「藻場をおこす、未来をつくる」全国的な磯焼け(藻場の喪失)問題に対し、漁業者、企業、行政が官民連携で、藻場再生を通じて、地域活性化を目指す好循環モデルの構築に取り組んでいます。

    ~ふるなび限定クラウドファンディング~

    調査・報告
    2025年8月25日 14:43
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    徳島県美波町から、豊かな海を未来へ! 〜「磯焼け」に挑む官民連携プロジェクトへのご支援をお願いします〜

    ①美波町の海
    ①美波町の海
    ②磯焼けしている海藻を潜水調査
    ②磯焼けしている海藻を潜水調査

    徳島県美波町の美しい海で、今、「磯焼け」という深刻な問題が進行しています。海藻が減り、海の豊かさが失われつつあるこの現象の主な原因は、海水温の上昇を起因とし、アイゴやブダイなどの草食魚による食害です。この食害により、アワビやウニ等の水産資源が激減しており、深刻な問題を抱えています。

    ③漁師と共に磯焼け対策の作業
    ③漁師と共に磯焼け対策の作業

    漁師と共に磯焼け対策の作業

    私たちはこの課題に対し、漁業者、企業、行政が一体となり官民連携で、「一般社団法人藻藍部(もあいぶ)」を設立しました。磯焼けの原因となるアイゴを「駆除」ではなく「活用」するという発想で、海の環境再生と地域経済の活性化を目指す、独自の「好循環モデル」に取り組んでいます。

    5つのアクションで海の再生を加速!

    ④5つのアクション
    ④5つのアクション

    5つのアクション

    藻藍部は「藻場をおこし、未来をつくる」をビジョンに掲げ、これまでに以下の5つのアクションで具体的な成果を上げてきました。

    (1)漁獲する

    ⑤水揚げされたアイゴ
    ⑤水揚げされたアイゴ

    水揚げされたアイゴ

    美波町と連携し、食害魚(アイゴなど)の取引を促進する補助金制度を導入。これまでに3.3tもの食害魚の取引を後押ししました。

    (2)加工する

    ⑥創作フレンチの寿司
    ⑥創作フレンチの寿司

    創作フレンチの寿司

    創作フレンチレストランや高校生との協働で、アイゴの生ハム、フィッシュカツ、ペットフードなど、多様な加工品やレシピを開発しました。

    (3)販売する

    ⑦さまざまなアイゴ加工品
    ⑦さまざまなアイゴ加工品

    さまざまなアイゴ加工品

    開発した商品は、展示会出品やECサイト、ふるさと納税返礼品として提供し、都内寿司店などでの取引実績も生まれ、販路を拡大しています。

    (4)再利用する

    ⑧子どもたちとの投込み
    ⑧子どもたちとの投込み

    子どもたちとの投込み

    シイタケ廃菌床を活用した藻場増殖資材を開発し、地元小学生との環境教育プログラムも実施。地域の廃棄物を海の再生に役立てています。

    (5)育てる

    ⑨微増した海藻
    ⑨微増した海藻

    微増した海藻

    藻場再生の活動により藻場面積が微増し、少量ですが炭素吸収量の増加を確認できました。「Jブルークレジット」の認証を申請し、2025年度内の徳島県初の認証を目指しています。

    今回の寄附の使い道

    ⑩母藻設置のようす
    ⑩母藻設置のようす

    母藻設置のようす

    藻藍部では、これまでの実績を基盤に、さらなる藻場再生と地域活性化を目指しています。
    今回いただいたご寄附は、特に「⑤育てる」アクションに最優先で活用し、母藻(海藻の卵)の設置強化や海藻の培養、草食魚の防除網設置、藻場モニタリング調査の拡大に充てさせていただきます。
    美波町の豊かな海を未来へ繋ぐため、私たちの活動を応援し、共に海の未来を創る仲間になっていただけませんか?
    皆様の温かいご理解とご支援を心よりお願い申し上げます。

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    ①美波町の海
    ②磯焼けしている海藻を潜水調査
    ③漁師と共に磯焼け対策の作業
    ④5つのアクション
    ⑤水揚げされたアイゴ
    ⑥創作フレンチの寿司
    ⑦さまざまなアイゴ加工品
    ⑧子どもたちとの投込み
    ⑨微増した海藻
    ⑩母藻設置のようす