最近、仕事でミスが増えてきた。

「うつ病」という言葉を最近耳にする機会が増えてきた。
あなたは、「うつ病」がどのようなものかご存じだろうか？又、他人事だと思っていないだろうか？

・眠れない・食欲、体重の変化・疲れが取れない・体のだるさ・憂うつな気持ちになる・落ち着かない・不安になる。

上記に書いた症状は、うつ病の典型的な症状と言われている。
2020年1月、コロナウイルスがまん延し、様々な対策が取られた。それに伴い今まで当たり前に出来ていた買い物、食事、遊びなどが制限された。

その頃から話題に上がりだしてきたのが精神疾患、いわゆる「うつ病」と呼ばれる病気である。
最近、芸能人の自殺、うつ病による活動の休止などが話題となった。
様々な生活の変化により大きなストレスがのしかかり、生活に支障をきたしてきている。

「うつ病」という病気を患う人が増える中で、
今までは他人事だった「うつ病」を身近に感じる人も多いのではないだろうか？

「うつ病」という名前を耳にする機会が増えたが、実際にどのような状態に陥るのかを知っている人は、まだまだ少ないのではないだろうか？

「うつ病」とは、気分の落ち込みや意欲の低下、不安・イライラなどの精神的な症状がみられる。その他に、体のだるさや痛み、しびれなどの身体的な症状がみられる場合もある。

「うつ病」になるときに、本当に恐ろしいことは「うつ病」という病気だけではなく、病気の治療に数年～数十年かかること。そしてその間は働くこともままならない為、収入が止まることに加えて治療する為に必須になるカウンセリングが1時間¥5,000～¥20,000と非常に高額であることがあげられる。

「うつ病」にならない為には、早めの治療、早めの予防が必要になる。
次に、「うつ病」の初期症状を細かくあげるので参考にし、あなたやあなたの周りの人も気をつけて欲しい。

「うつ病」の初期症状は、心・身体の両方に表れることが多い。

◆心の症状
・好きだった事への興味や楽しみがなくなる。・普段見ていたテレビや新聞を見なくなる。・好きだった音楽を聴くことをしんどく感じる。・人付き合いが嫌になる。・仕事が急に遅くなる。・身だしなみがだらしなくなる。・憂うつな気分や気持ちの落ち込みが続く。・過去の出来事を思い出して悩む。・季節感を感じられなくなる。・将来への希望がなくなり、悲観的に考えるようになる。・焦ってイライラする。・何でも自分の責任だと感じてしまう。・集中力がなくなり、能率が低下する。・物事の判断が遅くなり、自分で決断できなくなる。など

◆身体の症状
・食欲がわかず、食べ物が美味しく感じられなくなる。・性的関心や性欲が極端に落ちる。・ダイエットをしているわけでもないのに、体重が減少する。・胃もたれ、吐き気、下痢、便秘などの胃腸症状が続く。・眠りが浅くなったり、早朝に目覚めたりすることが続く。・目覚めの気分が冴えず、特につらいが、夕方や夜になると少し改善する。・微熱や低体温が続く。・身体がだるい、疲れやすい、億劫さが強い。・時々めまいや耳鳴りの症状がある。・周りの音が気になってビクビクしてしまう。　などがある。

「うつ病」になる原因は大まかに分けると2つある。1つは反応性うつ病という、周囲の環境や日常生活、考え方などが複雑に絡み合って引き起こされるが、いずれもストレスや喪失体験が大きく影響していることが多い。

たとえば身近な人との別れや離婚や病気、転職や引っ越しなどに伴うつらい経験がきっかけとなるパターン。

もう1つは内因性うつ病といい、特に原因や誘因もないが、突発的に脳内物質の急激な変化が起こるものがある。

いずれにしても、早期発見、早期治療が必須となるが、コロナ禍の影響により、心療内科も精神科も新規患者の受付を中止しているところが多いという実情がある。

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