.映画『ゼイリブ』

人間になりすまし人々の洗脳を図るエイリアンと、エイリアンの正体を看破できる特殊なサングラスを手に入れた主人公ら反乱軍の戦いを描く、カルト的人気を誇るSF映画。格差社会の到来を予知したかのような、資本主義経済への痛烈な風刺作品。
(英語・日本語字幕)
■監督:ジョン・カーペンター
■出演:ロディ・バイパー、キース・デビッド、メグ・フォスター ほか
■コピーライト:©1988 Universal City Studios. All Rights Reserved.
■番組HP:https://www.twellv.co.jp/program/drama/doyou-youga/archive-doyou-youga/doyou-youga-158/

2.みどころ(映画評論家・立花 珠樹 氏)

■B級映画的な楽しさが満載 進行する格差社会への批判も
ジョン・カーペンター監督『ゼイリブ』(1988年)は、いかにもB級映画的な楽しさにあふれたSFホラー・アクション映画だ。
舞台は、エイリアンに支配された米ロサンゼルス。彼らは人間の体を乗っ取り、テレビなどを通じて巧妙に世論操作し、着々と地球を侵略しつつある。
 建設労働者のネイダ(ロディ・パイパー)は、警官隊が襲撃し破壊した教会の跡で、牧師らがひそかに製造していたサングラスを発見する。それを掛けると、エイリアンの骸骨のような正体が見えるのだ。ネイダは同僚のフランク(キース・デイビッド)を説得し、真実を知った仲間たちとともに、エイリアンとの闘いを始める。
 カーペンター監督は『ハロウィン』(1978年)やSFホラーの傑作『遊星からの物体X』(1982年)など、恐怖をかき立てる作品で知られる。だが、『ゼイリブ』では、恐怖よりも、失業者が増加し貧富の差が拡大する社会の批判に重点を置いているように見える。
サブリミナル効果を狙って、エイリアンが人類に流す言葉は、「服従せよ」「考えるな」「消費しろ」「テレビを見よ」などだ。題名の「ゼイリブ」の後には、本当は「ウイスリープ」という言葉が続いている。「彼らは生き、われわれは眠る」だ。いろんな意味で、公開から30数年たった現在の方が、より面白く見られる作品かもしれない。
ネイダを演じたパイパーは、ジャイアント馬場とも闘ったことがある米国の人気プロレスラー。映画初主演のこの作品では、フランクにサングラスを掛けさせようとして路上で乱闘になり、プロレスの技を披露する見せ場もある。
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