新サービス『介護予防!VRコミュニティプレイ』開発を開始 2021年10月~2022年1月の体験会開催を希望する団体を募集
VRを使ってコミュニティへの活動、参加を促進! 介護予防に役立つことを目的とした新サービス
これまでもVR制作ワークショップを企画開催してきた株式会社C作業場(東京都新宿区、代表取締役:高根佐知子)は、介護予防に役立てることを目的とした、コミュニティへの活動と参加意欲を促進するサービス『介護予防!VRコミュニティプレイ』の開発を開始いたしました。
オリジナルVR空間内を移動し没入感を体験することで芽生える感情や、記憶、感想をファシリテーターと一緒に参加者同士で共有します。体験から得られる刺激や思考を表現することでお互いを知ることができるようテーマと内容設計を行います。普段は集団の中へ入ることが苦手だったり、ひとりの時間が多くなった世代にコミュニティへの参加意欲を促進させていくサービスです。
開発にあたり中央大学商学部斎藤正武ゼミナールと産学連携でサービスの有効性を検証していきます。
また、本サービス開発は『令和3年度 新宿区新製品・新サービス開発支援補助金』交付事業に採択されました。
■開発の背景
イベント、ワークショップ等で、子供から大人まで多くの方へVR体験のサポートをしてきました。
2020年8月に初めてシニア向けのVR体験会で80歳代の方を含む参加者が楽しく体験している様子をみて、VRの没入感、楽しさなどが感覚への刺激になるのではと考えたのが開発のきっかけです。年齢によるVR機材(ヘッドマウントディスプレイ、コントローラー等)の使用負担がどこにどのようにかかってくるか、また快適に体験するためにはどの機材を使用すれば良いかという点についても検証を始めています。
当サービス実施で「VR」と出会い、コミュニティが活性化されるよう開発を進めています。
■サービス概要
シニア層の新たなコミュニティ形成のツールとして、VRを用います。参加者は、ファシリテーターから与えられたいくつかのミッション(数、色、移動など)をクリアすることを目標にコントローラーを使い移動し、物、動物、植物、また実在するはずのない生き物と遭遇しながら楽しくVR体験をします。複雑なルールがないのが大きな特徴であり、ファンタジーなオリジナルVR空間内を移動する体験を通し、その感想やミッションをもとにグループトークを行い参加者同士が知り合っていくコミュニティづくりのサービスです。
■体験会の概要
<体験会実施内容>
1.VR機材(コントローラー)の使い方
2.中央大学商学部斎藤正武ゼミナール作成提供のVR空間体験
3.第1回テーマ『月面着陸!The surface of the moon』VR空間体験
各体験には、いくつかのミッション(数、色の確認、場所移動など)が用意されています。複雑なルールはなく、空間内を楽しく移動できることを大切にします。体験後は感想や、ミッションについて、また発見した物や記憶からの対話を行います。
終了後、アンケートへのご協力をお願いいたします。
■体験会実施希望について
申込方法 :実施希望の旨を、下記「送付先アドレス」にご連絡ください
<送付先アドレス>
<宛先>
株式会社C作業場 高根佐知子
<件名>
介護予防!VRコミュニティプレイ体験会希望(団体名)
<本文>
・団体名 所在地
・メールアドレス・電話番号
・窓口ご担当者様氏名・役職名
・人数 (検討中の場合は、その旨お知らせください。)
・体験会実施希望月または期間
(検討中の場合は、その旨お知らせください。)
・その他ご要望、ご連絡事項など
募集対象 :東京都内の60歳以上の方の為のコミュニティ運営をしている団体
例:シニア交流館 地域のシニアセンター 等
最小催行人数:6名以上 (人数が多い場合は、時間を分けて行うなど要相談)
費用 :無料
所要時間 :実施120分
対象地域 :東京都内
他、詳細につきましては、お申込頂いた方へご連絡させて頂きます。
人数、場所(設備)によってはご希望に添えない場合がございます。
ご不明点がございましたら、 s.takane@c-sagyoba.com までお気軽にお問い合わせください。
■お知らせ
第1回体験会は、9月に一般社団法人日本クールシニア推進機構(東京都港区、代表理事:柳久美子)の協力で港区での開催が決定しました。
募集、詳細はこちら↓
https://peatix.com/event/2712982
■体験会協力
一般社団法人日本クールシニア推進機構
○公式サイトURL: https://cool-seniors.com
<piieceプロジェクト>
piiece(ピース)は「寄りかかりあえる場をつくり、育てる」をミッションに、現在と非連続な未来社会の在り方を考えるプロジェクトです。
■産学連携
斎藤正武/中央大学商学部教授
AI VR ロボット、ビックデータ、クラウドなどの技術を中心に、そのようなIoTに関連する技術がどのような場面でどのように活用され、どう進展していくかについて研究を進めています。最近は、それらの技術を扱う技術者不足が懸念される中、プログラミング教育、ロボット教育、AI教育、xR教育の研究にも着手しており、特にxR教育については、VR(バーチャルな)空間をクリエイトし、体験することで、空間認識力が向上することに関する実証研究を進めています。
飯島史貴/中央大学商学部斎藤正武ゼミナール
徂徠春香/中央大学商学部斎藤正武ゼミナール
■VR/AR/MRクリエイティブプラットフォーム
STYLY Official Site: https://styly.cc/
■サービス開発/提供
株式会社C作業場
東京都新宿区四谷4-28-7 吉岡ビル4階
○公式サイト: https://www.c-sagyoba.com/
高根佐知子/代表取締役/開発責任者
新宿区四谷のコワーキングスペースC作業場の運営、各分野のクリエイターとの勉強会を共催、主催しています。
また、これまでの経験を活かし、主に子供向けのVR/ARを用いた体験学習形式のワークショップの企画・開催運営までを行っています。コミュニティの運営を基盤に、xRを用いた多くの可能性、実用性への魅力を幅広い年齢層へ向けて使用する側の立場で検証しサービス提供をしていきます。
中央大学商学部斎藤正武教授とは2015年7月小学生対象に論理と発想を鍛えるプログラミング講座を産学連携で行って以来、2019年には体験学習形式でVR制作ワークショップを行うなどVR/ARを用いて三次元での新しい表現方法と出会い空間認識力を高め、考え、生み出す力を育むxR教育を推進してきました。今までの知見を活かし合い、今回の開発に向けて連携して検証を開始しています。
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